遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・
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息子が未だ小さかった頃、
将来、就いて欲しいなぁと思った職業が二つありました。
“寿司職人”と“整体術師”だったのですが、
それは勿論、「金を払わずに好きなだけ食べられる」し、
「凝ったらいつでも揉んでもらえる」から。
当時は、髪型を常に寿司職人風にカットしたり、
本人を洗脳する為にいろいろと工作した。
結構本気だったんです。(笑)
・・・って言うぐらい、お気楽な父親でした。
さて、
来年の四月入社に備えて長男と二女が就職活動中です。
前年度と同様、今年も就活の学生には厳しい状況。
生まれたタイミングの違いだけなのにホントに可哀想だと思う。
自分が就職活動をしたのは30年以上も前のこと。
時代も違うので比較は出来ないけれど、
今よりも随分とのんびりしていたように思う。
「有効求人倍率」なんて気にしたことない、
っていうか、そんな言葉は聞いたこともなかった。(笑)
反して、
長男はかなり周到に準備をして臨んでおります。
去年、二社で経験した企業インターンシップも、
募集の早い会社への足馴らし目的のエントリーも、
全て来るべき佳境に備えた練習の一貫らしい。
就職活動に関わる行動は全て計算されており、
緊迫感の欠片(かけら)もなく、流れに任せて会社を選択した
自分と比較すると、その真剣さには感心しきりデス。
自分には真似できません。
が、
その息子が最近弱気になっている。
結果が見えない中、幾つも会社を回るうちに疲れちゃった様子で
数日前、珍しく弱音を吐いていた。
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玄関に並んでいた息子の就活用の黒い革靴。
これで随分歩いたんだろうと思う。
しっかり考え、備え、行動している人間には、
必ずや相応の良い結果が付いてきて欲しい。
靴底に出来た大きな穴を見つけて、そんなことを思いました。
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