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Goro・とおく

遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・

カテゴリー「雑感」の記事一覧

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やっぱり水野美紀が好きだ!

昔から大好きなのだが、やっぱり水野美紀が好きである。超美人ではないが“素”な
感じがして、何かとっても良いのである。

自分のやりたいことを実現すべく所属していた事務所から離れ、独自活動を始めて
ほぼ一年。独立した理由は・・・

表現者個人として新たな可能性に挑むという本人の意志。それはテレビから距離を
置き、舞台・映画・執筆活動に注力したい、ということ。要するに今までと違った
自己表現の出来るフィールドも見つけたいのでしょう。

公式ブログのアップ頻度を見ていると納得できる。毎日は更新していないけれど、
きちんと書いているし内容もしっかりしている。ブロガーの一人としてみれば当たり
前のことかもしれないけれど、一応芸能人だものね。立派だと思います。

先日、交際相手が携帯を紛失し、それを拾ったアホが出版社に持ち込み、アホな
出版社が取材努力もせずに遺失物の写メから原稿を起こし、写真週刊誌にゴシップ
記事が掲載されたことがあった。関わったアホ共は、もはや人間ではない。故に
その週刊誌は買わなかった。そんな時期に彼女が書いたブログを読んで、冒頭の
キモチになったのである。

彼女のブログ「628DRIVE」10月10日付の内容をそのまま流用しますと・・・


★★★★★

ドライバー(注:読者のことです)の皆様
驚かせてごめんなさいね!
でも、一番びっくりしたのは私です。
光文社から最初に知らせが届いた時の心境は
「ちょっと、ちょっとちょっと!」
という感じです。
「なんで、なんでなんで!」
と続きます。
携帯拾ったら交番に届けましょうよ。
私は今日ここに、携帯を拾ったら絶対に交番に届けます宣言をします。
と同時に、普段からお化粧しようキャンペーンを実施します。

今日は多方面からお問い合わせを頂き、
コメントコメントコメントコメントと求められるのですが、
もう特に、フラッシュの方に掲載されたコメントに
付け加えたい事も無くてですね・・・どうしたらいいのでしょうか・・・・

あ、あとですね、結婚は結婚は結婚は結婚はというご質問も
頂いたのでこの場を借りて。
現時点で、結婚はまだ考えておりません。

「そろそろ考えなさいよ!」と言われる年齢に十分達しているのは承知の
うえで言ってます。
ええ、言ってます。

現在交際している北村君は、同じ役者として尊敬できる人であり、
刺激しあえる良きパートナーであり、飲み友達です。


ドライバーの皆様には、温かく見守って頂けたら
とても嬉しく思います。

「LOVE30」の稽古も始まりました。
精一杯頑張って、皆さんに楽しんでもらえる舞台にしたいと思います!
11月、劇場でお会いしましょう!

PS/携帯拾った人、返してやってください!

★★★★★


なんとキモチの良いこと。相対するアホな編集者が哀れに見えるほどさわやか。
極めて普通なのが良い。「交番に届けます宣言」と「お化粧しようキャンペーン」
ですよ。う~ん、実に素敵。もう、ぞっこんです。(笑)

ブログのURLはこちら。宜しかったら覗いてみてください。

http://mizunomiki.at.webry.info/

自分のブラウザのホームページはMY YAHOO!。カスタマイズした画面のトップは
RSSリーダーで読み込んでいる彼女のブログです。(笑)



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病は気から、治療も“気”から

我が家では風邪が流行っていて、長男から始まり次女、ついに私まで到達した。

先週末は喉の痛みと咳が止まらず、日曜日には熱も38度5分まで上がった。
週明けの月曜日は会社を休ませてもらい、39度5分の熱が出て学校を休ませた
次女と共に二人して医者に行った。

素人にも風邪症状と分るような時、当家では近くのクリニックと称される中規模の
医院に行っている。ただし、こちらは混み方が凄くて、待合室にいるだけで症状が
悪化するような気分になる。周りは病人だらけだものね。(笑) 二人で行って
そこで長いこと待たされるのもイヤだなぁと思い、今回は医者を変えた。そこは
内科と小児科を診察する個人医院で船橋に引っ越した時、口コミで教えてもらった
いわゆる町の“お医者さん”です。以前はよく診察してもらっていました。

