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Goro・とおく

遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・

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こんな先生、イヤだ!

「同僚(=Aさんとします)から聞いたのよ」

そう言ってカミサンが教えてくれた話に呆れた。Aさんには小学二年生になるご子息
(=B介クン)がいて、ある日Aさん宅に『B介様・保護者様』という宛名の封書が
届いた。差出人は去年の秋に結婚したB介クンの担任の●●子先生の旦那様(この
方も別の小学校で先生をしている)で、結婚式のツーショット写真2枚と共に、要約
するとおよそこんな感じの手紙が入っていたようだ。

****************************************

結婚に際しては保護者の皆様から祝電や花のプレゼントを頂き大変感謝している

かねてより自分達は(新婚旅行に行く)結婚3ヶ月でお祝いをしようと話をしていた

私から●●子に何をプレゼントしようかと考えたが、●●子が一番喜ぶのは大好きな
▲年■組の子供たちからの絵とメッセージだろうと思い立った

ついては同封の用紙の片面に絵、その裏面にお子様と保護者の方にメッセージを
書いて欲しい。絵に関しては「●●子の花嫁姿」を想像して書いてください

●●子には“サプライズ”なモノにしたいので、返信は家ではなく自分の勤務先の方に
同封の封筒でお願いしたい

皆様からの『お祝いメッセージ&イラスト集』として×月×日に●●子に渡す予定です

****************************************

・・・ということで、「花嫁姿」の絵柄指定に留まらず、ご丁寧にも送付期限まで指定した
内容になっていたらしい。

Aさんは「これはとちょっとおかしいよなぁ・・・」と思って放っておいたのだが、送付期限を
過ぎた後、

××月××日までに届けば(予定している)×月×日までに、全員のメッセージとして
●●子にプレゼントを渡せるので、どうにか協力をして欲しい

こんな内容の催促ハガキが届いたようだ。Aさんは、仕事の関係でPTAの役も出来て
いない状況もあるので、全体融合を考えてしょうがなく供出したらしい。


これを聞いた自分は、●●子先生の旦那先生のしている行為に呆れてしまい、

「俺が保護者だったら絶対に協力しない。大体からして個人情報が漏れてる訳だから、
その事実を指摘し、ついでに『その旨を貴方の学校長にチクりますよ』という手紙を
絵とメッセージの代わりに返送するな」

そう言うとカミサンは、

「私が●●子先生なら受け取ってもドン引きするね」

こう言った。で、二人して

「●●子先生がプレゼント受け取った時点ですぐ喧嘩だね」

と、大笑いしたのです。


ところが・・・

Aさんから、後日あった保護者会の話を聞いてまたビックリした。席上●●子先生は
大感激で感動に震え、泣きながら感謝の辞を述べたらしい。それと、その日配られた
学級便りには、

・プレゼントを貰って、嬉しくて嬉しくて泣いてしまったこと
・一番欲しかったプレゼントだったこと
・ハネムーンに行った南の島での様子

こんなプライベートな話が満載されていて、紙面全体の半分以上が使われていたようだ。
チョーお似合いの夫婦だったってことですね。(笑)


だけどこの二人、少し勘違いしていないだろうか。

感激屋さん?、それはOK。感謝のキモチ?、それもOK。

しかし「公」「私」の割合が違うだろう。子供達は二人のプライベートを飾る材料じゃない。
ウェディングケーキのローソクではないのだよ。二年生の子供たちが、先生を祝う為に
全員が揃って自分の意思で自主的に絵を描いたり、メッセージを書けるはずがないでしょ。
そんな半ば強制的に集めたお祝いで、本当に喜べるのだろうか。●●子先生が一番
喜ぶのは、そのアホな旦那さんにその掌をギュッと強く握り締めてもらうことなんじゃ
ないですかね。

確かにチョット見は微笑ましい。けれど、そう簡単に済ませてしまっていいことなの
だろうか? 自分はイヤだなぁ。


聖職とは既に死語なのかしら? 

先生にはより強い自制心とか自身に対する客観的考察が必要なはず。だから“教師”
なんだと思います。


自分から発散される感情よりも、子供たちから受け取れる自然な感情の方を優先し、
大事にしてもらいたい。


子供達の将来を危ぶむ自分の方がおかしいのだろうか?





