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Goro・とおく

遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・

カテゴリー「家族」の記事一覧

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家族の花

small_hana.jpg

この写真、花のように見えませんか? 



オーダーしていたペンダントトップが出来上がってきました。
単純に嬉しい。


実際には・・・

こう見えたり

こんな感じになります。




もともと去年の銀婚式に合わせて記念のアクセサリーを作ることに
していたのです。ところが、デザインをあれこれと考えている内に
肝心の結婚記念日を迎えてしまうという、たいへん間抜けな
事態になりました。(笑) 緊張感に欠ける如何にも私たち夫婦らしい
“ゆる~い” 出来事ではあるのですが、格段に “ゆる~い” 私たちは
直ぐに切り替えます。

「別にいいじゃん。銀婚式イヤーは一年続くんだから、来年の
 結婚記念日までに作ればOK、OK!」

このように簡単に方針を変えました。

更に、筋金入りで “ゆる~い” 私たちは、自分たちのだらしなさを
正当化すべく後付けの理由を考えます。(笑)

「よぉ~く考えてみると、もう子供が三人いて二人だけの人生でも
  ないよななぁ。いっそのこと家族五人の記念品にしちゃおうか」

こんなふうにちょっとだけ綺麗な話に仕立て上げることにしました。


で、

ようやくのこと、Rijnファミリーのギター仲間である80(エイティ)さんに
製作を依頼しました。80さんはシルバーショップを経営されており、
販売だけでなくオーダー品も受け付けてくれます。
いろいろと素敵なアクセサリーを作られていて、完成品は「作品」と
呼ぶのが相応しいほどの腕をお持ちです。


今回、オーダーするに当たっては・・・

フェザーを花びらに見立て、五枚で一つの花になるデザイン

というリクエストをしました。


最初にラフスケッチが上がってきた時からいい感じで、
仕上がりを予測して楽しみに待っていました。
爪の隙間にヤスリを突き刺す(痛ッ!)などの格闘の果て、80さんは
写真のように気合のこもった素晴らしいモノを作り上げてくれました。
イメージ通りの仕上がりにもう 『感謝! 感謝!』 です。


このペンダントトップ、一つずつはこんなデザインになっています。

omote_hana.jpg

色とか形とか、同じ種類の花の構成って皆んな揃っていますよね。
けれども、各々の花を良く見ると個々では微妙に違っています。
“個” が基本にあって、そこから作られていく “一体感” のある姿。
それが自然界の生き物の美しいところです。

ということで80さんは、

五人分が揃って一つの花になることを念頭に
一つ一つのフェザーの形を変えることで花の持つ「個性」を、
そして、ターコイズの位置を揃えることで併せ持っている「一体感」を
表現されたそうです。


次に裏側。

ura_hana.jpg

燻(いぶ)してもらった面に各々の名前を入れてもらいました。
それと80さんの発案で、打刻跡は消さずに敢えて残しています。
五人五様に刻まれている傷は正真正銘でオンリーワン。
これがいいですね。


五枚の花びらで一つの「家族の花」が出来上がりました。
ただし、花は散るものです。家族も同じようなものでしょう。
近い将来、娘二人はいずれ嫁ぎます。
息子だって新しい家族を持つことになるのです。

でも、

花は散っても、今、五枚で咲いている花の中心にあるもの、
それはどこまで行っても変わらないし、消えないはず。
五人それぞれが花芯にあるものを忘れさえしなければ良いのです。
アクセサリーを “忘却ストッパー” として用意した訳ではありませんが、
首に下げた1/5 の花びらを見るたびに、各々が「家族」を
思い起こすかもしれない。

そうなればいいなぁ、と思います。



と、いうことで、今、心配なのは・・・


子供たち三人が簡単に花びらを紛失すること。
それぞれ独立しても正月ぐらいは集まるだろうから、
毎年チェックして、無くしたヤツには絶対に実費の倍額を請求する。

危ない順に挙げると長女、長男、次女・・・だろうなぁ。

っていうか、結婚指輪もどこに行ったか分からなくなってるし、
一番危ないのは自分かもしれん。
その時はナイショで80さんにもう一個作ってもらおう。(笑)



家族の花、散ることなくずっと咲き続けますように。



※Silver Accessories Shop 80
 http://space.geocities.jp/silveraccessoriesshop80/index.htm

