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Goro・とおく

遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・

カテゴリー「ギター」の記事一覧

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アレンジ、楽し


某曲のギターアレンジに取り組み中で、最近、ギターを抱える時間が多い。 
毎日、通勤電車の吊革に掴まりながら頭の中でメロディを巡らせ、
思いついた音(ヒント)を帰宅してからいろいろ試すのだが、
それがとにかく楽しい。

取り掛かってから二週間。
何となく形になってきていて、自分の知識や技術レベルなりには
ソコソコまともに仕上がってる感じです。

コピーしたい曲はたくさんあるけれど、
歳(目?)のせいかTAB譜とにらめっこしながらの練習に辛抱がきかなくなっていて、
それでアレンジに向かっている感もありますが、かなり楽しい遊びです。
アレンジなので決められた完成型がないのも面白いところ。
延々と指を動かすワケなので老化防止にも役立つ。
・・・っていうか、これが一番大事(笑)


アレンジ、楽し。






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Andy Mckee - 眠れない夜に

岸部さんの楽曲はどれも素晴らしいのですが、
オススメを一つだけ選べ! と言われたら、
私は間違いなく 『眠れない夜に』 を挙げます。
仮に、ヘビーローテーションで24時間流されっぱなしの場に
閉じ込められたとしても飽きないし、ずっと心地よい状態を保てると思う。
それぐらいお気に入りです。
その 『眠れない夜に』 をAndy Mckeeが演奏している動画を
フェイスブックのフィードから知りました。



今や超有名なギタリストであるAndy Mckeeですが、
2005年の初来日の際、
岸部さん、中川イサトさんとのライブがCafe Rijnでも開かれました。
その際、Andyが 『眠れない夜に』 をいきなり弾き始めた瞬間があり、

わっ、弾いてくれるんだ。やったー! 聴きたい!!

と、思わず喜んだ場面があったことを覚えています。
その時は、当時、会場にいた皆さんも同じだったようで、
一瞬「わぁ~っ」となったのですが、それは束の間のことでした。
残念ながら、イントロの、しかも触りだけで終わってしまったのです。
それでも、当時、Andyもやっぱりこの曲が好きなんだということが
分かって、内心、とても嬉しくなった自分がいたことを思い出します。

六年越しでフル演奏が聴けてシアワセ。
何回も聴いています。


溺れて沈む如く

日曜日はRijnの発表会。

何度出てもダメです。
まともに弾けたことがない。
自分はこんなに緊張症だったっけ? と、毎度思います。(笑)

弦を押さえる指がプルプルくることに加え、
弦を弾じけずに空振りしまくるのが最近の傾向。

左の指→震え 右の指→萎縮

これじゃ、ミスタッチなんてレベルで終わるはずがない。

自分の演奏振りを例えるなら、

脚が痙攣して沈みかけ、
藁にもすがりたい一心で水面の上に手を伸ばし、
何かを必死に掴もうと指を動かしているが
空気しかキャッチできない。
そんな、海で溺れているのと同じ感じでした。

あの演奏席の周辺だけは
底が見えない深い海溝のようであり、
皆さんに比べて自分の海底は一層深い。(笑)

でも、でも、

あの「もがき」と終了後の「悔やみ」がないと
自分の一年は終わらない。
発表会が終わるとキモチよく歳を越せるのです。

けじめをつける‘振り返りの機会’?というか、
冬の発表会の内容にその一年の自分の身の処し方が
表われるような気がしている。
参加回数が増えるごとにそう思うようになってきた。

で、今年はどうだったんだろう?

やっぱり、全てに一生懸命さが足りなかったね。
何をするにもマジメじゃなかったような気がします。(笑)

来年はもうちょっとまともになっていたい。
(発表会について言えば)同じように溺れるにしても、
どうせならタイタニックのデカプリオみたいに
綺麗な顔で穏やかに沈んでいきたいものです。
慌てまくり、汗まみれの顔で落ちるだけじゃねぇ。(笑)

参加された皆さんのおかげで、いつも通りに楽しかった一日。
ホントにありがたいイベントです。


【My original guitar】episode #7

ちょうど一年前、昨年の 「Tokyoハンドクラフトギターフェス」の会場で
平光さんと仕様を打ち合わせしました。

自分は素人なので、良し悪しが分かるほどギターに精通していません。
何本か用意されたギターで、同じ曲を弾いて比較出来れば
やっと違いが分かるかな?・・・ぐらいのレベルです。
それだって 、各々の違いを説明しろと言われたら無理で、
「これが自分には好みです」という反応しかできないと思います。
そんな程度なので、仕上げて欲しい音の希望も単純でした。

“甘い” のが好みです。

平光さんにはそれだけお伝えしました。

そして一年後、出来上がってきたギターは
自分が気持ちよくなれる音を出してくれています。
前にも書きましたが、特に、1弦と2弦の音には
毎日失神しそうなんです。(笑)

