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Goro・とおく

遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・

カテゴリー「旅行・観光・見物」の記事一覧

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早起きは三文の徳

今回、前回7月に行ったばかりの道東に
間を置かず、しかもほぼ同じポイントに再度足を運びました。 
自分でもホントに好きだなぁと思います。

道東の魅力は自然。
どこに行っても“原生”を感じる。
長い時間ずっと変わっていないであろう風景。
やっぱり、それは美しい。
厳かに美しいです。

   ・

7月に釧路川源流部のカヌー下りを楽しみましたが、
その際、ガイドして頂いた そもくや のつっちーさんから
こんな話を伺いました。

『秋になって気温が下がると、
   早朝は川霧が発生してそれもまたキレイなんです』

今回の旅行はその時点で決まっていたようなものです。
聞いてしまった以上、

「そんなキレイな風景を見ることが出来るなら・・・」

当然、そういうキモチになります。

   ・

早朝5:30に入水。
霧中の川下りはとても幻想的です。
異次元の中に身を置いている感覚になる。
 
 
 
途中、天空に白円の輪郭。
てっきり月だとばかり思っていましたが、
霧がフィルターになって
昇ってきた太陽を直視できている状態だそうで、
これもまた実に美しい。

水の透明度、緩やかな流れ、むき出しの自然。
釧路川源流部の“原生感”は極上です。

無理なのは分かっちゃいるが、

嗚呼、カヌーが欲しい・・・(笑)









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「ヒグマ高密度生息地」ならではの話

今回も先日の旅行の余談です。

道東、特に知床が気に入っており、
先日の旅行が夏・冬合わせて六度目の訪問になりました。
北海道はデフォルトで広いため、旅程は毎度忙しい。
アレもコレも・・・と、欲張って周ろうとするとどうしても駆け足になる。
そして、大抵はクルマを運転する時間の方が長くなってしまう。
斯様なこともあり “やっぱり良い処はじっくり楽しもう” と、考え方を変え
去年は落ち着いて知床五湖を一周しました。

ba6096e2.jpeg

その結果、

fea27599.jpeg

足早に通り過ぎていた今までなら
多分出遭えなかったかもしれない光景を目にすることもできたのです。
それで今年は、もっと "ゆっくり"  "じっくり" 知床を楽しみたいと思い、
半日の貸切ツアーを予定に入れました。

今回、清流の森を案内して頂いたガイドさんは、

定番的な観光ガイドに留まらず、
お客さんの要望に相応しい場所を案内したり、
アクティビティを紹介する。
現在、知床にはそういった観点のガイドツアーが無いので
提供していきたいし、もっとメニューも増やしていきたい。

・・・ という考えをお持ちでした。

それはとても頷ける内容で、そのご意志には大いに賛同した次第。
知床を知り尽くしたガイドさんに旅行者が自分の希望を伝え、
オーダーメイドで最適のアクテビティを実現してもらえるなら、
満足感、価値感共に高まります。
すでに、一般的な見物周遊では飽き足りなくなっている
私のような観光客にとってはタイヘンにありがたいことです。

さて・・・

知床は世界でも有数のヒグマの高密度生息地です。
去年、知床五湖を巡った際、同行のガイドさん(大ベテランの方です)から

『私たちがいるこの場所から半径100メートル以内に
 クマは確実にいると思われます』

と、説明がありました。
スタートゲートを抜けた直後の遊歩道に足跡が残っていたこともあり、
そのお話はとてもリアルだったのですが、
大げさではなく、実際に知床はそういう場所なんだと実感します。
人間の生活圏とヒグマの活動圏は近接している。

見たこともない景観を楽しみたい、
滅多に出来ないことを楽しみたい、

これらを実現しようと思うと、ヒグマの棲む領域にお邪魔することが多くなり、
当然、彼らと遭遇する確率も高まることになります。
「キャ~ッ♪」と喜んで遠くに見えるヒグマを写真に収めるのとは
全く違う状況に身を置くことになるワケです。

もともと私はアウトドアよりもインドア志向のタイプなので
一人で森に入って行くようなことはありませんが、
たとえガイドさん同行であったとしても、
本当にヒグマが至近距離で登場したことを想像すると、
そりゃ、やっぱり恐いです。
森を散策中、そのあたりをガイドさんに訊いてみたところ
なかなか興味深い話が伺えました。

「今まで、ヒグマと最接近した距離ってどれくらいですか?」

すると・・・

『3メートルです』

と、あっさり答えが返ってきました(笑)

3メートル!? 3メートルですよ! 