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26回目の結婚記念日旅行

先週末、金曜日~土曜日の一泊でカミサンと二人で旅行に行きました。
24日が結婚記念日なので、最近はこの時期に合わせて毎年旅行に
行くことにしているのです。

今回の行き先は北東北の角館と小岩井。
購入したばかりのデジタル一眼レフカメラを練習したいこともあって、
目的は「桜」です。


一昨年、どうしても枝垂桜を観たくて角館に行った。
その時は桜のつぼみが未だ固く、開花以前の状況。
新幹線も宿も予約の設定が早過ぎて目論見が見事に外れた。

その時、

「絶対にリベンジするぞ。今度角館に来る時は絶対に日帰りで来よう」

このようにカミサンと話をしたのである。

しかし、

やっぱり今年も日帰りでなく、新幹線と宿を予約した。(笑)

“今年の桜は開花が早い” というニュースを耳にして、
通常の満開予測よりも早い時期に狙いを定めて予約した。
団体のツアー客はゴールデンウィークを目がけて集中するので
25~26日は逆にチャンスと思ってギリギリまで待って予約したのである。
後は、基本的にヨミが当たるか外れるか?だけ。


直前の各種情報で「満開見頃ど真ん中」の期待が高まる。
今度こそ満開の枝垂桜を見物できる、そう確信していた。

そして25日の金曜日。

早朝の新幹線で角館到着。角館の駅から武家屋敷街までは近い。
前回の旅行で位置関係は分かっている。
駅前の道を真っ直ぐ進み、突き当たりの郵便局のところで右に曲がると
武家屋敷街が目に入ってくるのである。

いざ右折・・・。

が、

緑色しか感じない。

kaku_01.jpg

自然には勝てない。
秋田は相当な異常気象だったようで、角館の桜は既に散っていた。
一昨年は早過ぎて、今年は僅かに遅かったのである。
ホントに花の命は短いんだなぁ。多分、二~三日の差なんでしょうね。

二人とも足が重い。目的を果せないと、ホントは心地良い新緑の中の
散策も苦痛になってくるのですよ。(笑)
次回、三度目の正直を得るにはやっぱり「日帰り」が正解かも。


金曜日は盛岡泊。

翌日、駅レンタカーを借りて小岩井農場へ。
予定では小岩井の桜を観た後、角館方面に戻ってカタクリの花の群生を
楽しむことにしていた。
角館と小岩井は距離的にさほど離れていない。桜は期待薄です。
とっととカタクリの花を観に行くつもりで車を走らせる。

が、

小岩井農場に向かう手前でこんな景色が目に入ってきた。

koi_01.jpg

ブラボー! 凄い!

完璧な青空ではないが、バックの岩手山もしっかり見える。
何より、桜の華やかさに感激。満開です!

koi_08.jpg

koi_09.jpg


特に、目的にしていた「一本桜」が観れて大満足。

koi_13.jpg

素敵な景色だったなぁ。

小岩井農場はいいところです。
東北の春の風景って、まさにこんな感じなんだろうと思う。
北海道の雄大さとは違う素朴な趣が素晴らしい。


大っきく見える岩手山、ピンクの桜と緑の牧草。
その中にいるのが爽快で、何故か嬉しくて、楽しい気分になった。
追いかける子供も追いかけられるヒツジもキモチよさそう。

koi_22.jpg

こんな光景や景色など、200回以上シャッターを押している内に
気がつくと、カタクリの花を観に行く時間が無くなっていた。(笑)


車を戻す前にスタンドでガスを入れたら満タンで2.9ℓしか入らなかった。
レンタカーでは過去最少の走行距離。
スタンドの人も駅レンの人も「何で?」って顔してたなぁ。
自分も何で借りたんだろう?、と思う。(笑)
小岩井の桜と景色が素晴らしくて、動きたくなかったということでしょうね。