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ドアに流れる“時”

入試が近づいてきた。来週はもうセンター入試です。
我が家の受験生クンは最後の追込み段階に入っている。

年末~年始、受験生をめぐる当家の様子は普段と特に変わりなし。
緊張感と開放感が同居していていい感じ。
適度な緊張感がジワッと家の中を埋めているようです。
やるべき事をやってきた自信なのか、達也も決してギスギスしていない。
それがいい。

多少緊張感が漂うのは・・・

070112_01.jpg
















こんな紙が達也の部屋のドアに貼られる時。

過去の入試問題集を実際のテスト時間の中でシュミレーション
する際にこれが掲示されるのだが、この時だけは家族全員が
意識して静かにしている。
我が家なのに泥棒の如く階段を昇り降りし、正吉が吼えよう
ものならみんなで人指し指を鼻に当てて「シーッ・・・」。
誰かの会話の声が少し大きくなってもみんなで「シーッ・・・」。
なかなか得がたい一体感があって面白い。(笑)

それでも三年前の高校受験の時に較べると、達也もそれなりに
成長している。

あの頃、正吉の吼える声に切れた達也が階段を駆け降りてきて
「捨ててくる」と言って正吉を抱えて本気の行動を取ったことがあった。
ペットとは言え、立派な家族である正吉を“モノ”にしか見ていない
その態度が気に食わなくて私も切れ、二人で掴み合い、
激しく揉みあっているところを半泣きのカミサンが止めに入って
その場を収めた。双方納得しないまま分かれたその後、
達也が部屋に入ると同時に『ガンッ!』という大きな音が聞こえた。
ドアに蹴りを入れた音だったのだが、その跡は貼り紙の反対側に
今でも残っている。

070112_02.jpg
















普段の勉強は進学予備校でこなしており、家ではそれほど
根(こん)を詰めていないせいもあるが、思ったより本人は
ナーバスになっていない。それに甘えてこのダメな父親は
平気でギターを弾いていたりするのだが、試験が近づいて
さすがに気になったので

「ギターの音、大丈夫か?」

と、達也に訊いてみた。すると、

「テストをしている時だけは気になるからちょっと困るけど、
 あとは別にいいよ」

と、返ってきた。

これじゃぁ、どっちが大人か分らない。(笑)
そもそも、お伺いをたてていること自体恥ずかしいかぁ。


たかだか一枚のドアの裏・表に、この三年間の達也の変化が
見えたようで何か楽しい。


試験、もうすぐだなぁ。


頑張れ受験生!


妬(焼)け食い

もう嵌(はま)って久しい。ある店の前を通ると、三度に一度は買ってしまう。
行列は嫌いなはずなのに、混んでいたとしても並んでしまう。やっぱりスウィート
には勝てないのです。(笑)

それは・・・

070105_01.jpg

















070105_02.jpg









神楽坂名物 ペコちゃん焼。


これはいわゆる“お焼き”ですが、全国に数多くある不二家でも飯田橋神楽坂店だけ
でしか販売していないものです。税込みで一個105円。値段の割に味はまずまず。
顔は少し怖いが焼きたては美味です。(笑) 中味の餡には種類があって、定番は
小倉・チョコ・カスタード・ナポリチーズの四種類。その他に月替わりと季節替わりが
加わる。ちなみに本日は「紫いも」と「苺ミルク」がメニューに入っていました。


営業で出向くお得意さんが飯田橋周辺に幾つかあり、ひと仕事済ませて会社に
帰ろうとすると、地下鉄の入り口の直ぐ横にある不二家にどうしても目が向いてしまう。
疲れている時はかなりの確率で入り口を通り過ぎて不二家に入る。本日は完全に
そのパターン。(笑)今日は店員さんが会計の時に(箱の中の餡種別を確認させながら)
『6個の内、ここにポコちゃんを一つ入れておきました』と説明してくれた。

ポコちゃん!?  何、それ?