ガイドさんが話してくれたその場面は・・・

最初、30メートルぐらい離れたところにいるのを見つけた。
動向に注意していたところ、クマが急に自分に向かって突進してきたので
咄嗟に近くの立ち木の陰に身を隠した。(熊とストレートに対峙しないよう
障壁を作ることが重要なんだそうです) そして、目の前にいる
クマに向けてクマスプレーを放射して撃退した。

それはガイドになったばかりの時だったそうで、

『撃退した後、確かに足はガタガタ震え、心臓はバクバクしていましたが
  振り返ってみて、無意識の内に冷静に対処していた自分に気づきました。
  自分でも意外だったんですが、それで、あぁ、これならガイドとして
  やっていけるな、と自信がつきました』

こう、淡々とおっしゃる。
凄いなぁと、素直に感心しました。

それは天性のもののようにも思いますが、
知床でプロのガイドさんになるには、頭で考える前に動物的に反応し、
且つ、自らを客観的にコントロールする能力というか、素質みたいなものを
備えていないと厳しいんでしょうね。

もう一つ興味を持っていたことがあったので、それも訊いてみました。

「知床には多くのガイドさんがいるんでしょうけれど、
 実際のシーンでクマスプレーを使ったことのある方って
 何人ぐらいいらっしゃるんですかね?」

『●人ですね』

私はこれからも知床でアクテビティを楽しむと思いますが、
もう、ずっと今回のガイドさんにお願いすることに決めました(笑)


【補足①】
「●人」以外の皆さんもきちんと訓練を受けておられるので、
知床のガイドさんはどなたでも頼りになります。
ご安心ください。

【補足②】
本来、クマは人間を恐れていて、存在を知らしめることで
彼らの方から離れていきますが、
もし、不運にも双方が気付かずに出くわしてしまったら・・・。
雑学的にも興味深い 『ヒグマ対処法』です。
http://www.shiretoko.or.jp/bear/index.htm



 


グッジョブ!

先日の旅行の余談です。


トイレ休憩で立ち寄った「知床自然センター」の出入り口に
このような掲示がありました。

23923d89.jpeg

「一度でいいから、連絡できるような場面に出くわしてみたいものだよね」

カミサンとそんな冗談を交わしてセンターを出た後、
ウトロの市街地方面にクルマを走らせて直ぐのことです。
突然、助手席のカミサンが叫びました。

「クマ! クマ! クマ~ッ!」

先ほど見た掲示の状況が、いきなり目の前に現われました。(笑)
今回で知床は六度目ですが、これほど近い距離でヒグマを見たのは初めて。
至って普通の道路脇の斜面。エゾ鹿ならそれなりに見かけるような、
ヒグマとの遭遇ということでは確率が低いと思われる場所です。

クルマを停め、急いでカメラを取り出しました。
熊までの距離は30メートルぐらいだったと思います。
山に戻ってしまう前に撮らなきゃ・・・と、焦ってレンズを向けましたが
設定が不調でシャッターが切れません。
茂みで薄暗かったため、慌ててISO感度をMAXにして絞り開放。
望遠ズームのテレ端でやっとこさ二枚撮りました。

35b.JPG

36b.JPG

こうして写真を見る限り、個体は子熊のようなので、
あの時、すぐ近くにはもっと大きな母熊が潜んでいたはずです。

今回のカミサンには感心。
薄暗い場所にもかかわらず、走るクルマの中からよく発見したなぁ、と思う。
以前、山梨県にはいるはずもない水牛を見つける? という大ボケを
かましてくれました
が、あの時とは大違いです。(笑)

が、

たまたま自然センターの車が通り掛かり、
降車して熊の動向を確かめていた職員さんが、
熊のほうにちょっと近づき過ぎたカミサンを見つけました。

『危ないから車の中に入ってください』

と、職員さんからきっちり注意されたカミサンは、

「すみません・・・」

と、身を縮め、カメラを隠すようにしてクルマに戻りました。
結局、発見者本人はブレブレの山林の写真を一枚だけ撮って終了。

「私が最初に見つけたのに・・・」

グッジョブ!(笑)



 

