年末のイベント、Cafe Rijnのギター発表会が終わりました。
う~ん、最悪の出来。緊張症は一向に直らず、より進化していたなぁ。
悔しくて、帰宅してから直ぐに弾いてみた。
いつものことだけど、ほらね、やっぱり当たり前のように弾ける。(笑)
そう、このギャップが発表会のキモなんです。
『貴方はこのプロセスを大事にしなさい』
最高の喜び味わえるようにとのご配慮から、神様はこのようにおっしゃられて
私に半年間にわたる楽しみを与えてくれているようです。授けて頂いた内容は
こんな感じ・・・
発表会が終わる
↓
次回の練習曲を選曲する
↓
寝食も惜しんで練習に取り組む
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苦労を重ねて人前で演奏する目途がつく
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会が近づくにつれ演奏がブラッシュアップされてゆく
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今度こそまともに弾けそうな気になってくる
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「上手くなったなぁ」と自分で笑いが止まらなくなる
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前日に弦を張り替えながら“あの椅子”で軽快に演奏する自分を想像する
↓
当日の順番待ちの間、何故か昨日までの半年間の日々が急激に遠のいていく
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“あの椅子”に座り演奏を開始する
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弦を横切るようにキラキラと落ちていく汗がとても綺麗に見える
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拍手を頂き、我にかえる。気がつくとタオルが首にかかっている
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どうやって弾いたか全く記憶がない
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帰宅して弾き直すといつものように上手く弾ける
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「何でだよ!?」とこぼすと、サウンドホールから『振り出しにもどりなさい』という神様の
声が聞こえてくる
まぁ、こんな感じでしょうか?(笑)
これが楽しい。訳がわからないけれど、このサイクルはホントに楽しい。
特に大事なのは“頑張ろう!”というキモチかな。節目があるというのは良いことです。
そして、参加する皆さんの演奏を聴き、楽しみ、豊かな時間を共有できるということ。
何よりもこれが貴重。何物にも替え難い。
直後は“あの椅子”に座りたくないキモチになる。でも、一日だけ自分に腹を立てて
翌朝に目が覚めると、もう選曲を楽しんでいる自分がいる。
神様。サウンドホールからのお言葉、確かに聴きました。やっぱり好きみたいです・・・。
“あの椅子”。(笑)
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