Hiramitsu-SJ で演奏した録音音源がありますので、
興味ありましたらお聴きになってみてください。
演奏技術が伴わず、おまけに自作曲ゆえ、
ギターの素性を上手く伝えられていないと思いますが、
あくまで「参考」ということで。(笑)

下記URLのリストの No.15 が音源です。
http://kikumax.com/guitar/home

結局のところ、弾いている本人が気持ち良くなれれば、
それが自分にとって一番良いギターなんだろうと思います。
Hiramitsu-SJ は、間違いなく

超キモチいい~~~~~~~~ッス。


【My original guitar】episode #6

私のギター Hiramitsu-SJ を平光さんから提供頂いた
画像でご紹介します。

先ず全体のシェイプ。
2b556b11.jpg

下は製作段階の画像。ボディ内部のブレーシングです。
f1a648be.jpg

こちらも製作段階の画像。そのまんまボディ。
c219f17b.jpg

Hiramitsu-SJ には Type-east と Type-west の二種類があって
east の方はコンサバで west がゴージャス、って感じでしょうか。
双方の形状で明らかに違うのはヘッドとブリッジです。
私のギターは Type-east の方。

で、ヘッドはこちら。
84162f21.jpg

ブリッジはこちら。
9508c5d0.jpg

次にオプション仕様部分。

コンター加工。簡単に言うとアームレストです。
36754d18.jpg

カッタウェイ。ハイポジションでも指が無理なく届くようにえぐってあります。
a3f7794d.jpg

以前お伝えしましたが、エンドピンも加工してもらいました。
67086940.jpg

ea47482b.jpg

そして、どうしても入れたかった指板のインレイ。
モチーフは飼い犬の正吉です。
95ef2bfd.jpg

拡大して頂くと分かりますが、舌、歯茎、鼻の先、目も象嵌(ぞうがん)
されています。インレイだけで黒蝶貝・白蝶貝・黄茶系の木・赤系の木、
「材」が四種類使われています。厚さ1ミリでの加工を考えると、
たいへんな作業になっていたのではないでしょうか。
特に、目の部分は凄い作りになっていて、
黒目が5弦の太さと同じくらいの径、更によく見ると、周りの白目も
加工されています。こちらは2弦の直径程度の狭い幅です。
厳しい細工ゆえ、「諦めても構いませんので・・・」と伝えてありましたが、
平光さんは完璧に仕上げています。職人魂に感服!・・・です。

そして、サウンドホール周辺。ロゼッタは標準仕様です。
4217c29e.jpg

ネックジョイント部からボディはこんな感じ。
070320f8.jpg

板目の色も自分の希望にフィットしており、とても気に入っています。


※Serial No.1062
【Spec】 
Nut:width 44.5mm (E to E 37.5mm) 
Saddle:4.6mm width (E to E 56mm) 
Scale:645mm
Top:スプルース
Back:ローズウッド 
Fingerboard:エボニー
Neck:マホガニー
Pegs:gotoh 510

次回は音をご紹介します。
 


【My original guitar】episode #5

50歳になった記念にギターを作ろうと考えてから三年。
最初に打診した時から一年半。
仕様を打ち合わせてからちょうど一年。
ついに出来上がりです。
350b6e9e.JPG
15日の土曜日 「Tokyoハンドクラフトギターフェス」の会場で
平光さんから受け取ってまいりました。

今回、平光さんに繋いで頂いたのは丸山ももたろうさんを通じてのこと。
フェアにも来場されると聞いていたので、前日、
「会場に先に着いたら構わず弾いちゃって下さい」と
連絡を入れておきました。
その際、ももたろうさんから
『平光さんのギター、作るごとに良くなってるよ』と
聞いたこともあって、期待が高まります。

で、当日。

平光さんのブース目掛けて一直線。(笑)
展示台の上に置かれた My Guitar。
完成体とは初めての対面です。

いざ、手にして弾いてみる。

自分は素人なので腕もありませんし、ギターにも詳しくありません。
(ギターごとの出来の差が分かる人間では無いということです)
でも、このギターが良いことは直ぐに分かりました。
ざわついている会場の中でしたが、出てくる音が違う。
いわゆる“鳴っている”状態。

平光さん、製作パートナーのもたいさん、
お二人から揃って『鳴ってますよ』と事前に言われましたが
それが実感として良く分かる。

当初の打合せで「甘い音色を好みます」とお伝えしましたが、
間違いなくその仕上がり。
特に、1弦・2弦の音には失神しそう。(笑)
自分は、MartinのM-38というギターを持っていますが、
これもやはり甘い音色です。
でも、同じ“甘い音”でも種類が違っています。
平光さんのギターの方が響きにしっかり感がある。
甘くても軽くなく、且つ、透き通っている?・・・そんな感じの音です。