美瑛と富良野の写真

「北の国から」放映30周年記念の現地訪問(個人的イベント・笑)と
紅葉見物目的で10/15~17の三日間、富良野と美瑛に行ってきました。
ぐるぐると丘を巡りながら撮った画像を
『Sketch』というタイトルでデジブックにアップしましたので、
興味ありましたらご覧になってみてください。

http://www.digibook.net/d/5f148137911cac95b77ec057012ce672/?m

あいにくと旅程の大半が曇天と雨だったため、
見ていうちに気が滅入るほど写真が暗いです。(笑)
ただ、優れなかった天候のおかげで、
帰る日に大きな虹を三度見ることができました。
ビルだらけの東京では
虹を目にすること自体滅多にありませんが、
丘の端から端にアーチを描く虹が現れた時には
少なからず感動を覚えました。
直ぐに消えてしまうため慌てて撮ったせいで
写りはよくありませ
んが、最後で数点アップしております。



流氷サイトのブログパーツ

ページの左側に流氷サイトのブログパーツを追加しました。

  ・
  ・
  ・

流氷を見たくて、過去、冬の知床に二度行きました。
初めて行った時は最高のコンディションで、
どこまで続いているのか分からないぐらい氷塊がビッシリ。
SANY0007_1.jpg

頭上は完璧なブルースカイ。
しかも、前日の降雪で氷上は一面真っ白。
「青」と「白」、二色だけの世界でした。

氷の海の上を歩いて進み、沖合い(の位置)の流氷の上から
雪を被った知床連山を眺め、
DSCF0002_1.JPG

穴を開けて造られた流氷プールの中で遊んだ。
dscf0010-.jpg
DSCF0009.JPG

非日常。雪や氷とはほとんど縁の無い地域で暮らす私には、
全く異次元の世界。あの景観は忘れられません。

ということで、私は流氷マニアです。(笑)

で、

この時期になると毎年ソワソワし始める。
現地に行けないことが分かっていても気になるので、
毎日、流氷情報のサイトをチェックをしております。


流氷は遥か彼方、シベリアのアムール川河口で結氷したものです。
さらに遡れば、そもそも川の源はモンゴル高原にあるので、
かなりグローバルな自然現象とも言えます。

貼り付けたブログパーツから、現在、流氷がどういう状況(位置)に
あるかを知ることが出来ます。
ご興味ありましたら、クリックして是非ご覧になってみてください。

今年も、もうすぐやって来る。

一泊で良いから行きたいよなぁ。
どうしよう・・・。

小旅行のお話・・・その②

小旅行二日目は富良野と美瑛を廻りました。

一日中晴天だった前日の帯広と変わり、天気はイマイチ。
富良野では「曇り」~「晴れ」~「曇り」~「雨」。
美瑛は、ほぼ「曇り」で夕方に少しだけ「晴れ」。
頭上には常に黒い雲・・・。何かパッとしません。

そんな中で満足できたのが「哲学の木」の撮影。

私は美瑛にあるこの木が好きです。
ちょこっと斜めに立つ姿が、首をひねって思考する人間のように
見えるところから「哲学の木」と命名されています。

現地に着いたのがPM3時半。結局、暗くなる5時まで居たので
1時間30分、ずっと一本の木だけを撮っていました。

都会と違って遮る物が無いので空が大きい。
それと、被写体は同じでも、背景になる空の色・光の量・雲の形は
刻々と変化するので全く飽きない。

2003904d.jpg

撮影がホントに楽しかった。


旅行で美瑛を訪れ、去る時にいつも思うことがある。

『もう住民票を移したい』 (笑)
 


小旅行のお話・・・その①

ここ数年、紅葉見物に遠出をするのが慣例になっている。
今年も12~13日で北海道まで行ってきました。
帯広IN(紅葉見物)~(富良野・美瑛巡り)~旭川OUTの一泊二日。
いつものように弾丸ツアー。(笑)

今年、北海道の紅葉は例年より急ぎ足でした。
本来、帯広の紅葉は時期的に少し後になりますが、
ネット上の直前情報は「見頃」、天気予報も「晴れ」の表示。
行きのフライトでは襟裳岬もくっきり見えたし、
絶好の条件にワクワク感満載で帯広に到着。

が、

自分的には「見頃」じゃなくて「色づき始め」の感じでした。
やっぱり早かったんだよなぁ・・・。ちょっと残念。

で、

ぐるぐると市内のあちこちを巡る。
帯広をしっかり廻るのは二度目ですが、
前回、足を運ばなかった場所を中心に観光しました。
中で、かなり楽しかったのが「ばんえい競馬」。
一般的に言われる“競馬”とは別モノのホースレースです。
現在は帯広のみでしか開催されていません。


