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Goro・とおく

遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・

カテゴリー「家族」の記事一覧

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Forza!&Thanks!

水曜日の夜のこと。

カミサンは職場で打合せがあって、園を出るのが遅くなってしまったらしい。
会社にいたら携帯にメールが届いた。

「食事してないけれど、貴方もまだのようなら駅で待ってるよ」 という内容。

自分は丁度、所属している事業部の新しい取組みの説明会で30人を前に
1時間40分の間一人で喋り続けたあと。ヘロヘロの状態で労働意欲が
すっかり落ちており、早く会社を退出したい気分。カミサンのメールの雰囲気も
 “話したいから待ってるよ” 感がアリアリ。お互いに疲れている。(笑)

結局一緒に食事をすることにして船橋の駅でおち合った。


・・・が、カミサンの元気が少し足りない。


この4月から変わった職場の雰囲気がイマイチ合っていないようで、それは
このところチラチラと耳にしている。今の園には長い保育園勤務の中でも経験
したことのない空気があるようだ。話の端々に、人間関係の中でストレスが
少しずつ高まっている様子が伺える。一般の会社と同様に、最近は保育士も
精神的に参って退職してしまう人が多いらしい。ま、それほど深刻な状況では
ないし、カミサンは弱い人間ではないので潰れることはないと思うけれど、
ちょっと心配ではある。

考えてみると・・・

こうやって帰宅途中に食事や買い物をしながら他愛もないことを喋る・・・
ただそれだけのことなんだけれども、そうやって自分のストレスを知らず
解消してきたなぁ、と思うところがある。決して、構えて “聴いてくれよぉ~” 
って程のことじゃない。普通の会話でも受け止めてもらえる相手がいる
だけで結構楽になれる。それは自分だけでなくカミサンも同じで、短い時間を
使ってどちらも上手い具合にリフレッシュしているような気がする。

で、今日は明らかにカミサンが吐き出す日だった。


いろいろ話を聴くにつれ、思ったよりタイヘンな状況のように感じた。

『こういう時は、自分がストレスの素にならないよう気をつけないといけない』
 
食事中に話を聴きながら、こんなことを考えていた。珍しく殊勝なキモチに
なっている “いい人” がいて自分でもビックリ。(笑)


そして、帰宅後のこと・・・


みんなが就寝したころ達也が二階から下りてきて、

dkny_2.jpg

私にこの手提げ袋を差し出して、こう言うのです。

「これ、父の日のプレゼント。三人から」


どひゃ~ッ! ホント?


三日遅れというのが “緩さ重視” の当家らしくて笑えるが、こうして父の日に
プレゼントをもらったのは “自分史上” 初めての快挙。慣れていないので
反応に戸惑う。(笑) 

dkny.jpg

中にはコロンが入っていた。ぎごちなく 『ありがとう』 と返した後、無性に嬉しい
キモチが湧いてきた。“いい人” になれたことへのご褒美と考えれば尚嬉し。


こういう一日の終わり方はいいなぁ。

頭から全部かけてしまおうか?ってぐらい嬉しいね。(笑)


カミサンには・・・Forza!  子どもたちには・・・Thanks!



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四半世紀振りの感触?

昨日は長女と私の帰宅時間がたまたま同時。カミサンは既に帰宅していたが
食事をまだ摂っておらず、結局、船橋の駅まで車で迎えにきてもらい、三人で
外食することになった。その帰り道のこと・・・

カミサンがやけに活力のある声で、

「そうだッ! 言うの忘れてた。ねぇ、ねぇ、聞いてよ」 

続けて、

「おととい、東西線で久し振りに痴漢にあったのよ」 と。

ほぉ~。(笑) 


この後が面白かった。 ※母:カミサン 娘:長女 G:私 です。



母:もぉ、いやになっちゃうわ (と、言いつつも何故か明るく且つ、高揚感あり)

娘:どんな感じだったの?

母:最初は分からなかったのよ

G:で、どこを触られたの?

母:お尻よ。さわ~ッ、て感じ

娘:お母さんの周りに若い女性はいなかったの? (ナ~イス!)

母:ちゃんといたわよ。私がそんなに若く見えたのかしら? (エ~ッッッ!?)

娘:だって後ろからでしょ。それじゃ、分からないんじゃないの? (そう、そう)
      どんな奴だった?