試奏したももたろうさんにも高い評価を頂きました。
平光さんによると、現在、ももたろうさんが
四本目をオーダーされているとのことで、
『このGoroギターの音の感じに仕上げて欲しい』と
要望があったそうです。
で、帰りがけに、ももたろうさんからは
『いつでも買い取るよ』と言われました。(笑)
それは冗談半分にしても、本当に良いギターなんだと確信した次第。

引渡しで、平光さんともたいさんが
ケースにギターを収めるところを見ていて、
何か、大事な娘さんを嫁に奪っていくような感覚に陥りました。
たくさん弾いて可愛がっていきたいと思います。

自分にとっては実に嬉しいことです。
そして、こんな素人のオーダーにお付き合い頂き、
平光さんには大感謝です。


各種画像は、次回、ご紹介させて頂きます。

 


【My original guitar】episode #4

平光さんのHPが久し振りに更新され、
私のギターの製作過程がアップされていました。
今回の工程は「フレット打ち」と「マスキング」「塗装」。

・フレット打ち
bea97fdf.jpg
指板に刻んだ溝にフレットを打ちこんでいる写真ですが、
ボディと合体してからフレット打ちされるんですね。
フレットが先に指板にセットされ、それからボディにくっつくのだろうと
想像していましたが、違ってました。

HPでは、『指板のそり具合にも関係する緻密で重要な行程』と
紹介されています。
平光さんのギターの特徴である“トーションネック”に
関わるからでしょうか、単純に打ち込むだけでは済まされない
作業のようです。

以前ご紹介しましたが、指板下端には愛犬である
“正吉”をモチーフにした改良版のインレイが収まっているはず。
ただ、平光さん的には『ヒ・ミ・ツ』にしておきたいらしく、
モザイクが掛けられています。(笑)
どんな仕上がりなんだろうか?
隠されていると余計に楽しみが増しますね。


・マスキングと塗装

ボディ塗装には非塗装部分のマスキングが必要。
きっちり塗装するにはマスク作りにも精度が
要求されるのではないでしょうか。

マスクをするために先ずブリッジの位置を決めます。
89236ed0.jpg
(ちなみにこのギターのスケールは646㎜)

そして、いよいよラッカー塗装に入ります。
ブリッジの接着部分と指板にマスクを施された、
私の可愛い娘がぶら下がっております。
ce8e34fa.jpg
塗装~定着~塗装~定着・・・これを何度も繰り返します。
平光さんは『早くマスクを剥がしたい!』と表現されていましたが、
私も『早く剥がして!』というキモチになってきました。

う~ん、待ち遠しい。
 


【My original guitar】episode #3

暫くお伝えしていなかったMYギターの製作近況について。

緻密な木工品のギターにとって「材」の伸縮は命取り。
だから、ギターの製作は高湿度の時期を避けるのが
一般的であると、マイミクmyoさんから伺ったことがあります。
今の乾燥期、ルシアー(ギター製作家)の方々は作業場で
奮闘を極めているのではないでしょうか。
私が依頼している平光さんもご多忙だったんだろうと思います。
HPの更新が11月1日でずっと止まっておりました。(笑)

もともと平光さんにはゆっくり作って頂こうと考えていて、
こちらから細かな状況を問い合わせたりはしておりませんでした。
が、気が付いたら三ヶ月近く未接触。(笑)
離れた場所で暮らす胎児(?)の近況を知りたくなり、
久し振りに連絡してみました。

作業は順調に進んでいるようです。
ボディとネックは既に合体しており、
今週中には指板にフレット打ちが施される予定。
懸念されていた正吉のインレイ(前回ご紹介した飾り細工)は、
昨日、メデタク嵌め込まれたとのこと。

追ってギター各部の画像も送って頂けるようですが、
先にブリッジピンの写真だけ届きました。
こんな感じです。

6fa44819.jpg

文字を入れたこのブリッジピンは「イニシャルピン」と呼ばれ、
平光さんのオリジナルで、『実用新案』の部品と伺っています。
ももさん(丸山ももたろうさん)のギターを見て気に入り、
私のギターにも装着をお願いしましたが、
“ももたろうスペシャル” のピンとは少し書体を変えられたようです。

段々と誕生が近づいております。

楽しみ、楽しみ!
 


56's hobby 【Photo】

写真撮影が好きです。 時々、以下のサイトに写真をアップしています。
-工事中-

56's hobby 【Guitar】

46歳の時からギターを弾き始めました。録音音源をアップしています。

◆Goro's guitar play



《所有ギター》
Hiramitsu-SJ 56's custom
Martin-M38
Morris-S55

56’s Theater

趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
-工事中-

最近のあれこれ

50歳を迎えた節目の記念にオリジナルギターを作りました。ルシアー(ギター製作家)は平光泰典さんです。
平光さんはクラシックギターの製作家として高名な一柳一雄氏に師事。独立され、現在は鉄弦(アコースティックギター)の世界に転じていらっしゃいます。私のような素人の下手っぴーがオーダーするなど失礼なことと思いましたが、快く引き受けてくださいました。

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