ポコちゃんはペコちゃんのボーイフレンドらしいですね。カミサンに訊いたら、それは
常識とのこと、全く知らなかった。それと、ペコちゃんは1950年生まれ。今年で
57歳の計算になるが永遠に6歳のままだそうだ。


070105_03.jpg














6歳の男女が箱の中、暗い場所でイチャつくのはまだ早すぎる! ということで、
帰宅後は早々に平らげてあげました。それもモテモテのポコちゃんの方から先に
“ガブッ”と。モチロン、狭い箱の中で仲良くしていたことに妬(焼)けたから。


お後が宜しいようで・・・。(笑)





年が新しくなろうとも

『Goro・とおく』2007年の書きぞめです。

正月休みはアッというまに過ぎました。今年はいつもに増して速いなぁ。

私の年末~正月の動向・・・

■大晦日
ギターを弾き、通常の休日と何ら変わらぬ買い物に出掛け、年越し蕎麦を食べる。
紅白には毛頭興味なく、レイトショーの映画「硫黄島からの手紙」を観に行く。
広いホールに私とカミサンを含め客はたったの14名。靴を脱ぎ前席に脚を投げ出し、
お茶の間気分で鑑賞。他人が目に入らず緊張感に欠ける為か“死んじゃったの?”
“獅童はどうなったの?”などと、カミサンが通常の会話以上の声量で話し掛けて
くる。『お客さん、迷惑なので静かにしてください』と一言で返すと静かになった。

■元旦
一年の計は岸部さんにあり。8時半にはテレビの前に正座し、NHK「奇跡の山 
富士山」を観る。放映終了後、ギターを弾き、飲み、食べ、寝る、の繰り返し。

■二日
引き続きギターを弾き、飲み、食べ、寝る、の繰り返し。深夜からは近所のスパで
温泉気分に浸る。この日はカミサンの誕生日。昼間から酔って寝入った私をあてに
せず、カミサンは本人自ら自分の誕生ケーキを買いに行った。流石に癪だったのか、
帰宅後「これから自分一人でローソクを刺し、吹き消し、自分一人で食べる」と、
家族に鼻息荒く宣言するも、49本をカウントするのが悲しくなったようでローソクは
刺さらず。ちょっと可哀想になったので、ケーキを頂きながら「今日はお綺麗ですね」と
マジ顔で褒めたところ「“今日は・・・”ってどういうこと!?」と反撃をくらう。

■三日
親戚の家に出掛け、6時間に渡って飲み、食べ、笑う。飲んだ酒の種類は、ビール・
シャンパン・白ワイン・赤ワイン・日本酒・焼酎・スコッチ。久し振りに相当酔ったが、
それでも帰宅後にはギターを弾き、寝る。

■四日
達也の受験願書提出の受付開始日。早起きしてギターを弾きながら、前日、勢いも
十分に「朝一に自分で郵便局に行く」と言っていた達也を待つ。が、布団の中の
受験生は寝ぼけ声で「あぁ・・・・、お願いします・・・」と一言発し、再び夢の中に。
「落ちるぞ!」と、捨てゼリフを投げ、カミサンと二人で郵便局に向かう。一旦帰宅後、
達也も一緒に今度は学業の神様にお参り。賽銭を投げ込んで手を合わせている途中で、
達也の合格祈願よりも先に自分のギター上達をお願いしてしまったことに気付き、
いつもと何ら変わりの無い自分を認識。


・・・こんな感じでした。


このまま、自分らしくいられる年でありますように。




調査捕鯨ならぬ・・・

“家で夕食をとるならオカズはありません。食べるなら駅地下のスーパーで何か買って
きてください。疲れたから寝ます”

会社で仕事をしていたらこのような超ドライなメールを受け取った。(笑)

「・・・ざけんなよぉ~」とふて腐れていたら追加メールが届いた。

“伊達巻だけはあります”

むふふっ。完全復活!! そう、そう。今日あたりから正月用の食材が並ぶんだった。

まるで子供のようだが、私は伊達巻が大好きなのです。


伊達巻はシンプルだが奥は深い。勿論プライスの高いモノほど美味しいのは間違い
ない。が、しかぁ~し、安くて美味しいモノも世の中には必ずある。大量に消費する
タイプの自分としては、近年、高級品よりは低級品に興味をもっている。ここ数年、
コアなダテマキストの間では「コストパフォーマンスの高いモノ」にそのトレンドが
移りつつあります。※Goro調べ

メーカーとグレードは意外と多い。だが、店頭で眺めているだけでは内容を確かめ
られない。満足度を確かめるには実食が全てである。特に、知名度の高いメジャー
メーカーではなく、聞いた事もないようなメーカーの良品を発掘するのが楽しみな
私にとっては、正月の『本番食』に向けてこの時期の調査活動がたいへんに重要。
カミサンは私の趣向を熟知しており、本日、まずシーズン一本目を調査捕鯨ならぬ
“調査捕巻”してきたという訳です。