最近行かなくなっていたのに確たる理由があるワケではない。クリニックの方が
新しくて何となく診療環境が良く見えたせいかもしれない。ところが、医者という
ものは誰もが経験するように、待ち時間に比して実際の診察時間はとても短い。
最近、お世話になっているクリニックはその典型で、診察後は却ってグッタリして
しまう。そんなこともあって元の“お医者さん”に戻してみることにしたのです。

個人の家がそのまま医院になっているお医者さんって、最近やっぱり減っています
よね。後継者不足とかが背景にあるのでしょうか。自分が子供の頃って、近所には
掛かりつけのお医者さんがいて、往診もよくしてもらっていました。時間外でも
構わず診察してくれたし、地域社会では必要不可欠な職業というか、皆が頼る場所
という側面があったように思う。やっぱり医師の原点は“赤ひげ”でしょ。(笑)

で、久し振りの“お医者さん”はやっぱり空いていた。というよりも、診察中の患者
さん以外、私たちの他に人はいない。待合室の空気の止まった感じも以前と同じ。
これ、これ。これですよ! あぁ、医者に来ている実感が湧いてくる。嬉しい! 
待合室の空気を吸っただけでもう直った気がする。何かヘンでしょうか?(笑)

バリッとした真っ白な白衣を身に着けたお爺ちゃん先生。口をア~ンとして喉を
覗き、胸と背中をトントンされて聴診器を当てて診察終了。ただの風邪です。
そんなことは分っていたので、あとはどんな薬を出してもらえるのか、それだけが
楽しみになる。

今、医者の出す薬はほとんど錠剤だけれども何か味気ない。以前、この医院では
薬を乳鉢と乳棒で調合していた。化学の実験とかで使うあれです。手作業で畳まれ
家の形になった紙包みに入った薬は、やけにリアルで何故かよく効くのです。
ところが、残念なことにその姿はなかった。やっぱり時代なんでしょうね。


あぁ、紙に包まれたあの粉ぐすりが欲しい! 

たとえ間違った調合だとしても絶対に効くはずの、あの粉ぐすりが欲しい!

それで簡単に直るのです。(笑)



化(ば)かされてみたい

一昨日は「水道橋RIJN」のカウンターでキモチよ~く、楽し~く飲みました。
そして昨日は会社の慰労会で、またまた楽し~く飲んだ。週末で明日のことを
考える必要もなく、しかもいい感じの酔い加減だったので「気候もいいしちょっと
歩くかぁ」と思って、私鉄には乗り換えず船橋の駅から自宅まで歩いた。

家まで30分強の道をゆっくり歩いていると、売却されたガラス工場の跡地の際で
動くモノが目に映った。猫? 最初そう思ったがちょっと雰囲気が違う。そいつが
街灯の光の当たるところまできたところで顔が見えた。獣じゃん。(笑) 
狸? いや、尻尾がモサッとしてなくて長い。狸っぽい顔だけど真ん中に白い筋が
通っている。あれれ、これってハクビシン!? 

実は前夜RIJNで飲んでいる時にファミリーの80さんからハクビシンの話題が
出たのを思い出した。翌日に遭遇するなんて凄い偶然! 写真を撮ろうとして暗い
中をゆっくりと近づいていった。これ以上近寄ると逃げそうな感じがしたところで
暫らく見合った。結構カワイイ。(笑)するとハクビシンはゆっくりと暗闇の中に
姿を消していってしまった。

東京から船橋に引っ越して12年になるが、転居した当初の数年で狸を三回見た。
東京で生まれ育った私は当地で初めて野生の狸を目にしたのだが「田舎だなぁ」と
思うと同時に、ペットではない人間以外の生物と遭遇するたびに楽しさを感じた。
自然の多い土地で暮らしている人には珍しくないこんなことも、都会育ちの人間に
とってはとても新鮮。何しろ下町の密集地では蛇さえ見たことが無かったのです。

自宅のある場所は密集地ではないが住宅街である。近辺に地目で称するところの
山林があり狸はそこに住まっていたのだろう。でも最近は姿を見なくなっていた。
それは宅地の開発で山林が消えたからに他ならないのだが、追いやられた狸は
果たしてどこに行ったのだろう? 人間が家を作ることで狸の家が無くなる。

