二女は中学三年生。吹奏楽の最後のコンクール出場が今週末にあって、それが終わると
やっと部活が終了して受験が目前に迫ります。一応公立志望なのですが私立も受験する
ので、ここのところ週末は学校説明会に出向いています。もう受験校を決定しなければ
なりません。今の中学生、特に女の子は、受験の志望理由をまず「制服のセンス」など、
学力とは関係無いところに求めるらしく、ウチの娘も「ここは可愛くないからイヤ」
などと生意気を言っております。それと学校独自の(ポリシーから生じる)雰囲気も
気になるらしく、こちらは表現としては「ウザい」などと申されます。まぁ、極めて
進学熱の低い親としては(笑)、"正直に生きる" 事をきちんと教えてくれる学校ならば
どこでもOKという気持ちでいるのです。とは言いながら、結果がハッキリするまで
落ち着きませんね。
振り返ってみれば、長女が受験する時も同じ感覚でした。彼女は最初から私立を希望
していて「お金がかかるなぁ」とは正直思ったけれども、希望通り行きたい学校に
行かせました。が、最近新事実が明らかになって・・・。
長女とカミサンは近頃外で二人で飲む機会が結構あり、先日は妹に関連して受験の事が
話題に登り、おおよそこんな会話があったようなのです。
妻:(妹は)公立希望で親孝行。あなたは最初から私立って決めてたし、妹とは大違い。
制服がカワイイとか、そうそう、イギリスにホームステイできるのが良いって
言ってたけれど、あれがあるから私立はお金がかかるのよ。結局英語も喋れないし
ホントに親不孝な娘だわ。
娘:今だから言うけど、ホントは違うのよね。
妻:どういうこと?
娘:学校はどこでも良かったの。
妻:なに、それ?
娘:ワタシ、汗っかきで暑がりでしょ。あの時は言えなかったけれど、冷房完備の
学校ならどこでも良かったの。公立には冷房が無いから私立を希望しただけ。
それだけだったのよ。
へッ!?
「正真正銘、あなたの娘ってことよ」
カミサンは笑いながらこんな事をワタクシに教えてくれたのです。
(終わった事とはいえ)聞いてしまった以上、自分の性格では普通ならキツイ言葉で
一度はイジメルところです。・・・が、今回は怒りません。何故なら自分が長女
だったら同じ選択をするに決まっているから。(笑)
元々、体質も性格も自分にソックリな娘。今さら言わなくてもいい事を言っちゃったり、
こういうところが本当にイヤになるくらい似ている。
嬉しいような、悲しいような・・・。 でも、やっぱり嬉しい。(笑)
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