会社を出ようかという時に携帯が震えた。カミサンからのメールだ。いつもとは違って
震え方が若干強いような・・・。(笑)
こんな内容だった。
JPCとかいう会社のモリタと名乗る男から電話があり、そいつが教材販売の目的で
セールストークを一方的に続けたらしい。よくある失礼・非礼な勧誘電話ですね。で、
“高校2年生のお子さん対象にどうのこうの・・・”
というので
「なんで高校2年生の子どもがウチにいると思われたのですか?」
と訊いたところ
“名簿があるから”
というので
「名簿はどこから入手したんですか?」
と訊くと
“それを尋ねることが違法なのは知っていますかぁ~?”
と、バカにしたような口調で訳の分らないことを言われた、と。
ここでカミサンもキレたのだろう。なんと彼女は「知ってますよ」と応えたらしい。(笑)
違法入手した個人情報を振りかざし、その入手先を尋ねると、逆に個人情報保護に
違反すると脅すロジックは結構面白いなぁ。(笑) それもイカしているが、これに対し
分っていないのに「知ってます」と、売り言葉に買い言葉で応えてしまうところも、実に
カミサンらしくて笑ってしまう。
ま、それはいいとして・・・カミサンもモリタの正体を暴きたかったのだろう、
「折り返すのでそちらの電話番号を教えてください」
と続けたところ、モリタは
“(彼のロジックありきで)違法なのを知ってるなら、じゃあ(どこから入手したかなんて)
最初から訊くなよババァ”
と返し、更に
“きれてんじゃねえよ。くそババァ”
と吐き捨てて電話を一方的に切ったらしい。
怒りに震えるカミサンのメールは
「どう思う?訴える方法ない?」 という文言で閉じられていた。
とりあえず 『 笑える。まず、冷静にしましょうよ 』 と返信して会社を出た。
帰宅してもカミサンはプンプンしており、再び冗談交じりに「訴える方法はないの?」
というので、『 どんな理由で訴えるの?』と尋ねると「名誉毀損よ!」と、キッパリ。(笑)
「とにかく、ババァとかクソババァって言われたことが許せないのよ」と言う。
てっきり個人情報絡みかと思っていたのに違った。カミサンは女のブライドを傷つけ
られたことが許せなかったのだ。(笑) ここで本当なら「しょうがないじゃん、もう
ババァなんだからサ」といつものように突っ込みたいところだが、さすがに怒って
いるカミサンには言えない。それで、「(綺麗なんだからというお世辞含みに)
ババァかどうかは実物を見てから言いなさい!・・・ぐらいのことをモリタに言って
やれば良かったのにね。それから裁判だよ」とヨイショしてあげたらやっと顔が緩んだ。
極めて単純で面白い。
が、それで終わらせないのが自分らしいところなので、こう続けた。
「でもなぁ、司法の判断は難しいと思うよ。実際に俺が裁判官だったら、お前は
絶対敗訴だな。判決で“ババァ”って認定されたら却って立ち直れなくなるだろう?
だから裁判はやめた方がいいね。ガハハハハハッ」
カミサンも大笑いしておりました。(笑)
はからずも本日、
石原都知事の「ババァ」発言の訴訟で原告側は敗訴してましたね。
どちら様も同じようで・・・。
自分を見たこともない奴に言われたって被害無し。それよりも、周りの人に向けて
カワイイ“ババァ”でいれば、それでいいんじゃないでしょうか。(笑)
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