車で10分弱のところに地元で「海神山」と呼ばれる場所がある。普通に住宅が
並ぶその場所で、かつて道路沿いに『このあたりには野生の狸が暮らしています。
車の走行に注意』といった内容の手作りの看板が掲示されていた。狸が飛び出して
くることがあるから撥ねないように気をつけてあげましょう、というこの看板が
微笑ましかったが最近見なくなったような気がする。あの辺りでも“先住民”は
きっと追い出されてしまったのだろう。

昨夜自分は実に“いい感じの酔っぱらい”だった。あれがハクビシンでなく、もし
綺麗な女性に化けた狸であったら簡単に騙(だま)されたと思う。そんなお伽話の
ようなことが実際にあったら楽しそう。騙されたいと思う日もあるのだ。(笑) 
でも、それにはやっぱり狸がいないとね。


あのハクビシンと狸たちが平和に暮らしていける環境が続きますように。そして
いつの日か、尻尾をつけた水野美紀と出逢えますように。






ウルトラマンの3倍以上?

先週末、買い物に出かけたスーパーでいいモノを見つけた。

カミサンに付き合って普段なら(ワタクシ一人では)絶対に寄らない生活用品売り場に行くと、
お姉さんの客寄せの口上が聞こえた。気になって近づいてみると・・・

おぉ、いいッじゃん!! で、即衝動買い。


060621_01.jpg
 

















商品名『ケイタイエアコンJETα』(¥800)。

何がいいってこの安易なネーミングが! 名前を見て瞬間的に笑ってしまった。が、機能的
にも宜しいようです。暑がりの汗っかきには福音のシロモノとなるかもしれません。


“携帯”エアコンであるからして、当然持ち歩く。外出時にシャツの上から直接吹き付ける
冷却スプレーです。メーカーの売りとしては・・・

・夏を涼しくすごすために持ち運べるエアコンで、優れた冷却、吸汗、抗菌消臭効果がある 
・瞬間冷却温度マイナス40度を繊維に吹きかけることにより10分以上の冷却効果がある

ということらしい。それにしても『持ち運べるエアコン』って凄いコピーだよなぁ。(笑)

商品には「強冷タイプ」「ふんわり冷却タイプ」「安眠を考えた冷却タイプ」の三種類があって、
当然ワタクシは「強冷タイプ」を選択。メーカーのHPを見ると「激冷用」(この表現も凄い!)
という種類もあるようだが当日は売っていなかった。残念。

しかし、「残念」などと言ってはいるが、購入してみたものの実は未だに使っていないのです。
自分の場合、一番の汗の出所は背中。身体の硬くなっているワタクシが腕をひねって背中に
スプレーしても、まず、霧は拡散して効果が減るであろう。と、なると他人にゆだねて吹いて
もらうことになる。それと、最大の弱点は持続時間が10分しかもたないこと。それでも他の
商品に比べると格段のレベルらしいが、クールダウンに15分かかる自分には明らかにモノ
足りないのです。(笑)

冷却効果が切れて外出中に汗が滲んできた時、それはウルトラマンのカラータイマーの点滅と
同じ状況。そんな時、腰に手を当て、スプレーを高々と掲げ、他人に「すみませ~ん、スプレー
してください」と頼む情けないウルトラマンは絶対にいないよなぁ。


ここ数日、出勤前にフラッシュビームの如きスプレー缶に目をやり結局連れ出さない“超”汗っ
かきのウルトラマン。


本家ウルトラマンより3倍以上の活動時間は得られても、使わずじまいで終わりそう。(笑)



また無駄遣い・・・。





ROSE GARDEN

♪ I beg your pardon,I never promised you a rose garden. ♪

中学生の頃に流行っていた洋楽で“ROSE GARDEN”という曲があった。当時、FMの深夜番組で
「似たものどうし」(確かそんな名前だったと思う)という番組が放送されており、筒美京平さんの
作曲した南沙織の“17才”がこの“ROSE GARDEN”にそっくりだったことが分かって、汚れをしら
なかった私は、子供心に『コスイなぁ~』と感じた覚えがある。まぁ、きっと、たまたま、同じように
なってしまったのでしょう。(笑) 曲を唄っていたのは Lynn Anderson という女性歌手で、当時は
何の疑いもなく普通のポップス曲と思って聴いていたのだが、実は彼女がカントリー&ウェスタンの
有名な歌手であることが後で分かった。言われてみりゃ、確かに快活な感じはカントリーっぽい。
聴いているだけで楽しくなれる曲です。(サンプル曲が聴けます)