角館は残念だったけれど、小岩井の景色でおつりがくるほど楽しめた。
それと、盛岡冷麺発祥の店「ぴょんぴょん舎」で美味しいビビン冷麺と
焼肉を味わえたのも良かった。

pyon_04.jpg

26回目の結婚記念旅行はとても Good!でした。
また来年、いい旅行が出来ますように。


※写真はコチラのURLでも見れます。
http://www.imagegateway.net/a?i=omJDcXRDqr 


たくましいオンナ

長女が仕事でタイヘンに忙しそう。

勤務しているアパレルブランドのショップでは、クリスマス・年末~年始に
かけた時期が稼ぎ時。元旦は一日だけで単独店舗として1千7百万円以上
売り上げたようだ。娘によると、さほど広くない売り場面積、且つ、福袋無し
という状況からは驚異的な数字らしい。そのせいか勤務状況も過酷に
なっており、このところずっと “通し” と呼ばれる開店~閉店までの当番
シフトが続いている。

今朝もまた、娘は家を飛び出して行った。
洗面所、脱衣所、テーブルに、泥棒が侵入したかの如き跡が残っていた
ことで、いつもと変わり無い朝の様子が伺える。

長女は生活面がだらしない。全てが “やりっぱなし” で片づけができない。
このあたりは父親である自分にソックリ。(笑) ただ、働くことに関しては別。
現場を見たワケではないが、本人の話を聞く限りでは、とても真面目で
些細なことにも絶対に手を抜かないタイプ。

もともと労働意欲の旺盛な子で、高校生の時のアルバイトから始まり、
ここ迄の職種遍歴には凄いものがある。現在の会社の前に派遣で収入を
得ていた時は、「2~3時間が勿体無い」と言って、深夜まで掛け持ちで
コンビニでも働いていた。

交通費を実質の身入りにするために、ターミナル駅までは私鉄に乗らず
チャリを使う。雨の日も、雪の日も、ペダルさえ漕げれば多少のことでは
電車は使わない。それ故、道中で転倒することも多く、始終手足のあちら
こちらにカサブタを作っている。正真正銘 “傷だらけのオンナ” です。(笑)

その娘が壊れたチャリを修理に持ち込む時間も無いほど忙しくしている。
帰宅が遅くなって私鉄の乗り換えが間に合わず、ここ数日はターミナルの
駅まで私がクルマで迎えに行ってあげている。
家に着くまで10分もかからないが、この時間は貴重。
自分に置き換えると、この時間を使って(迎えに来てくれた)カミサンに
弱音を吐くことでストレスを無意識に解消している。


だから、

同じように、今は自分が娘の疲労を解放してあげたいと思う。
こんな時間しか使えないけれど、話を聞いてあげたいと思う。


娘の様子を見ると、さすがに相当疲れている。

が、

弱音を吐かない。『疲れたぁ~』 とは言うが、娘は弱音を吐かないのです。


今の時期に限ったことでは無いが、体調が悪くても、嫌なことがあっても、
精神的に辛いことがあっても、何があってもめげない。とにかく働く。
長女にはそんな強さを感じる。将来の形が見えてきたことで一層気合が
入ったのか、最近は “傷だらけのオンナ”に加えて “たくましいオンナ”にも
なっているようです。

三人の子供の中で一番自分に似ているのは長女。でも、この強さは
自分にはありません。どうしようもない娘だとばかり思っていたけれど、
長女のたくましさには感心している。ホントに立派なヤツです。


がんばれ! たくましいオンナ (笑)


二人を見守っていきたい

前回の続き。

待ち合わせはイタリアンレストラン。ここは娘と彼がよく利用している店。
初めての対面に四人とも緊張気味。口数がやけに少ない。
特に男二人にはそれが顕著。(笑)

互いに自己紹介した後は何か空気が重い。彼、カワイソウに思えるぐらい
緊張していたなぁ。そして、彼に対して最初に私が発した言葉は、

「緊張してるでしょ?」

だった。

これがいけなかった。
私としては気楽にさせようと思って言ったのだが、逆に、更に緊張させて
しまったみたい。(笑)

オーダーしたシーザーサラダにスタッフがチーズを削ってくれる。
こちらがストップをかけるまで好きなだけサービスしてもらえるのだが、
その間は四人の視線がチーズに集中して空気が変わる。あの時彼は、
降り積もっていくチーズを見ながら 『あぁ・・、このまま閉店までチーズを
削り続けて欲しい・・・』 と、思っていたのではなかろうか?(笑)

カミサンと娘はビールをオーダーして美味そうに呑んでいる。
(運転するのでしょうがないとは言え)緊張している男二人に比べて
何とお気楽なこと。(笑)