母:顔は見えなかったのよ

G:その前、痴漢に合ったのはいつ頃だぁ。相当前だろ?

母:結婚する前。総武線で。

G:ほぼ四半世紀振りってことか!? そりゃ凄いね

母:何が凄いっていうのよ。年数は関係ないでしょ

娘:それでどうしたの?

母:位置を変えようと思って動いたら止まった。顔は最後まで分からなかった
   けれど、貴方みたいな体型だったわよ

G:余計なこと持ち出すなッ! そんな物好きと一緒にして欲しくないね

母:物好き? どういうことよ!!

娘:きっとその人、判断出来ないぐらい疲れてたんだねぇ  (ベリーナ~イス!)

G:そいつもお前の手に触れたらハッキリ分かっただろうに。
  ちょっと手を触らせてみて・・・。ほ~ら、やっぱり。
  
母:それがどうしたの?

G:手の甲で相手の手に触れてやればよかったんだよ 

母:だからどういうことよ?

G:そのハリの無さで年齢を分からせて止めさせるってこと

母:何よそれ。失礼しちゃう! 

娘:次に遭ったら何か攻撃した方がいいよ

G: そう、そう。“手が腐るわよ” ぐらいは言った方がいいぞ



痴漢になんて合わない方がいいに決まってる。カミサンも災難です。

・・・が、それをネタにしてやりとりをするのも、正直なところ楽しい。(笑)




年収 3千万円計画とは?

達也から送られてきた

年収 3千万円 計画 


こんな内容です。

①●●大学 文学部 史学地理学科 アジア史専攻 合格 [オメデトウ] [オメデトウ]
②予備校関係のアルバイトをしながら、中国語を学ぶ。
③卒業と同時に 『四谷学院』 世界史講師となる。年俸(4百万円)
④26歳 『河合塾』 へ移籍。年俸(7百万円)と同時に結婚 [オメデトウ] [オメデトウ]
⑤28歳 講座の締め切りを出し、河合塾世界史トップ講師となる。年俸(1千万円)
⑥32歳 遂に 『代々木ゼミナール』 に移籍。年俸(1千5百万円)
⑦35歳 締め切り講座をだす。代ゼミ世界史トップ講師となる。年俸(2千万円)
⑧36歳 参考書出版。年俸(2千5百万円)
⑨40歳 代ゼミの名物講師となる。年俸(3千万円) [オメデトウ] [オメデトウ]
⑩41歳~ あとは自分次第。


こんな簡単に進んでたまるか!(笑)


予備校の講師を生業に年収3千万円までステップアップしていく構想らしい。
これを考えた当時は受験勉強中。故にこういうプランになる訳であり、極めて
安易で単直。何という視野の狭さ。[オメデトウ][オメデトウ] じゃなくて、そう
言っている本人がオメデタイ。(笑) ・・・が、意思があるだけでも宜しい。
物事はそこから始まるのだ。そして、達也が年収3千万円を得た暁には
父親にもきっといいことが待っているだろう。


で、私のコメントを織り込んでみた。


①●●大学 文学部 史学地理学科 アジア史専攻 合格 [オメデトウ] [オメデトウ]
 
   合格したけれど入ったのは違う学部。入り口を間違えても
   計画達成はホントに [ダイジョウブカ] [ダイジョウブカ]

②予備校関係のアルバイトをしながら、中国語を学ぶ。

   進学塾講師のアルバイトには就いたが、中国語を学ぶ雰囲気は
   全く無い。計画は怪しいッ?
  
③卒業と同時に 『四谷学院』 世界史講師となる。年俸(4百万円)

   在学中に一念発起するのか? けど、何で 『四谷学院』 ?(笑)
   まぁ、いい。とりあえず就職 [オメデトウ] [オメデトウ]

④26歳 『河合塾』へ移籍。年俸(7百万円)と同時に結婚 [オメデトウ] [オメデトウ]

   結婚相手は “水野美紀” 似、もしくは “蒼井優” 似、譲っても
        “長澤まさみ”・・・までの前提条件で結婚資金を援助してあげよう。
    [オメデトウ] [オメデトウ]

⑤28歳 講座の締め切りを出し、河合塾世界史トップ講師となる。年俸(1千万円)

   私は60歳で定年退職。直系で初めての孫誕生か? ギリギリで
   憧れの50代グランパに・・・。還暦祝いの赤いギターも引き受けます。
        どちらも [オメデトウ] [オメデトウ]