前フリが長くなりましたが、要するに言いたいのは「ROSE GARDENは楽しい!」 ということ。(笑)


この前の日曜日に車で30分くらいのところにある京成バラ園芸というところに行ってきました。
ここには、入園料(800円)を払って楽しめる立派なローズガーデンがあります。園芸好きだった
カミサンの親父の“足”として過去何回も買い物には来ているが、7年前に出来たこのローズ
ガーデンには入ったことがなかった。園内には700種類のバラがあって丁度今が見ごろ。実は
二週間前にも寄ってみたのだけれども、その時は早過ぎて未だ十分に開花していませんでした。
で、今回はリベンジに。


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いっや~、ホントにキレイでした。

ワタクシ、花は接近してひとつひとつを凝視するよりも、どちらかというと俯瞰(ふかん)して観る
のが好き。遠くから観る広大な花畑の色に圧倒されてみたいほうです。最近もスペインの向日葵
(ひまわり)畑のポスターを見たことがあって、その時はあまりの見事さに暫らく立ち止まって
しまった。さすがに作られた「庭」にそれは望めなかったけれども、バラは数ある花の中でも“格”が
違うのでしょうか。じっくり観察しても全く飽きませんね。結局、カミサンと2時間も楽しんでしまった
のです。(笑) 

作出されたバラは作品であるので各々名前がつけられている。気になったものを少しご紹介・・・

060607_02.jpg
 














ブルームーン 

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ノックアウト

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カトリーヌ・ドゥ・ヌーブ 

060607_05.jpg















ディズニーランド・ローズ


どれも『なぁ~るほど』とうなずいてしまう。(笑) ドゥ・ヌーブのように人の名前も多く付け
られていて、例えば、ザ・マッカートニー・ローズ、レオナルド・ダ・ビンチ、モナリザ、ダイアナ・
プリンセス・オブ・ウェールズ などなど。色や形に人名をかぶらせて想像するのも楽しい。
ホームページには「バラ百貨」というページがあって、その中の「バラ図鑑」に品種が掲載
されています。興味があればどうぞご覧になってください。


それと、こちらの「バラアイス」と「バラソフトクリーム」も結構いけます。(各300円)


060607_06.jpg 060607_07.jpg 

特にアイスの方、Very Good!! でした。 

こちらでは6月下旬までバラが楽しめます。それと秋にも開花時期があるようですね。花で癒され
たい人にオススメです。



日曜日はローズガーデンで花を観て、やけに陽気で楽しくなっている自分がいた。


♪ I beg your pardon,I never promised you a rose garden. ♪


~口ずさんでたもんなぁ・・・。(笑) やっぱり歳とったってことでしょうか?


でも、カミサンと一緒のこんな時間の使い方もなかなかいいものです。


偶然は必然の入り口

衝撃的な(それほどのことじゃないかぁ)出会いをしたことがある。相手はウチの正吉です。

当家にやってきて暫らく経った頃、そろそろ躾(しつけ)の本でも探しておかないと・・・そう
思って本屋さんに行きました。何気なく立ち読みをしていると書棚ラックの方から強い視線を
感じた。目をやると、そこには一冊の雑誌が・・・。

「あれ?・・・ コイツ正吉じゃん!?」

表紙に扱われているコーギーがどう見てもウチの正吉だったのです。もう心臓がドキドキして
きて(笑)、取りあえず購入して帰宅。版元さんとブリーダーさんに確認すると間違いなく正吉!
まだブリーダーさんにいた頃に撮影されたものらしく、コロコロと太っていた時の姿でした。

     060505_01.jpg 060505_02.jpg

左右非対称色のヒゲ・まゆ、マズル(鼻)周りのシミの形、それとセンターのホワイトラインの
特徴などで瞬間的に直感した。あの時一緒にいたカミサンは『言われてみればそんな気もする
けど違うんじゃない?』と半信半疑に言っていた。

「コーギーがたとえ101匹いても、俺は正吉を必ず見つけられる。それが君と決定的に違う
ところだねぇ~。ウン、ウン」

あの頃は暫くカミサンにこう自慢していた。(笑)

こんなつまらない自慢話はともかくとして、毎日暮らしていると 『こんなことあるんだ!?』
・・・そう感じさせる “人の縁” って誰でも何回か経験しているでしょうね。