料理を食べながら双方の家族の様子など、差し障りのない会話が続くが、
気が付くと食事の進み方が異常に速い。明らかに私の食べる量が多く
なっている。話題が断続的に停滞するので、結局、場を収めるためには
食べるしかないのです。(笑)

彼も何か言いたそうな雰囲気なのだが、なかなか上手くタイミングが
見つからない様子。そんな状況がずっと続いた。

今後の流れが見えている中で会っているのだ。別に、 「結婚を前提に・・・」
という言葉を彼から無理やり引き出す必要もないだろう。かつて、自分も
そのつもりで行ったのに義父には言えなかったんだ。(笑)
ただし、自分の方にはこの場でどうしても言っておきたいことがあった。


どんなに低くてもいいから、常に目標を持つこと。
それを実現するために二人で考えてプランすること。
幸せになろうと思うなら、それなりの決心をして欲しいこと。
二人で幸せになることを双方の両親に必ず約束すること。
その約束は口に出さなくてもいいから、しっかり胸の中に置いて欲しいこと。

こんな内容を伝えた。

が、決して彼一人に向けて言ったのではない。
二人に言いたかったのだ。


娘と彼は私の一言一言に頷いていた。



店を出て駐車場に向かうところでカミサンの声が後ろから聞こえた。

「(生活振りの)だらしない娘ですが宜しくお願いします」

カミサンは彼に深く頭を下げていた。私に言いたいことがあったのと同様に
彼女にも言いたいことがあったようです。

“父親視点の戒め” と “母親視点の気遣い” 

バランスとしてはこれで丁度良いのかもしれません。


あの場で目にした・・・

隣の彼を見るたびに普段とは全く違う嬉しそうな顔をしていた娘。
車が見えなくなるまで、実直そうにポツンと立って私達を見送っていた彼。


二人で幸せになることを “約束” してくれたと思う。
娘と彼を見守っていきたいと思います。


君には娘はやれん

君には娘はやれん。帰りたまえ

ドラマに出てきそうなこのセリフ。娘を持つ父親にとっては、ある意味
憧れの言葉ではないだろうか。(笑)


長女は現在23歳。いいお年頃です。

今晩、近い将来、娘の旦那になるであろう青年とお会いすることになった。
このタイミングで場を設定して会うということは、それなりの意味を持つ。

同級生だった自分とカミサンは24歳の時に結婚した。それを考えれば
 23歳の “娘の結婚” という現実が目の前に現れても、何ら不思議な
ことではない。でも、父親としては正直、構える部分もあります。
カミサンも含めて四人、果たしてその場はどんな感じになるんだろう?
緊張するところもあるが楽しみでもある。どちらかというと後者の方かな。

               
以前、「正吉」を飼い始めた時、娘の友人達が犬見物に来たことがあった。
その中に彼も含まれていたらしいが、まるで思い出せない。だが、当時、
結構遅い時間帯の来訪を (けしからん奴らだなぁ、と) かなり不快に
感じていたことはよ~く覚えている。(笑) 

それからは、娘の携帯から漏れる声に聴き耳を立てたりするだけで、
当然、彼(か)の青年とは会話など交わしたことがない。つまり、今晩は
お互い初めての対面です。きっと向こうは相当緊張するだろうなぁ。


自分に置き換えて思い出してみると・・・

初めてカミサンの両親に会った時、(すでに亡くなった)義父はどんな目で
自分を見ていたんだろう。至極普通に振る舞っていたけれど、目に入れても
痛くない可愛い末娘を取られてしまうのだ、穏やかでいられるはずがない。
それについて特に訊いたことは無いが、私の発する言葉一つ一つ、態度、
何から何までさり気なく観察していたと思う。


時は巡って今晩。自分があの時の義父の立場になる。
さて、どうしようか。(笑)


不安はある。娘は自分に似ていて、生活振りがホントにだらしない。
性格も適当で非常に軽い。(笑) だから、二人の経済的な設計の部分に
どうしても目を向けてしまう。それは親として当然のことです。

反面、彼とはもう五年も真剣に付き合っている。相手のことは娘も良く分って
いるだろう。子どもだと思っていた娘も、もうしっかり考えを持てる大人です。
親が口を出すべきことではない。これも当然と言えば当然。