これが一本目の姿。


061226_01.jpg


















680円なら上出来の味。封を切って既に半分消えた。


カミサンは去年見つけた最高の“漁場”(スーパーですね)を良く覚えており、まず
そこから手を付けたようだ。漁猟長のスキルも上がっており、明日以降の調査が
待ち遠しい。

私は今シーズン、いったいどれぐらいの伊達巻を食べるのだろうか?(笑)






笑顔がプレゼント

本日、Xmas。小学生の頃は、このあたりから正月にかけての期間が一番楽しかった。
プレゼントがもらえて、学校は冬休みに入る。すぐにやって来る正月にはお年玉が
待っているし、おせちの重箱の中の大好きな伊達巻の海に飛び込めるから。(笑)
なので、楽しいシーズンの入り口になるXmasは何故かワクワクとした嬉しい感じに
なった。それは大人になっても変わらない。そして、嬉しさを実感できる切っ掛けは
やはりXmasプレゼントなのだろう。

プレゼントって、それを受け取る方も提供する方も、双方共に笑顔がある。笑顔が
あるってことはそこに間違いなく暖かいキモチが介在しているはず。この歳になると、
自分はもう提供者としての笑顔になるばかりで、受け取る側の笑顔になる場面は
まずありません。けれど「そうでもないなぁ」と、感じることがあった。


昨日、ちょっとした忘年会があった。10人強の集まりでお酒を飲み、鍋をつつき、
面白い会話を続けた。スタートから最後まで笑顔が絶えない、それはそれは楽しい
時間であったのですが、終了して帰宅する電車の中で、自分にはその席にいた
皆さんの笑顔がとっても良質なXmasプレゼントに思えてきた。毎日顔を合わせる訳
ではないけれど、あの人たちにはこの一年、随分とキモチを丸くしてもらったような
気がするなぁ・・・と、思えたのです。

今年は年の初めから調子が落ち込み、かなりの時間を引きずった。一年を通して
眺めてみれば、自分的には圧倒的にその頃の落ち込みイメージが強い。けれど、
こうやって楽しく終われている。

生活の中では誰だって辛いことや苦しいことに遭遇する。悲しいこともあれば嫌な
こともある。そんな時自分は・・・「(他人に)助けて欲しい」と深刻に考えるほどの
人間ではないのだが、それなりにヘタっているのは確か。でも、何とか毎日を過ご
せている。よく考えてみると、それは自分で解消しているのではなく、実際はいろ
いろな場面で間違いなく他人に救われていたのだと思う。土曜日の皆さんに限らず
家族、友人、仲間、職場の同僚。楽しい席で気持ちよく笑っていられる自分がいた
のは、周囲の皆さんのおかげなのだとつくづく感じた。


玉置浩二さんが大好きなのですが、『プレゼント』という曲の中に

  ここにある なにげない一日は
  いま僕から君へのプレゼント

こういう歌詞がある。

土曜日に自分が覚えた感覚は、これかなぁ。歌詞を “皆さんから僕への・・・”、と
変えればとてもよく分る。(Xmasに限らず)なにげない楽しい一日は頂いたプレゼント
そのもの。笑顔満載の空間に浸り、大笑いしていた自分を振り返りながらそんな
ことを思いました。

手に取る形がなくても十分暖かくなれる。笑顔は究極のプレゼントですね。もらう
ばかりでなく、提供できるようになるともっと良いですが・・・。(笑)

辛いスタートで始まった一年。その最後にこんなことを実感できるのは幸せなこと
なんだろうと思います。


Merry Christmas!




光陰矢のごとし

明日14日は、ふたご座流星群接近の極大日。天気がよければ深夜に流星が楽しめる。

  『光陰矢のごとし』

ホントに一年という時間はあっという間に過ぎていく。

去年もこの時期にふたご座流星群を観測したのをはっきり覚えている。深夜に正吉と
散歩に出て、途中の公園で1時間ずっと空を見上げて流星を2個見つけた。実際は
もっと流れていたはずだけれども、自分の眼にはそれだけしか映らなくて物足りな
かったっけ。でも、あの日の散歩に出かけた格好、星を見つけたポジション、寒さ・・・。
今でも全部はっきりと思い出せる。