例えば、“初対面の人と話をしていたら共通の友人・知人が存在しているのが分かった”という
ことは割とよく聞く話ですし、私の知り合いの中には “旅行先で数十年振りに旧友と出くわした”
なんていう経験をした人もいます。偶然性のレベルはいろいろあるにしても、そんな時は不思議な
縁を感じます。

私の場合も何度かありますが、中でも「これは!?」という筆頭はというと、二日連続して同じ
タクシーに乗ったこと。それも駅前の決まった乗り場からではなく、普通に流しているタクシー。
いずれも出先から会社に帰るところで、乗った場所も別でした。その時は行き先を告げた際に
運転手さんが気づいて『お客さん、行き先聞いて思い出したけれど、昨日も乗りましたよね?』
と言われ、こちらも『アッ!』となった。お互いに不思議なご縁にビックリして笑ったが、
運転手さんも長いドライバー生活の中で初めての経験だったらしく、道中ずっと興奮していた。
そりゃそうでしょう。(笑)

それと仕事で青山のマンションに行った時のこと。用事が終って帰りのエレベーターで降りて
いる途中、女子プロゴルファーの岡本綾子さんが乗ってきた時があった。あれ、確か5階だった
なぁ。そんなことどうでもいいか。(笑) 当時の岡本さんは全盛時代で、丁度トーナメントホステス
としてアメリカから戻ってきていた時でした。事務所兼用でそのマンションに部屋を所有している
のが分かって後から納得したのだが、その時は突然エレベーターで二人っきりになり、緊張した
私は何故か「どうも」って挨拶してしまった。岡本さんは会釈してくれたけれど、何であの時
声を掛けちゃったんだろう?(笑)


タクシーの運転手さんも岡本綾子さんもその瞬間(=偶然)の出逢いで終わったけれど、何か
会話が続く切っ掛けがあれば、もしかするとあの二人との出逢いも偶然で終わらなかったかも
しれない。人間が近づき合うことって偶然であり必然。そんなものでしょう。自分が今お付き合い
して頂いているのは偶然では終わらなかった方々。大事にしなきゃいけませんね。


今、一番衝撃の出逢いを望むとしたらあの人がいいなぁ・・・。(笑) 


スルメ男

今朝、通勤で乗ったJRの車内に興味をそそる人がいた。

その人は私の前、ドアと向かい合う形で立っていた。車内の混雑度合いは比較的緩やか。新聞も
タテ折していればひろげて読める程度。

注目したのは、その人が“スルメ”を食べていたから。(笑) 私は後ろから見る状態になっていて
最初は分からなかったのだが、特有の香りが漂ってきて気が付いた。間違いなくサラリーマン。
スーツを着て、デイパックを肩に掛けていた。手首にコンビニの袋をぶら下げ、スポーツ紙の
芸能欄を読みながらスルメを噛み続けている。通勤客がほとんどの車内では、この“絵”と“匂い”
だけで既に十分異彩を放っている。

字を読むスピードが遅いのか、あるいはファンなのだろうか、ユーミンの記事から一向に目線が
移らない。ホントにずっと同じところを見ている。

やっとページが変わり、一転して、その後は驚くべき速さで新聞の“面”が変わっていく。だが、
面が変わるたびに新聞の折の秩序は失われていき、最後は通常の5割増しほどの大きさに変身
した。簡単にいうとだらしなく“グジャグジャ”でゴミ箱の中に押し込められている状態に近い。
噛み続けていたスルメは半分程度の長さまで短くなっている。

こういう場面、人間ウォッチングの好きな私は、確実に『考察』という趣味の世界に入る。(笑)

「一体この人はどういう人だろうか?」とプロファイルを開始。まず、実態観察から・・・。

・頭髪は余り気にしないようで寝起きに近い状態
・左手薬指に指輪は確認できない
・三十歳台半ばに見える
・スルメを噛み切る量は少ないが一回に要する時間は長い
・通勤電車の中で人目を気にせずスルメを噛み続けられる
・良く顎(あご)が動く
・新聞の管理状況からは整理整頓が苦手なタイプとうかがえる

推測されるのは・・・

母親が大好き。後片付けが出来ないが、それで怒られたことはない。オヤツにスルメを提供し
続けていた家庭に育ち、口唇欲求が抜けないまま成長。大人だが、少年の心を今も忘れていない
独身35歳。現状から分かるのはここまでか・・・。