⑥32歳 遂に代々木ゼミナールに移籍。年俸(1千5百万円)

   “遂に”  と、言うほどの快挙らしい? 「ここまでの恩に少しは
        報いてもいいんじゃなぁ~い!?」と、脅しをかけて高価な手工ギターを
   せしめる。

⑦35歳 締め切り講座をだす。代ゼミ世界史トップ講師となる。年俸(2千万円)

   お気楽三昧の日々。オーロラ・サバンナ・氷河・アルプス・・・一年中
        カミサンと旅行に出掛ける。費用は全てトップ講師持ち。
   
⑧36歳 参考書出版。年俸(2千5百万円)

   68歳。印税の管理代行を請け負うが、歳のせいで会計が良く
       分からないフリをして自分の口座に半分回す。
  
⑨40歳 代ゼミの名物講師となる。年俸(3千万円) [オメデトウ] [オメデトウ]

   計画作成後22年。3千万円はもう安いでしょ。(笑)        
   
⑩41歳~ あとは自分次第。

   その通り。しかも、お金じゃないよ人間は。ここからが楽しいのサ。



果たして22年後・・・。 



勉強するよ・・・宣言

はしか騒ぎで休校していた大学も昨日から講義再開。長男の達也は罹患して
いなかったので、休んでいる間もサークルの集まりや学友との飲み会などで
結構忙しそうにしていた。

再開に合わせ、昨日は社会心理学の授業で課されていたレポートを完成
させたようで、「読む?」と私のところに持ってきた。きちんと読んで感想を
伝えたが、ただで返したくないのが自分の特性であるので

「この内容で批評・批判をするなら自分の代替案が欲しいよなぁ」

などと、いつものように刺激を加えた。すると、本人は何とか返そうとしてくる。 
そんなやりとりが出来るようになっているのが楽しい。(笑) 

少し驚いたこともあって・・・

表現が全体的に上手いので、てっきり文献丸写し(?)と思った文章が
実際は引用部分の方が圧倒的に少ないらしく、ちょっと感心した。
それなりに大学生っぽく成長している様子が伺えてたのもしい。


以前に達也が発した言葉を思い出した。

「俺はちゃんと勉強するからね」  

入学が決まった後、達也は家族の前でこう言明した。本人的には、
(一般的に言われる大学生のお気楽イメージで)他人と一括りに見られる
のがとてもイヤなようで、この辺りの頑固さは相変らず。(笑)

そして、たった二ヶ月とは言え 『へぇ、宣言通りにやってるんだなぁ』 と
思わせる場面も実際にある。

先日・・・

帰りが遅かったので理由を訊いたら、「大学の図書館で勉強していたよ」と
言われてビックリしたことがあった。 父親としては図書館よりも 『女の子と
遊んでいた方がはるかに楽しいだろうに・・・』 と思うのだが(笑)、確かに
塾講師のバイトやサークル活動をこなしながらも真面目に勉強している。

有言実行がいつまで続くのか楽しみだが、もうひとつ・・・

「俺は勉強するよ」 宣言をした時に、本人が披露した計画があったのです。
入試に向かうモチベーションを上げる為、本人が受験勉強中に線を引いた
人生設計図らしい。(笑) 幼稚ではあるが単純に面白い内容だったので、
“計画書” はメールで携帯に送ってもらった。ずっと保存してあるのだが、
実は既にスタートから予定が狂っている。(笑)


こんな内容の表題でした。


 年収 3千万円 計画!


つづく・・・


25年後の金メダルの予感

昨日、24日は私たち夫婦の25回目の結婚記念日。ここ数年、結婚記念日に合わ
せて小旅行に出掛けており、一昨年は鎌倉、去年は秋田の角館に行った。
そして今年も、先週の土曜日から一泊の旅行を楽しんできました。

めでたい銀婚式記念・・・。

いざ、想い出の地へ!

