遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・
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Rijnの発表会の一週間後。先週の日曜日にそれは突然始まりました。
ギターアレンジです。
自分にとっては初めてのことですが、
「やるぞっ!」と、意思をもって始めたワケではありません。
ギターをいじっているうちに何となく・・・です。
最近繰り返し聴いている玉置浩二さんの楽曲があります。
メロディが耳についていたせいか、
ギターを弾いている時、冒頭部分のフレーズに
とても近い“音”を感じた瞬間があったのです。
「あれっ?」と、思って“音”を探り始めたそこから
一気に嵌(はま)ってしまいました。(笑)
あっちをいじり、こっちをいじり、
一つの音符にいくつかの文字(言葉)が乗っているのに気付かず、
えらく符を余らせたり、拍子が変わったり、
素人らしい新しい発見の連続。
毎日、ズルズルと面白い時間を続けた結果
不思議なことに(自分なりに)結構いい感じに仕上がってきた。
で、
一週間後の今日、「ほぼ完了」と言えなくも無い程度になりました。
最後まで通すとどんな感じに聴こえるのだろうか?
自分でも気になるので試しで録音してみたが、
案の定、原曲とニュアンスがだいぶ違ってた。(汗)
偶然から始まり、勢いだけで出来たアレンジ。
正直、こんなんでいいのかなぁ?・・・とも思う。(笑)
でも、初めてのことだし、形になっただけで上出来かもしれません。
何よりも新たな楽しみを見つけたのは収穫です。
冬の発表会までは時間が無いし、もう大きく変えるのは面倒なので
後は細かいところだけ修正してお終いにしようと思います。
で、今度は二曲目のオリジナル作りです。
再び、苦しくも楽しい時間に突入・・・。(笑)
昨日はRijnの冬の発表会で演奏。
一年に二回、夏と冬に開催されるこの発表会は今回で11回目の開催。
私としては6回目の参加になります。
参加者は全33組。11時からスタートして終了は20時。
9時間の耐久ライヴみたいなものですね。(笑)
参加者の演奏の他にゲストの演奏もあって、昨日は面白い組み合わせを
楽しむことが出来ました。
・津軽三味線+チェロ
・津軽三味線+パーカッション
津軽三味線って、弦楽器と言うよりも音階を持つ打楽器みたいですね。
目の前で聴くのは初めてだったけれど、迫力に圧倒されました。
それと、お仲間の“1623”さんが製作した木琴のお披露目。
いい音出てたなぁ。ホントにRijnファミリーの皆さんは凄いです。
Rijnの発表会は各人のギター演奏の発表に留まらず、こんなふうに
音楽に対する見識も高めさせてくれる。ありがたいことです。
さて、自分の出来はと言うと・・・
いつものように、指プルプル、汗タラタラ。(笑)
相変わらず、緊張しまくり。でも、汗“ドバーッ”までは至らず、
前回よりは多少良かったかもしれません。
いつかは家で弾いているように演奏したいなぁ、とは思うけれど
このチキンハートじゃ永遠に無理かもね。(笑)
でも、あの場で上手く弾けなくても、そんなの全く関係なし。
所詮「遊び」ではあるけれど、こうやって一年に二回、目標に
向かって行けること、自分には大事です。
一生懸命ギターを弾いて、そこに少しでも自分なりの上積みを
見つけられればそれで良しだと思います。
毎回感じることだけど、皆さんの演奏にはそんなピュアな空気が
溢れていて、自分の緊張感など関係なく、もうやみつきです。
自分を整える場が発表会って感じですね。
昨日、演奏のトリはRijnのますたでした。
あの『花』の演奏にはやられたなぁ。
ますたのキモチの入り方が音に表現されていたと思う。
胸に来るものが確実にあったし、大げさではなく空気がひとつに
なったような気がした。
目には見えないけれど、
アコギを愛する人、ここに集まれぇ~
そんな目印になる旗をますたが振っているかのように感じました。
「 Rijn 」 と 『 花 』
この組み合わせだからこそ・・・でしょうね。
で、
旗に集まった人たちは、また今日から精進デス。(笑)
素敵な夜なんて滅多に来てくれないもの。
が、昨日の横浜の夜に間違いなくその瞬間を感じた。何しろ私の5メートル先
には “神様” がいたのです。
ギタリスト、トミー・エマニュエルのライヴ。
もっと観たい!
・・・この表現で十分だろう。
二年前に大阪で観たライヴも確かに凄かった。でも、二度目の今回は格別。
「人」「景色」「芸術」など(物事は全てそうだと思うけれど)素晴らしいと思える
対象に触れた時、そのファースト・インプレッションはいいに決まっている。
それが本物かどうかは、『何度触れても最初と同じ素晴らしさを感じられるか
否か』 だろう。
2時間20分に渡りギターを演奏し続けた。弦を弾く、タップする。ボディを叩き
ネックを捻る。トップをスクラッチし、ブラシを打ちつける。同時に、観客を引き
込むパフォーマンスも忘れない。特定の曲が良いのではなく、全て含めて
みんな良かったのである。
ホントに凄い!
