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Goro・とおく

遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・

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「創れる」時間は大切です

・・・旅行感想文の続き。小学生みたいだなぁ。(笑)


私が北海道に行く時には毎度持参するCDがあります。自分にとっては必須アイテム。

車が富良野周辺に近づいたら「あのCDに換えて」とだけ言う。するとカミサンが「どれ?」と
質問することもなく分かりきったようにセットする。これがそのCDです。


060914_01.jpg 












※北の国から -Original Score Version- (さだまさし)


TVドラマ「北の国から」のサウンドトラック。これが無いと北海道が実感し辛い。ある意味病気
ですね。(笑) 私は「北の国から」が大好きで、どちらかといえばマニアに近い。元々北海道に
行き始めた理由は、熱が高じてホームページを開こうと思い立ち、そのための取材が必要だった
から。ロケ地巡りを優先し、それに合わせてオマケで旅行を組み合わせるといったことをずっと
続けていました。それもマニアじゃないと分からない場面や場所を目指すので結構タイヘン。
いろいろなところに行きました。富良野・上砂川・中標津・根室・羅臼・札幌・旭川・帯広・・・
などなど。根室に行った時は台風の中をずぶ濡れになって撮影したし、上砂川では目指す家が
見つからず、それだけで2時間探し回ったこともあった。カミサンも「私の行きたいところにも行か
せてよ」と言っていたが、呆れずによく我慢したものだと思う。(笑)

話を戻すと・・・

ドラマに関連した場所が近づくと必要になるのがこのCDなのです。目に入る風景から受け取る
臨場感が断然違う。やっぱり病気です。(笑) 今回は南の方から富良野に向かった。帯広~新得と
進み狩勝峠を過ぎて少し行くと南富良野に入る。穏やかな丘陵とその先に十勝連峰の見え始める
ポイントがあって、そこでいつものようにCDをかけ始める。『♪ア~ ア~ アアアア ア~ア♪・・・』
さだまさしサンがスキャットする例のメロディです。これで“富良野モード”全開!(笑)

ロケ地の撮影は一昨年でほとんど終わった。だからもう富良野に来る必要は無いはずなのだけれ
どもこうやって来てしまう。何度か来る内に景色が大好きになったようです。勿論私は都会の人間
なので、当地に住んでいる方の辛さ(特に冬期の厳しさ)を知らずに言っているだけ。それどころか
住民の方は観光地化してしまったことで、受ける恩恵よりも却って迷惑を被ることの方が多いの
かもしれません。そんな都会人のお気楽な感じ方だと言われても、それでもやっばり良いのですよ。

自分は富良野や美瑛が好きです。


例えば・・・


060914_02.jpg





















丘と空と木を見ているだけで心が落ち着くし


060914_03.jpg





















それが収穫後の土だけの風景であっても美しい。


060914_04.jpg





















風の中、地に映り込む雲の影を追っているだけでもあきないし


060914_05.jpg

























こんな一本の木を眺めているだけで自分を取り戻せるのです。


お気に入りの風景を見つける(探す)旅行というのはいいですね。


結局、今回も三日間の内半分は富良野と美瑛でこういう風景を見ていた。カミサンと二人で
ぼぉッと景色を見ていただけの時間だったけれど、どんな観光スポットを巡るよりも価値が
あるように感じる。それは、旅行に時間を「遣う」からではなく、旅行で自分達の中に大切な
時間を「創れる」からだろうと思う。


次はCDの音と共に雪景色の富良野と美瑛を見てみたい。



感想文は続く。・・・かも?(笑)





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