本日、Xmas。小学生の頃は、このあたりから正月にかけての期間が一番楽しかった。
プレゼントがもらえて、学校は冬休みに入る。すぐにやって来る正月にはお年玉が
待っているし、おせちの重箱の中の大好きな伊達巻の海に飛び込めるから。(笑)
なので、楽しいシーズンの入り口になるXmasは何故かワクワクとした嬉しい感じに
なった。それは大人になっても変わらない。そして、嬉しさを実感できる切っ掛けは
やはりXmasプレゼントなのだろう。
プレゼントって、それを受け取る方も提供する方も、双方共に笑顔がある。笑顔が
あるってことはそこに間違いなく暖かいキモチが介在しているはず。この歳になると、
自分はもう提供者としての笑顔になるばかりで、受け取る側の笑顔になる場面は
まずありません。けれど「そうでもないなぁ」と、感じることがあった。
昨日、ちょっとした忘年会があった。10人強の集まりでお酒を飲み、鍋をつつき、
面白い会話を続けた。スタートから最後まで笑顔が絶えない、それはそれは楽しい
時間であったのですが、終了して帰宅する電車の中で、自分にはその席にいた
皆さんの笑顔がとっても良質なXmasプレゼントに思えてきた。毎日顔を合わせる訳
ではないけれど、あの人たちにはこの一年、随分とキモチを丸くしてもらったような
気がするなぁ・・・と、思えたのです。
今年は年の初めから調子が落ち込み、かなりの時間を引きずった。一年を通して
眺めてみれば、自分的には圧倒的にその頃の落ち込みイメージが強い。けれど、
こうやって楽しく終われている。
生活の中では誰だって辛いことや苦しいことに遭遇する。悲しいこともあれば嫌な
こともある。そんな時自分は・・・「(他人に)助けて欲しい」と深刻に考えるほどの
人間ではないのだが、それなりにヘタっているのは確か。でも、何とか毎日を過ご
せている。よく考えてみると、それは自分で解消しているのではなく、実際はいろ
いろな場面で間違いなく他人に救われていたのだと思う。土曜日の皆さんに限らず
家族、友人、仲間、職場の同僚。楽しい席で気持ちよく笑っていられる自分がいた
のは、周囲の皆さんのおかげなのだとつくづく感じた。
玉置浩二さんが大好きなのですが、『プレゼント』という曲の中に
ここにある なにげない一日は
いま僕から君へのプレゼント
こういう歌詞がある。
土曜日に自分が覚えた感覚は、これかなぁ。歌詞を “皆さんから僕への・・・”、と
変えればとてもよく分る。(Xmasに限らず)なにげない楽しい一日は頂いたプレゼント
そのもの。笑顔満載の空間に浸り、大笑いしていた自分を振り返りながらそんな
ことを思いました。
手に取る形がなくても十分暖かくなれる。笑顔は究極のプレゼントですね。もらう
ばかりでなく、提供できるようになるともっと良いですが・・・。(笑)
辛いスタートで始まった一年。その最後にこんなことを実感できるのは幸せなこと
なんだろうと思います。
Merry Christmas!
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