遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・
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水曜日の夜のこと。
カミサンは職場で打合せがあって、園を出るのが遅くなってしまったらしい。
会社にいたら携帯にメールが届いた。
「食事してないけれど、貴方もまだのようなら駅で待ってるよ」 という内容。
自分は丁度、所属している事業部の新しい取組みの説明会で30人を前に
1時間40分の間一人で喋り続けたあと。ヘロヘロの状態で労働意欲が
すっかり落ちており、早く会社を退出したい気分。カミサンのメールの雰囲気も
“話したいから待ってるよ” 感がアリアリ。お互いに疲れている。(笑)
結局一緒に食事をすることにして船橋の駅でおち合った。
・・・が、カミサンの元気が少し足りない。
この4月から変わった職場の雰囲気がイマイチ合っていないようで、それは
このところチラチラと耳にしている。今の園には長い保育園勤務の中でも経験
したことのない空気があるようだ。話の端々に、人間関係の中でストレスが
少しずつ高まっている様子が伺える。一般の会社と同様に、最近は保育士も
精神的に参って退職してしまう人が多いらしい。ま、それほど深刻な状況では
ないし、カミサンは弱い人間ではないので潰れることはないと思うけれど、
ちょっと心配ではある。
考えてみると・・・
こうやって帰宅途中に食事や買い物をしながら他愛もないことを喋る・・・
ただそれだけのことなんだけれども、そうやって自分のストレスを知らず
解消してきたなぁ、と思うところがある。決して、構えて “聴いてくれよぉ~”
って程のことじゃない。普通の会話でも受け止めてもらえる相手がいる
だけで結構楽になれる。それは自分だけでなくカミサンも同じで、短い時間を
使ってどちらも上手い具合にリフレッシュしているような気がする。
で、今日は明らかにカミサンが吐き出す日だった。
いろいろ話を聴くにつれ、思ったよりタイヘンな状況のように感じた。
『こういう時は、自分がストレスの素にならないよう気をつけないといけない』
食事中に話を聴きながら、こんなことを考えていた。珍しく殊勝なキモチに
なっている “いい人” がいて自分でもビックリ。(笑)
そして、帰宅後のこと・・・
みんなが就寝したころ達也が二階から下りてきて、
私にこの手提げ袋を差し出して、こう言うのです。
「これ、父の日のプレゼント。三人から」
どひゃ~ッ! ホント?
三日遅れというのが “緩さ重視” の当家らしくて笑えるが、こうして父の日に
プレゼントをもらったのは “自分史上” 初めての快挙。慣れていないので
反応に戸惑う。(笑)
中にはコロンが入っていた。ぎごちなく 『ありがとう』 と返した後、無性に嬉しい
キモチが湧いてきた。“いい人” になれたことへのご褒美と考えれば尚嬉し。
こういう一日の終わり方はいいなぁ。
頭から全部かけてしまおうか?ってぐらい嬉しいね。(笑)
カミサンには・・・Forza! 子どもたちには・・・Thanks!
昨日は長女と私の帰宅時間がたまたま同時。カミサンは既に帰宅していたが
食事をまだ摂っておらず、結局、船橋の駅まで車で迎えにきてもらい、三人で
外食することになった。その帰り道のこと・・・
カミサンがやけに活力のある声で、
「そうだッ! 言うの忘れてた。ねぇ、ねぇ、聞いてよ」
続けて、
「おととい、東西線で久し振りに痴漢にあったのよ」 と。
ほぉ~。(笑)
この後が面白かった。 ※母:カミサン 娘:長女 G:私 です。
母:もぉ、いやになっちゃうわ (と、言いつつも何故か明るく且つ、高揚感あり)
娘:どんな感じだったの?
母:最初は分からなかったのよ
G:で、どこを触られたの?
母:お尻よ。さわ~ッ、て感じ
娘:お母さんの周りに若い女性はいなかったの? (ナ~イス!)
母:ちゃんといたわよ。私がそんなに若く見えたのかしら? (エ~ッッッ!?)
娘:だって後ろからでしょ。それじゃ、分からないんじゃないの? (そう、そう)
どんな奴だった?
母:顔は見えなかったのよ
G:その前、痴漢に合ったのはいつ頃だぁ。相当前だろ?
母:結婚する前。総武線で。
G:ほぼ四半世紀振りってことか!? そりゃ凄いね
母:何が凄いっていうのよ。年数は関係ないでしょ
娘:それでどうしたの?
母:位置を変えようと思って動いたら止まった。顔は最後まで分からなかった
けれど、貴方みたいな体型だったわよ
G:余計なこと持ち出すなッ! そんな物好きと一緒にして欲しくないね
母:物好き? どういうことよ!!
娘:きっとその人、判断出来ないぐらい疲れてたんだねぇ (ベリーナ~イス!)
G:そいつもお前の手に触れたらハッキリ分かっただろうに。
ちょっと手を触らせてみて・・・。ほ~ら、やっぱり。
母:それがどうしたの?
G:手の甲で相手の手に触れてやればよかったんだよ
母:だからどういうことよ?
G:そのハリの無さで年齢を分からせて止めさせるってこと
母:何よそれ。失礼しちゃう!
娘:次に遭ったら何か攻撃した方がいいよ
G: そう、そう。“手が腐るわよ” ぐらいは言った方がいいぞ
痴漢になんて合わない方がいいに決まってる。カミサンも災難です。
・・・が、それをネタにしてやりとりをするのも、正直なところ楽しい。(笑)