職場に妊婦さんがいらっしゃいます。2月が予定日なので、だいぶお腹も大きく
なってきました。時々お腹を"トントン"して、動いている赤ちゃんと会話しています。
ワタクシが同じ動作をすると"高見盛"になってしまいますが、いいですよね、母親が
見せるこういう場面は。あの"トントン"したり、"ナデナデ"する動きに、昔のカミサンを
思い出したりもします。
彼女のご懐妊が判明してからというもの、普段は何かにつけイジメているくせに(笑)
無意識の内に結構気を回している自分がいます。女性が少ない職場で、自分としても
部下の出産は初めてのケース。なので、余計に気遣ってしまうのかもしれません。
で、出産のプロセスを15年前に完了している(しかも本人じゃない!)身としては
いろいろカミサンに質問をする訳です。
「腹帯ってどういうのだっけ」「何ヶ月から安定期に入るの」「ツワリの時期って
どれくらい続くの?」「実家には出産後何ヶ月までいたっけ?」
「妊婦さんにはこの時期どんなことを気をつけたらいいの?」
などなど止めどなく・・・。
するとカミサンは
『あなた、私の出産の時はそんなに気を遣ってなかったじゃない。だいたい、出産~
子育ては私一人にまかせていたくせに。あなたは造っただけ』などとおっしゃられます。
「エ~ッ、そんな事はないぞ!」 と言いたいところですが、すでに当時の記憶もとんでおり
結局「ウン、その通り!」と笑って返すしかありません。
当時、妊婦のカミサンから『蹴飛ばした時に足がボコッと出るからお腹触ってみて』と
言われて、それだけでドキドキしてた覚えがある。実際、出産という事実そのものを
恐がる気持ちがあったし、自分はこういう事にからっきし弱いです。カミサンには
悪いけれど、当事者じゃなくて観察者になっていたかもしれません。
少し前、かの部下の妊婦さんが調子悪そうにしていた時、前述のごとくいろいろ
質問をしていたら・・・
『私ゃ~三人とも9ケ月まで勤務して、保育園でよその子を保育してたのよ』と
言われました。やけに説得力があってこの発言には感服したなぁ。三人の子を持つ
母親はホントに強い。
「ごめんなさい。私ゃ~あなたの四人目の子どもでした」
・・・って感じです。(笑)
部下の妊婦さんには、無事な出産を望むばかり。
ウチのカミサンほど強くならなくていいから、とにかく、頑張れ~!
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