人物像がだんだん見えてきたところで、突然の動きがあった。スルメが全て形を消すと同時に
持っていたコンビニの袋に右手が入る。

『今度はドリンクだ!』

プシュッ・・・プルトップを空ける。

『ここは通勤電車の車内だよぉっ。こぼれるからやめようよ、それ』

持ち替えた時に缶がハッキリ見えた。

『え゛~、しかもキリンの“氷結”。チューハイじゃん! レモンだよ!』


プロファイリング失敗。ただのアル中だったようだ。


悔しい・・・。 



ことばのチカラ

いい天気。別に何があるというわけでもないが、気分がとても良い。久し振りに
気持ちも快晴!って感じ。ホント、気持ちいいなぁ。

で、そんな気分には全く関係ないけれども(笑)、最近、印象に残った言葉を幾
つかご紹介。


まず、朝の電車。

県立高校の入試の日、利用している私鉄の車内アナウンス。

「次は終点●●。本日もご乗車頂きありがとうございました」

ここまでは通常どおり。ここから続いた言葉に気持ちが和らいだ。

「受験生の皆さんの健闘をお祈りいたします。試験場まで気をつけてお向かい
ください」

車掌さんの言い回しも決して機械的ではなく、個人に声をかけているような人間
味のこもったもの。もしかすると、自分の子どもが同じ状況だったのかもしれま
せんね。この一つのコメントを耳にしただけで、とてもいい一日が待っているよう
な気にさせてくれた。あの時は周りの人たちの気持ちも同じだったのだろう。下を
向いていた乗客の顔が瞬間、一斉に上がった。あの何とも言えないとても不思議
な一体感が嬉しかったなぁ。


次は、夜の電車。

今度はJR。突然隣の車両から怒声が聞こえてきた。私からは死角になっていて
顔は見えないのだが、それは年配の男性から発せられているようだった。どうやら
近くにいた人のインナーフォンから漏れてくる音楽プレーヤーの音を咎(とが)めて
いるらしい。そんな大声で言わなくてもいいのに、と思えるほど激しく攻撃的な物
言いだった。

攻撃された人の応答は聞こえなかったが、間をおきつつ男性の大声が暫く続いた
ので、何らかのやりとりはあったのだろう。すると該当の車両の複数の人達から
逆にその男性を糾弾する声が相次いだ。男性の言動はそれほど酷い内容だった
のである。

向かい合う私の前の席には二人組の中年サラリーマンが座っていた。隣の車両の
状況に、最初は開いていた連結のドア越しで「あんたの方がうるさいよ」と男性に
言葉を投げていた。すでに男性は興奮しているので、隣の車両からの言葉など
耳に入らない。そこで二人組は諦めたらしく「うるさくてしょうがねぇな」と言いながら
連結部のドアを閉めた。

「会社で相当虐(しいた)げられたんだろうな。可哀そうに」

これも笑ったが、印象に残ったのは次に発せられた言葉。

「みんな会社で疲れているんだから静かにしようよ」

おっしゃる通り。あの瞬間、周辺の乗客が一斉に頷(うなず)いた感じがした。(笑)


最後は個人的なこと。

自分に向けて、ある方から「●●さんはずっとそのままでいてくださいね」と言わ
れたこと。調子落ちっぱなしの時に聞いたこの言葉で、一気にパワー回復した。

そうさせて頂きます。(笑) 



56's hobby 【Photo】

写真撮影が好きです。 時々、以下のサイトに写真をアップしています。
-工事中-

56's hobby 【Guitar】

46歳の時からギターを弾き始めました。録音音源をアップしています。

◆Goro's guitar play



《所有ギター》
Hiramitsu-SJ 56's custom
Martin-M38
Morris-S55

56’s Theater

趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
-工事中-

最近のあれこれ

50歳を迎えた節目の記念にオリジナルギターを作りました。ルシアー(ギター製作家)は平光泰典さんです。
平光さんはクラシックギターの製作家として高名な一柳一雄氏に師事。独立され、現在は鉄弦(アコースティックギター)の世界に転じていらっしゃいます。私のような素人の下手っぴーがオーダーするなど失礼なことと思いましたが、快く引き受けてくださいました。

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