競馬を楽しみ始めたのが高校二年生の時。
血統やら、歴史やら、馬に関するあらゆることに興味が湧き、
色々と調べた時期があった。「ばんえい競馬」はその時に知り、
以来、ずっと『一度は見ておきたい』と思っていましたが、
やっと念願成就です。

6a4cde6e.JPG

いや、いや、これが実に面白かった。

ご存知の方もいるかもしれませんが、

★馬の種類
軽種馬(サラブレッド)ではなく重種馬(ばんえい馬≒農耕馬)
 
★競馬スタイル
騎手は馬に跨らない。馬が曳くそりの上に立つ。
が、何故かパドックの輪乗り~ゲートまでは騎手が騎乗する。(笑)
で、レース中は騎手が鞭を叩きまくります。
 
★競馬場の空気
家族的な雰囲気。来場者の目が血走っていない。(笑)
 
★競馬場の所在環境
街ナカにあって『家を出て少し歩けば入場』ってな感じ。
野球場が“ボールパーク”なら“ホースパーク”とも言えるスポット。
公園的要素十分。

など、全てが興味深い。
草競馬の楽しさが満載されています。
一番の面白さは、スタートからゴールまで馬と観客が
並走できることだろうか。こんな競馬は普通無い。(笑)


カミサンと二レース楽しんだ。
馬券は惜しいところで外れたけど、
大いに楽しんで頂けたようで何よりでした。


・・・続く。
 


一段落・・・二つのイベント終了。

Cafe RIJN の夏の発表会が終わりました。
オリジナルとアレンジ、二曲を演奏。

出来は・・・

ギターを弾きにいったのか、汗を流しに行ったのか分からず。(笑)
いつもの通りですが、まともに弾けませんでした。後悔多し。
でも、発表会はやっぱり楽しい。あの雰囲気が好きです。
次回は12月。精進、精進。



さて、

先週、12~14日の二泊で北海道に行ってきました。
今回は千歳-in → 函館-out。
倶知安~洞爺湖~函館といったあたりの道南巡りで、
「ジャガイモの花見」と「ベタな函館観光」がメイン。


まず、「ジャガイモの花見」。

時期が少し遅く、最盛期は過ぎていましたが
それでもあちこちで満開の畑を楽しめました。

が・・・

『良い景色だなぁ』、そう思って撮影していても
一向にときめかない。

???

どうやら自分の中では、ジャガイモ畑のデフォルトが美瑛に
なっているようで、倶知安の平坦な地形がどうもしっくりこない。
どこかで『丘』というか、『マウンド』というか、地面のうねりを
渇望している。“斜面フェチ”の人間であることがよく分かりました。


次に、「ベタな函館観光」。

函館を廻るのは多分五回目。
回数では富良野・美瑛に次ぎます。
それだけ気に入っているということ。
港の風景、坂道、夜景、建築物、食べ物、などなど。
何度来ても良い街だなぁ、と思う。

今回、函館の行動計画はカミサンに預けました。
旅行はいつもワタクシ優先で計画してしまうので、
相方的には不満も多かったはず。
少し前に大喧嘩したこともあり、そんなこんなで、
今回は気を遣うべきだろう、と素直に考えたからです。
(意外とエライ・笑)

「今度はこっち、次はあっち」
「これが美味しい、あれが食べたい」
「これが欲しい、あそこで綺麗に撮って」

買い物、食事、言われる通りにお付き合い致しました。
時間もたっぷり使えたせいか、喜んで頂けたのは何より。
カミサン孝行に徹した甲斐がありました。



※写真をアップしています。

  http://www.imagegateway.net/a?i=JnvgMXQFLq

  天候が不順で全般的に暗い写真が多いですが、
  興味ありましたらご覧になってみてください。
 


56's hobby 【Photo】

写真撮影が好きです。 時々、以下のサイトに写真をアップしています。
-工事中-

56's hobby 【Guitar】

46歳の時からギターを弾き始めました。録音音源をアップしています。

◆Goro's guitar play



《所有ギター》
Hiramitsu-SJ 56's custom
Martin-M38
Morris-S55

56’s Theater

趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
-工事中-

最近のあれこれ

50歳を迎えた節目の記念にオリジナルギターを作りました。ルシアー(ギター製作家)は平光泰典さんです。
平光さんはクラシックギターの製作家として高名な一柳一雄氏に師事。独立され、現在は鉄弦(アコースティックギター)の世界に転じていらっしゃいます。私のような素人の下手っぴーがオーダーするなど失礼なことと思いましたが、快く引き受けてくださいました。

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