いい天気。別に何があるというわけでもないが、気分がとても良い。久し振りに
気持ちも快晴!って感じ。ホント、気持ちいいなぁ。
で、そんな気分には全く関係ないけれども(笑)、最近、印象に残った言葉を幾
つかご紹介。
まず、朝の電車。
県立高校の入試の日、利用している私鉄の車内アナウンス。
「次は終点●●。本日もご乗車頂きありがとうございました」
ここまでは通常どおり。ここから続いた言葉に気持ちが和らいだ。
「受験生の皆さんの健闘をお祈りいたします。試験場まで気をつけてお向かい
ください」
車掌さんの言い回しも決して機械的ではなく、個人に声をかけているような人間
味のこもったもの。もしかすると、自分の子どもが同じ状況だったのかもしれま
せんね。この一つのコメントを耳にしただけで、とてもいい一日が待っているよう
な気にさせてくれた。あの時は周りの人たちの気持ちも同じだったのだろう。下を
向いていた乗客の顔が瞬間、一斉に上がった。あの何とも言えないとても不思議
な一体感が嬉しかったなぁ。
次は、夜の電車。
今度はJR。突然隣の車両から怒声が聞こえてきた。私からは死角になっていて
顔は見えないのだが、それは年配の男性から発せられているようだった。どうやら
近くにいた人のインナーフォンから漏れてくる音楽プレーヤーの音を咎(とが)めて
いるらしい。そんな大声で言わなくてもいいのに、と思えるほど激しく攻撃的な物
言いだった。
攻撃された人の応答は聞こえなかったが、間をおきつつ男性の大声が暫く続いた
ので、何らかのやりとりはあったのだろう。すると該当の車両の複数の人達から
逆にその男性を糾弾する声が相次いだ。男性の言動はそれほど酷い内容だった
のである。
向かい合う私の前の席には二人組の中年サラリーマンが座っていた。隣の車両の
状況に、最初は開いていた連結のドア越しで「あんたの方がうるさいよ」と男性に
言葉を投げていた。すでに男性は興奮しているので、隣の車両からの言葉など
耳に入らない。そこで二人組は諦めたらしく「うるさくてしょうがねぇな」と言いながら
連結部のドアを閉めた。
「会社で相当虐(しいた)げられたんだろうな。可哀そうに」
これも笑ったが、印象に残ったのは次に発せられた言葉。
「みんな会社で疲れているんだから静かにしようよ」
おっしゃる通り。あの瞬間、周辺の乗客が一斉に頷(うなず)いた感じがした。(笑)
最後は個人的なこと。
自分に向けて、ある方から「●●さんはずっとそのままでいてくださいね」と言わ
れたこと。調子落ちっぱなしの時に聞いたこの言葉で、一気にパワー回復した。
そうさせて頂きます。(笑)
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