ということで、今回は導かれるように函館へ。

25年前、当時ハワイを希望していたカミサンの反対を押し切って、新婚旅行に
北海道を選んだ。単にサラブレッドをゆっくり見たいという私の勝手でそうさせて
もらった。あの時は、旭川~網走~(帯広)~然別湖~広尾~様似~静内(3泊)
~札幌~小樽と周り、最後に函館に泊まった。自分で経路と宿泊先を設計して旅行
代理店に手配をお願いしたが、GWの連休にかかってしまい、函館だけは希望した
宿が確保できなかった。ビジネスホテルも空いていない状況の中で唯一空いていた
和風旅館があり、結局そこを予約することになった。代理店の女性に「建物を目に
した印象と内部は全然違います。建物の外観に驚かず、中に入ってからビックリ
してください」と、言われたが、自分がビックリしたのは値段の方だった。(笑)

その旅館は、昭和天皇もお泊りになられた高級旅館。確かに建物の旧さに反して
内部は立派で格調高く、しかも案内された和洋室は海と向き合う素晴らしい部屋。
でも、宿の雰囲気は自分達に相応しいとは思えず、正直なところ新婚の若輩者には
不釣合いだったと思う。ただ、その“非日常”が本人には驚くほど新鮮だったようで、
カミサンが「凄いねぇ」と何度も繰り返していたのと、いつの間にかフロントから
家族風呂の鍵を借りてきて「キャッ、キャッ!」と異常に喜んでいたのを想い出す。
(それだけは自分も新鮮だったんですけどね・笑)

そして、今回。

いろいろな場所を廻り、美味しいものをたくさん食べ、ゆっくりと買い物をした。
極めて普通で自分には日常と思える行動も、カミサンにはやはり“非日常”で
あったようで、どこに行っても25年前と同じように凄く喜んでいた。(笑)

宿泊したホテルには海と向き合う屋外の足湯が用意されており、朝食の後、二人
並んで腰掛け、コーヒーを飲みながら湯に浸かり、暫らく目の前の海を眺めていた。
視界が悪くて向かいの下北半島も見えなかったけれど、そうやってぼんやりして
いられるのがとてもいい時間に思えて楽しかった。浸かるお風呂は家族風呂から
足湯に変わったけれど、この感覚は25年間で何も変わっていないように感じる。
もしかすると更に増したのかもしれないなぁ、とも思う。


帰りの機内で、カミサンがインナーフォンを接いで頭の上から装着していた。普通は
お医者さんの聴診器スタイルになるのだが、何故か頭から被っている。飛行機には
もう何度も搭乗しているというのに、このマジボケぶり。(笑) このあたりは昔から
全く変わっていない。

「お前さぁ、目の前にコードが垂れて気になるだろう。ヘンだと思わないの?」

カミサンは 『そんなにヘンかしら?』 という感じでインナーフォンを耳から外した。

「付け方が違う。それは頭の上じゃなくて首の後ろに回すんだよ」

からかって続けてこう言うと、今度はホントに首の後ろに回している。(笑)

「ホントにバカだねぇ~。それも明らかにヘンだろ」

そう言って笑いが止まらなくなった。



こんな些細なやりとりも、25年後の金メダルへの予感のようであります。



表彰台の真ん中は、意外と早くやって来るのかもしれません。(笑)



感謝。




お題:大事だと思うこと

達也が自分の部屋を綺麗に片付けた。勿論もうすぐ始まる新しい生活に備えてのこと。

受験勉強に使った参考書類は影も形もなくなった。苦手としていた古文の問題集などは
合格が分った当日に本をビリビリに破いていたが(笑)、高校で使用していた教科書
などその他モロモロ、先週で全て処分したようだ。もう、いつ大学生活に突入しても
大丈夫な様子。先立って準備してあげた専用のノートパソコンが、これも、買い換えて
シンプルな形状になったオシャレな机の上に鎮座している。開けられたトップからは
オレンヂ色のmixiの画面が覗いており、いかにも大学生の部屋らしい雰囲気に変わった。

廊下に目をやるとさまざまなモノが並んでいる。保育園や小学校低学年の頃に使って
いた玩具も多くあり、怪獣のフィギュアやいろいろなシリーズを揃えてあげたレゴブロックも
大量に放出されている。これらはカミサンが勤務する保育園に提供できるので無駄には
ならない。

出されているモノの中に色紙を見つけた。

『あぁ、これは小学校の時に達也が書いたやつだ。これでカミサンと大笑いしたっけ』と、
墨汁で書かれた字を眺め、その当時のことを思い出してまた笑ってしまった。

確か五年生の時だったと思う。

国語の時間に「(自分が)大事だと思うこと」を題にして、各自が色紙に毛筆で字を
したためる授業があった。このお題を投げられて、五年生のレベルなら普通は“友情”
とか“勇気”とか“思いやり”などと書くのだろうと思う。しかし、達也が表現したのは、
今、目にしているこの色紙に書かれた言葉だったのである。それは・・・



