夏休みにカミサンと娘二人はオンナ三人で旅行に行くらしい。
目的地・交通手段・現地での過ごし方などなど、毎日のように打ち合わせをしている。
・・・が、決定まで時間の掛かること、掛かること。(笑)
カミサンはそんな場面を、ワタクシに積極的に見せたがっている・・・ような気がする。(笑)
楽しそうに打ち合わせをしながらチラチラとこちらを伺っていて、これがとても笑える“画”に
なっているのです。なぜかというと・・・
2月にワタクシが息子と二人で知床に流氷を観に行った時、カミサンは旅行に入れなかった
ことから、どうも(旦那にではなく)可愛い息子にヤキモチを妬いていたようで、“被”疎外感を
たっぷりと含んだ悲しげな表情を見せていました。(笑) そのせいだろうと思うのですが、
「今度は私の番よ。娘と行くのよ。いいでしょ~ぅ。羨ましいでしょ~ぅ。フン!」
てな声が聞こえるぐらいの気迫をプンプンと発している。まるでワタクシに見せつけるように
打ち合わせをしているみたいで、それは、それはカワイイ。(笑)
ただし、見せつけている割に実際の打ち合わせの内容は?というと、かなりイカしており、
こんな会話が・・・
長女:一泊だし、近いところの方がいいよね
カミサン:そう、2時間ぐらいで行けるところがいいね。あっ、函館に行ってみない?
★確かにフライトだけなら2時間とも言えるが、もう既に距離の概念がぶっとんでいる★
二女:エ~、飛行機で行くの面倒だヨ。それはやめようヨ
長女:箱根あたりにしようヨ。岩盤浴のできるホテルがいいナ
カミサン:あ、それいいかも!
★わざわざ箱根に行かなくても岩盤浴なら船橋でも楽しめるじゃん★
カミサン:ねぇ、広島もいいんじゃない? 2時間で行けるでしょ
★ぷッ! 今度は広島!? 突然に何だそれ!?★
Goro:「のぞみ」使ったって2時間じゃ大阪辺りまでしか行けないでしょ
カミサン:私たちの話に首突っ込まないでよ。でも広島ってそんな遠かったっけ?
★位置関係も分かってないのに、よく唐突に広島って言えるなぁ・・・★
カミサン:あなた、又笑ったでしょ
Goro:いいえ、笑ってません。あきれてました
長女:「じゃらん」で探したら鬼怒川のこれもいいよ
カミサン:どれどれ。じゃ、ここに決めちゃおう
長女:お父さん、鬼怒川ってどうやって行くの?
Goro:自分たちで研究してみれば?
カミサン:いいのよお父さんに頼らなくても!
★おぉ、じゃ、お前が仕切ってみろ。お手並み拝見(笑)★
長女:お父さん、東武の特急だよね?
Goro:しりまっせ~ん
カミサン:いいのよ訊かなくて。柏から特急で大宮で乗り換えでしょ?
★エッ!? いつの間にそんな特急ができたんだ!? あっ、同じ東武だから東武野田線で行けると
思ってるんだ。すっげぇ~ッッッ! 単線のところがあるから衝突事故になるぞぉ~★
Goro:死ぬまで鬼怒川に着けないよ
カミサン:あなた馬鹿にしてるでしょ
Goro:い~や、柏の駅でうろたえる三人がカワイソウだなぁ、と思っただけ
こんな会話が続いた挙句、結局鬼怒川に決まったらしい。(笑)
次の日、たまたま帰宅時間が合って駅で一緒になった。途中で日光・鬼怒川方面のガイド本を
購入していたらしく、
「このレストランいいでしょ。ほら、こっちも」
としきりに話しかけてくる。楽しい旅行になるであろうことを認めて欲しいらしい。(笑)
「いいねぇ、楽しそうで。ホントに羨ましいよ」
こう返してあげた。一瞬気を良くしたようだったが、ワタクシが
「いいねぇ。あっ、この店もいいねぇ。これも、これも、これも。あらら、こっちもいいねぇ~」
と、続けたところ
「ウルサイッ!」
・・・ですと。
いい旅でありますようお祈りいたします。(笑)
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