ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの正吉(しょうきち)、Goro家の飼い犬です。
写真は2002年の12月に我が家の住人になった日のもの。ホントに可愛かった。
(勿論今もカワイイ) 当家は共働きの夫婦二人・子供三人・Goro母の家族構成。日中
世話を出来るのは母だけ。カミサンも犬は欲しがっていたのですが、母が高齢で世話が
厳しいだろうということで、当初は反対していました。それでも「飼っちゃえばなんとか
なるだろう」と(いつも通りの無責任な考えで)反対していたカミサンを説得し、結局
ワタクシが‘面倒をみる前提’で飼う事を決めたのですが、現実は正吉にとって厳しく、
このご主人様は嘘つきに加え自分本位で、あまり面倒をみてくれません。酔って帰れば
勿論、雨が降ればなおさら、ましてや朝は忙しい・・・などなど、散歩もお休みがち。
ただ、犬は確かに可愛いけれど大切にし過ぎるのはどうなの?ってところもあるし、
元々ワタクシは付き合う相手には“背中で自分を見せる”タイプ。言葉にあらわすなら、
そうですね・・・
「手は差しのべてあげられないけれど、いつも気にしているよ。それを感じてくれ」
というところを人間と同じように正吉にも厳格に適用しており、それを分かって
くれるであろう立派な一人前の"犬"として扱っているのです。(笑)
で、ここから本題。この正吉は散歩の時、時計回りで常にグルグル周回しながら前進
するという特徴的な歩き方を見せてくれます。要するに、真っ直ぐ歩かない、いや、
歩けないということ。(笑)母が高齢で腰が悪い為に放し飼いが出来ず、しょうがなく家の
中では大きめのケージに入れているのですが、どうやらこれが影響しているみたい。
常にその中でグルグル廻っているうちに癖がついてしまったようで、ケージ外でも
同様の動きになってしまいます。これは結構タイヘンで、散歩にはそれなりの技術が
求められます。(笑) リードの長さを半径としてご主人様を中心に廻るので、身体の
前・後でリードの持ち手を右→左→右→左・・・と継いでいかないと正吉に巻かれて
しまうのです。実際(彼女が単純にマヌケなだけなのですが)リードを持っている内に
『タコ糸でグルグル巻きにされただらしないハム』みたいになって立ちすくむカミサンを
何度か見かけた事があります。
人間も同時に移動してますし、常に廻っているワケではありませんが、正吉は・・・
走行距離×【円周率】3.14 をこなしているって事?
最近、それに気付いて「あぁ、正吉はエライ奴なんだぁ」と感心しているのです。
ご主人様の世話不足を自ら3.14倍にまとめ、
「総量は確保してますよ、ご主人様」そう言っているような気がしてなりません。
ン、違う?
あぁ、身勝手なご主人さまですこと・・・。
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