            070403_01.jpg



今、見てもやっぱり笑える。結局、担任の先生に書き直しを命じられた達也は“平和”と
書いて提出したのであるが、あの時この色紙を持ち帰ってきた達也に何で“安い”って
書いたのか、その理由を尋ねてみたら「大事なことだと思ったから」と素直に答えていた。
間違っていない。正しい。(笑) 


こういうのって、価値はないけれど捨てるのがもったいない気がする。残しておけば
未来の嫁を笑わす材料に使えるだろう。


で、即、回収。






「ババァ」発言

会社を出ようかという時に携帯が震えた。カミサンからのメールだ。いつもとは違って
震え方が若干強いような・・・。(笑)

こんな内容だった。


JPCとかいう会社のモリタと名乗る男から電話があり、そいつが教材販売の目的で
セールストークを一方的に続けたらしい。よくある失礼・非礼な勧誘電話ですね。で、

“高校2年生のお子さん対象にどうのこうの・・・” 

というので

「なんで高校2年生の子どもがウチにいると思われたのですか?」 

と訊いたところ

“名簿があるから”  

というので

「名簿はどこから入手したんですか?」  

と訊くと

“それを尋ねることが違法なのは知っていますかぁ~?”  

と、バカにしたような口調で訳の分らないことを言われた、と。

ここでカミサンもキレたのだろう。なんと彼女は「知ってますよ」と応えたらしい。(笑)

違法入手した個人情報を振りかざし、その入手先を尋ねると、逆に個人情報保護に
違反すると脅すロジックは結構面白いなぁ。(笑) それもイカしているが、これに対し
分っていないのに「知ってます」と、売り言葉に買い言葉で応えてしまうところも、実に
カミサンらしくて笑ってしまう。

ま、それはいいとして・・・カミサンもモリタの正体を暴きたかったのだろう、

「折り返すのでそちらの電話番号を教えてください」 

と続けたところ、モリタは

“(彼のロジックありきで)違法なのを知ってるなら、じゃあ(どこから入手したかなんて)
最初から訊くなよババァ” 

と返し、更に

“きれてんじゃねえよ。くそババァ” 

と吐き捨てて電話を一方的に切ったらしい。


怒りに震えるカミサンのメールは

「どう思う?訴える方法ない?」 という文言で閉じられていた。

とりあえず 『 笑える。まず、冷静にしましょうよ 』 と返信して会社を出た。


帰宅してもカミサンはプンプンしており、再び冗談交じりに「訴える方法はないの?」
というので、『 どんな理由で訴えるの?』と尋ねると「名誉毀損よ!」と、キッパリ。(笑)
「とにかく、ババァとかクソババァって言われたことが許せないのよ」と言う。

てっきり個人情報絡みかと思っていたのに違った。カミサンは女のブライドを傷つけ
られたことが許せなかったのだ。(笑) ここで本当なら「しょうがないじゃん、もう
ババァなんだからサ」といつものように突っ込みたいところだが、さすがに怒って
いるカミサンには言えない。それで、「(綺麗なんだからというお世辞含みに)
ババァかどうかは実物を見てから言いなさい!・・・ぐらいのことをモリタに言って
やれば良かったのにね。それから裁判だよ」とヨイショしてあげたらやっと顔が緩んだ。
極めて単純で面白い。 

が、それで終わらせないのが自分らしいところなので、こう続けた。

「でもなぁ、司法の判断は難しいと思うよ。実際に俺が裁判官だったら、お前は
絶対敗訴だな。判決で“ババァ”って認定されたら却って立ち直れなくなるだろう?
だから裁判はやめた方がいいね。ガハハハハハッ」


カミサンも大笑いしておりました。(笑)


はからずも本日、石原都知事の「ババァ」発言の訴訟で原告側は敗訴してましたね。
どちら様も同じようで・・・。


自分を見たこともない奴に言われたって被害無し。それよりも、周りの人に向けて
カワイイ“ババァ”でいれば、それでいいんじゃないでしょうか。(笑)




投資ではなく “投志”