派手なスタイルの後の穏やかなバラード。ハープを聴かさているのかと思わ
せるハーモニクスの連弾。何をどう弾いても魅惑的。ギターが、「弾く」ための
楽器というよりも、親しく「遊ぶ」ためのトモダチ?のように見える。
二年前、「5年先までスケジュールが埋まっていて、今回のライヴを観ないと
次の日本公演がいつになるか分らない」そう聞いて大阪まで行った。実際は
(公演回数が限定されてはいるものの)去年も今年もトミーはこうして日本に
来ている。(笑) でも、そんなことは全く関係ない。却って、ガセな話であった
ことに感謝すべきかもしれない。何度でも観たいし、ずっと聴いていたいのだ。
ギターを自由自在に操るトミーの指を凝視していたら、自分の顔が緩み、
身体の中がワクワクと嬉しくなってくるのを感じた。それは、不意に・・・
『嗚呼、きっとこの人は目の前のことを何でも叶えられる人なんだろうなぁ』
と、羨ましくなってしまったからなんだけれども、気付くのが遅かった。
そりゃそうさ、そう思って当然。
だって・・・
“神様” なんだものね。(笑)
素晴らしい夜でした。
-WONDERFUL TONIGHT-
今日は夏休みを一日先取りして会社を休んだ。
横浜でトミー・エマニュエルのライヴがあって、
時間的に間に合わないので休暇にしたのです。
7月はライヴ三昧。
発表会とその練習会も含めると、8日~(本日)23日迄
実に7回も“音”を楽しむことになった。
岸部さん×2、NUDE VOICE、ももかん、らいんファミリー×2、
そして今日のトミーです。
凄いね。(笑)
ギターを始める前は、こんな時間の使い方なんて
想像も出来なかった。
この7回戦シリーズはどのライヴも素晴らしかったのだけれど、
各演奏者のパフォーマンスとは別に、自分にとっては格別に
嬉しい事もありました。
岸部さんのギターが大好きで、私にはその素晴らしさを
大いに紹介したくなる性向(というか、もはや性癖に近いモノ)がある。
大体は取引先の方々が多いのですが、すでに20人近くの方を
お誘いしました。実際にライヴを聴かれた後で皆さんに感動の
様子が伺えると、自分もとても幸せになれるのです。
中でも、今年1月にライヴを楽しんで頂いた三人(女性編集者)に
とっては、岸部さんの音楽がたいへん衝撃的だったようです。
ライヴの翌日に皆さんから頂いたメールは読んでいて
嬉しくなる内容でした。特に、その中のNさんの文面には
岸部さんの演奏をフューチャーして、
新しい仕事に取り入れられないか、
企画を考えてみたい
と、即行動に移られたことが書いてあってビックリ。
紹介した甲斐があったなぁ・・・と、嬉しくなり、同時に
ワクワクさせられたのです。
で、実際にプランは進み、岸部さんはこの7月のライヴで、
その企画に向けて作られた曲を二曲演奏してくれました。
岸部さんがMCでも言っていたけれど、最初にNさんから
聞いていたのは “1分半で一曲だけなんです” という内容でした。
岸部さんには言うに言えないご苦労があった様子も伺えたが(笑)、
結局尺も長くなり、曲数も増え、私達ファンにとっては有り難い
企画変更になったようです。
自分がお誘いしたことで線が繋がり、結果として、
岸部ファンの楽しめる曲が増えたような気がして凄く嬉しい。
ライヴ三昧にスペシャルなトッピング付き・・・って感じ?
この7月はとてもシアワセでございます。
ブログにアップするの久し振りだなぁ。時間はあったけれど周辺のいろいろな
事情で、書くほどのキモチの余裕が無くて随分と間が空いちゃった。
幾つかあった理由の中で私に余裕を与えてくれなかった一番の要素は
『RIJN発表会』のプレッシャーだったかもしれない。(笑)
で、その発表会も昨日無事に終わりました。
本番の結果は?というと・・・
過去の発表会と同じように落ち着きを失い、指とキモチがプルプルと震え続け、
台風四号のような大汗を流し・・・演奏はガタガタと崩れていきました。(笑)
演奏後は予定通り(?)“いつも”のように悔しくなり、帰宅してから演奏した
曲をあらためて弾いてみた。すると、これもまた、“いつも”の発表会の夜と
同じように普通に弾ける。結局、“くそッ!何であの椅子だと普通に弾けない
んだよぉ・・・” と、自嘲して一日が終わるのです。
これを繰り返して今回で早や五回目。成長が全く見られません。(笑)
ただ・・・
それだけでは終わらないこともいつもと同じだった。自分の悔しさとは別に
それを凌駕するモノが内面でグングン充満してくるのです。それは・・・
参加者のギター演奏の一音一音から感じ取れた懸命さ
とも言うべきモノ。
あの空気を感じられることが楽しくて嬉しい。「これだからやめられない!」的な
大事なモノなんだと思う。結果としての「上手い」・「下手」ではなく、仲間の前で
発表することの意義は大きい。量はともかく、弾きたいと思って練習したものは
演奏されて形になるはず。その集合場所が『RIJN発表会』なんだろう。それは
私だけでなく他の方々も同じだと思う。発表会で得られる充実感は素晴らしい。
RIJNに向かう前日の朝が悪天候だったせいか、今朝起きた時の晴れた空が
発表会後の爽快感とリンクして凄く心地良かった。心地良さの構成比は、
(プレッシャーからの)開放感15%+(内面の)充実感85% だろうか?(笑)
冬の発表会の時は、終了後の開放感の方は消したいよなぁ・・・。
挑戦意欲を高め、充実感だけが残るように頑張ってガンガン練習しよう。
発表会はホントに楽しいデス。