日曜日は夕方からカミサンを連れて水道橋Rijnに。代田幸子さん と NUDE VOICE の
ジョイントライブ です。凄くよかったなぁ。
新鮮に聴けたのは決してギターのインストを聴くことに馴れてしまったせいではないと思う。
そんなこと以前に歌がとても、とても心にしみた。あらためて言葉のチカラはとてつもない
ものであることを教えられた。
まず、代田幸子さん。
代田さんは大阪をホームに活躍されているシンガー・ソング・ライターです。今回は初めての
東京ツアー。私は全く予備知識も無いまま初めて聴かせてもらいました。曲、歌詞、そして
チカラのある声。胸にビンビン届きました。言葉が生きているというか、着飾っていないというか
とにかく自然に入り込んできた。どの曲も良かったけれど、特に大阪弁剥き出しの歌詞で歌
われた「おばあちゃんの唄」にはやられた。泣けました。
そして、NUDE VOICE。ライヴは以前ブログに書いた時以来二回目。更に好きになっちゃった。
Chikaちゃん(鈴木智佳子) とKoheiくん(酒井康平)。ギター二本。シンプルでナチュラル。
素晴らしいハーモニー。最高! ワタシの世代、サイモン&ガーファンクルを知る人達には
たまりませんね。懐かしく心地よい響き。ホントにいいデュオです。二人の声質はとげとげ
したキモチを平らにしてくれる。1stアルバム“SLOW WAVE”に入っている「蒼い鳥の島」が
大好きで、今回そこに上乗せで曲の成り立ちを知ってしまった故・・・目を閉じて聴いていたら
かなりしみてしまった。この半年、そのイメージがかぶってしまうことがあったせいか泣けて・・・。
こうやっていいライヴを観れること、聴けること、つくづくシアワセだと思う。ギターを弾き
始めて二年半。その頃、自分にこんな世界が待っているとは思いもつかなかったものなぁ。
Rijnのますた、Rijnファミリー、素晴らしいプレーヤー、人生を半分進んだところで出逢えた
「人」と「音楽」に素直に感謝したい。そして何よりもギターを弾く切っ掛けを作ってくれた
大切な友人に“ありがとう”。
Rijnのライヴの後はいつもそういう気持ちになれるのです。
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