昨日は達也の合格祝いを兼ねて家族で焼肉を食べに出掛けた。ただ、自分は前日
前歯を二本抜いて、差し歯を入れる前の「仮歯」の状態。痛みも少しあって、美味しく
食べられませんでしたが、次から次へと上タン塩を注文し、食べまくる達也を見ている
だけでこちらも満腹になりました。(笑)

振り返ると、合格に至るここまでいろいろなことでお金が出ていった。進学予備校の
費用、受験料など、計算すると間違いなくハカランダ材のギターが買えるレベル。(笑)
でも、お金は“使って価値が出る”モノだし、これが後でいい形に変われば出費した
甲斐があるというものです。

夏期講習の受講や参考書の購入などで費用を出すその都度、(決して余裕がある
訳ではないが)私はことあるごとに「どんどん出してあげなよ。これで達也が老後の
面倒をみてくれるんだからさ。ある意味、投資だよ」とカミサンに言っていた。目標を
持って結果を出そうと本気で頑張っている奴を応援してあげようというのに、制約を
つけて窮屈にする必要はない。

でも、“投資”という言葉を持ち出すと、カミサンは必ず「私は達也に面倒をみてもらう
つもりはない。そんなことでお金を出す訳じゃない」とストレートに反応する。が、私は
分りやすくする為に“老後の面倒”と表現しただけであって、お金を出すことでそれを
強要したり、前提条件にするつもりなど毛頭ない。キモチだけで勉強道具を揃えて
あげることは出来ないし、キモチだけで受験させることも出来ない。そこにお金が
必要だから拠出した。希望を抱く子どもを応援するキモチの使い方が単純にお金に
換わっただけです。そんなことよりも、恵まれている(・・・と私は思う)環境を本人が
どう考えるか? そして、その恩恵を自分がどう感じるか? に興味があるのです。


食事中「(亡くなったそれぞれの)おじいちゃんたちは大学はどうしたの?」と、達也が
私とカミサンに訊いてきた。

「大学どころか高校にも進まない方が普通。それよりも手に職を付けなきゃいけない
時代だから、時計の職人になったのさ」

と私が言い、カミサンは

「本当は勉強したかったらしいけれど、家の事情で働かなきゃいけなくて材木屋の
小僧になったのよ」

と返した。すると達也は、

「俺は恵まれているんだよなぁ・・・」

こうポツリと言う。

投資効果の兆しが直ぐに見えてきたような気がして、何故か嬉しくなる。(笑)


『老後の面倒を見て欲しい』なんて本気で望んではいない。本人の中にそういう
キモチが生まれればそれだけでOKだと思う。そして、きっと親に必要なのは“投資”
ではなくて“投志”なのだと感じる。決して胸を張れるほどではないが、私は両親の
“投志”を受け留めてきたし、それを返すキモチも常に持ち続けてきたと思っている。
それはカミサンも然り、です。一定の年齢に達した達也が両親の投げた“志”を
どう受け止めるのか、これからが楽しみだなぁ。

とは言いながら、キモチを形にするのはまだまだ不得手だろうと思い、そのキモチを
表現し易くしてあげようと、早速あるモノを準備してやった。「俺もそうしたんだよ」と
言って、本人自身が卒業後に返還する旨をさり気なく提案しつつ、奨学金の案内書を
大学から取り寄せてあげたのです。(笑)


あわよくばハカランダ・・・とは言わないが、これでギター代を浮かすことが出来ます
ように・・・。


この父親は基本的に意地悪で狡猾なんです。(笑)







56's hobby 【Photo】

写真撮影が好きです。 時々、以下のサイトに写真をアップしています。
-工事中-

56's hobby 【Guitar】

46歳の時からギターを弾き始めました。録音音源をアップしています。

◆Goro's guitar play



《所有ギター》
Hiramitsu-SJ 56's custom
Martin-M38
Morris-S55

56’s Theater

趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
-工事中-

最近のあれこれ

50歳を迎えた節目の記念にオリジナルギターを作りました。ルシアー(ギター製作家)は平光泰典さんです。
平光さんはクラシックギターの製作家として高名な一柳一雄氏に師事。独立され、現在は鉄弦(アコースティックギター)の世界に転じていらっしゃいます。私のような素人の下手っぴーがオーダーするなど失礼なことと思いましたが、快く引き受けてくださいました。

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