一年前のことが明確なのはその当時の心理状況にある。当時、対人関係で自分
なりのお悩み事があり、キモチがもやもやしていた。ちょうど“もやもや”の極大の
日に流星群の極大日が訪れた。寒い中を1時間立ち続け、漆黒の天空を凝視して
流星を探している時だけは不思議と気が晴れたのです。

結局その“もやもや”は年末まで続き、なんとか解決した。

その頃から散歩に出ると夜空を見上げる癖がついた。好天の日の冬の夜空は最高
です。見上げているだけで凛としてキモチが洗われる。

今年は?、というと・・・やっぱりキモチが落ち気味。(笑)なかなか上手くいきません。
ちょうど一年前の流星群の日からこの一年、自分のリズムは波があり過ぎでした。
年末~年始は平穏。一転して大波が押し寄せて前半は停滞、後半も小波が小刻みに
少しずつ・・・。

最後の天体ショーでパッと払拭したいものです。たくさん流星を見つけることが出来
ればいいなぁ、と思う。

ちょっと天気が悪そうで心配。

あぁ、星に願いを・・・。






“あの椅子”に想うこと

年末のイベント、Cafe Rijnのギター発表会が終わりました。

う~ん、最悪の出来。緊張症は一向に直らず、より進化していたなぁ。
悔しくて、帰宅してから直ぐに弾いてみた。
いつものことだけど、ほらね、やっぱり当たり前のように弾ける。(笑)

そう、このギャップが発表会のキモなんです。

『貴方はこのプロセスを大事にしなさい』

最高の喜び味わえるようにとのご配慮から、神様はこのようにおっしゃられて
私に半年間にわたる楽しみを与えてくれているようです。授けて頂いた内容は
こんな感じ・・・


発表会が終わる
   ↓
次回の練習曲を選曲する
   ↓
寝食も惜しんで練習に取り組む
   ↓
苦労を重ねて人前で演奏する目途がつく
   ↓
会が近づくにつれ演奏がブラッシュアップされてゆく
   ↓
今度こそまともに弾けそうな気になってくる
   ↓
「上手くなったなぁ」と自分で笑いが止まらなくなる
   ↓
前日に弦を張り替えながら“あの椅子”で軽快に演奏する自分を想像する
   ↓
当日の順番待ちの間、何故か昨日までの半年間の日々が急激に遠のいていく
   ↓
“あの椅子”に座り演奏を開始する
   ↓
弦を横切るようにキラキラと落ちていく汗がとても綺麗に見える
   ↓
拍手を頂き、我にかえる。気がつくとタオルが首にかかっている
   ↓
どうやって弾いたか全く記憶がない
   ↓
帰宅して弾き直すといつものように上手く弾ける
   ↓
「何でだよ!?」とこぼすと、サウンドホールから『振り出しにもどりなさい』という神様の
声が聞こえてくる

まぁ、こんな感じでしょうか?(笑)   


これが楽しい。訳がわからないけれど、このサイクルはホントに楽しい。
特に大事なのは“頑張ろう!”というキモチかな。節目があるというのは良いことです。
そして、参加する皆さんの演奏を聴き、楽しみ、豊かな時間を共有できるということ。
何よりもこれが貴重。何物にも替え難い。


直後は“あの椅子”に座りたくないキモチになる。でも、一日だけ自分に腹を立てて
翌朝に目が覚めると、もう選曲を楽しんでいる自分がいる。


神様。サウンドホールからのお言葉、確かに聴きました。やっぱり好きみたいです・・・。

“あの椅子”。(笑)




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56's hobby 【Photo】

写真撮影が好きです。 時々、以下のサイトに写真をアップしています。
-工事中-

56's hobby 【Guitar】

46歳の時からギターを弾き始めました。録音音源をアップしています。

◆Goro's guitar play



《所有ギター》
Hiramitsu-SJ 56's custom
Martin-M38
Morris-S55

56’s Theater

趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
-工事中-

最近のあれこれ

50歳を迎えた節目の記念にオリジナルギターを作りました。ルシアー(ギター製作家)は平光泰典さんです。
平光さんはクラシックギターの製作家として高名な一柳一雄氏に師事。独立され、現在は鉄弦(アコースティックギター)の世界に転じていらっしゃいます。私のような素人の下手っぴーがオーダーするなど失礼なことと思いましたが、快く引き受けてくださいました。

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