最近はギターのインストしか聴かなくなってしまったが、玉置浩二さんと平原綾香さんの曲
だけはヴォーカルも聴く。特に玉置さんはずっと昔からお気に入りです。ホントにいい曲が
多い。叙情性を感じさせるところが一番嵌(はま)っているのかなぁ。それと、元気にして
もらえる素(もと)が溢れていて、嫌なことがあった時はその唄で結構助けられています。
中でも「しあわせのランプ」が大好きです。
『人は幸せになるために生まれてきた』
これが曲のモチーフ。歌詞の内容は?というと・・・
人は幸せになるために生まれてきたのだから、先ずは自分の思ったとおりに生きましょう。
でも、そうやって生きてりゃ嫌なことや辛いこともあるでしょ。そんな時は“しあわせ”だった
頃を思い出してみようよ。そこには「しあわせのランプ」があって、それに触れるともう一度
自分を取り戻せるはずだよ・・・
こんな感じでしょうか。で、「しあわせのランプ」とは何ぞや?って事になります。
人が“しあわせ”を感じる時、そこにあるのは「物」や「形」ではなく「心」や「気持ち」。
言い換えれば「人間」です。裸の心や気持ちを通わせ合える、気が付いて振り返ってみると
必ず暖かく灯りを放ってくれている、傷んだ時にはそこに還りたいと思わせる、そんな存在の
人=「しあわせのランプ」なのでしょう。そして、それが大概は家族であったり、友人で
あったりするのだと思います。
ふと思うと、自分の周りには「しあわせのランプ」が溢れていることに気付きます。カミサン、
子供たち、親、友人、仲間・・・。どんな時もあちらこちらに“暖かい灯り”を灯(とも)して
くれている人がたくさん、たくさん、たくさん・・・。果たして、自分を振り返ってみると・・・
自分は他人に対して「しあわせのランプ」になっているのだろうか?
そんなことを感じさせる日が稀にあります。近い人が辛い目に合っているのが分かった時
などは特にそう・・・。こんな時はどうすればいいのでしょうかね?「ランプの灯」は自ら寄って
行っちゃいけない気がする。とにかく“灯り”を放ち続けるしかないんだろうなぁ。無力かも
しれないけれど、いつもよりは強く、暖かく・・・それぐらいは出来るだろう。
今日はそんな“稀”な日です。
自分の中のオイルは絶対に切らさないように、灯りを強く。
その気持ちだけは忘れないように・・・。
辛いなんてもんじゃ済まないのに・・・
くそぉッ・・・
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