詰まるところ、

娘を 「心配する」  と  娘を「信じてあげる」

親としてどちらに気を遣ってあげられるか? ということなんだろう。



稚いなりに、既に二人は将来に向けて準備も初めている。

生活は苦労しながら作り上げていけばいい。『苦労しろ』 とは言わないが、
そのプロセスをきちんと踏んで共有できる二人だと理解できれば、親は
つまらない「心配」などしなくていい。それよりも、幸せになろうとしている
娘と彼を「信じて」応援してあげようと思う。



君には娘はやれん。帰りたまえ


父親の貧弱なプライド。一度は言ってみたいけど・・・。



絶対に言えねぇなぁ。(笑)





台風発生のメカニズムは?

ひどい台風でした。橋が落ちたり、バイパスが崩れたり、自然の脅威には
敵いません。本当に凄いものですね。

この台風という怪物・・・

マリアナ諸島近海で発生して日本に向かって来るということで覚えている。
これは一般的に結構知られたことだろう。しかし、それがどういうメカニズムで
発生するのか? ということになると、wikipedia を閲覧する限りでは諸説が
あって特定できないらしい。

やっばりね・・・。

私が以前から想定している発生メカニズムも、あながち捨てたものじゃ
なさそうだ。


・マリアナ諸島というとサイパン島のあたり
・サイパン島の子供たちは毎日海で遊ぶ
・子供たちが何気に海面をヒトサシ指でかき混ぜる
・指を右回しすると渦が直ぐに消える
・指を左回しすると渦が消えずらいような気がする(これが重要なポイント!)
・それが面白くて幾つも渦を作る
・渦は沖に向かって移動していく


「これが発達して台風になるんだぜ。サイパンの子供は日本で災害が
  発生するなんて想像もしないだろうなぁ・・・。お前注意してこいよ」 

  数年前、カミサンにこうレクチャしたことがある。

「ウソぉ~! ホントなの?」

  相方は一瞬理解したような顔をしてから

「あなた、私が信じると思ってるんでしょう。騙されないわよ」 

   こう言っていた。


が、しかし、今回の台風で同じ話を持ち出したら・・・


「あなた、まだ私が信じてると思ってるんでしょ」 

  カミサンはこう言うのです。


“ まだ ” ・・・ ですと?


多少は信じてたってことか!?


さすがだ・・・。


いや、違う。


気付けよ。(笑)


 


気になる・・・

今、流れているDoCoMoのCM
TOKIOのナガセが周りの発言で熊のイメージをコロコロ変える
「基本料半額編」が楽しい。

で、似たような感覚が私にもちょびっと・・・。


今日、末の娘の香織が “彼氏” を家に初めて連れてきたようだ。

 『友だちを家に連れてきたいんだけどいい?』

昼過ぎ、本日休みを取っていたカミサンに香織がそう言ってきたらしい。
そんなことは勿論知らない。夕方、別件で電話した時にカミサンから聞いて
分った。

「今、来てるのよ。早く帰ってくれば貴方も見れるわよ」とカミサンは楽しそう。
それは見たいなぁ、と思う。オヤジとしては興味津々なのである。

(未だ家にいるという時間帯に)船橋の駅までカミサンに車で迎えにきて
もらった。ちょうど長女の帰宅と重なっただけで、決してその為に一刻も早く
帰りたかったワケではない。

車の中では当然その件が持ち上がる。長女も含めた三人で、ひとしきり
賑やかな状態になった。


妻:未だいるはずよ。どうする?帰る?
G:いいよ、今日は
妻:ついでだから外食しようよって誘ったけれど、
  香織は行かないって
G:そりゃ、そうさ。そいつもそこで “ヘイヘイ” って付いてくるようじゃダメだ
妻:違う、違う。何、勘違いしてるの。もう帰る頃だから駅まで送りがてらって
  いうこと。食事に誘ったのは香織だけよ
娘:ぷぷぷっっっ。お父さん、先走り
妻:でも、ヘンなのよね。家を出る前、出掛けに外から見たら部屋の明かりが
  見えないのよ。普通、カーテンの隙間から光が漏れるじゃない
G:自分の老眼をヘンなところでリンクさせるなッ! 暗かったら電気を
  つけてから出て来い、バカッ!
妻:普通に大丈夫でしょ
G:どうしてお前にそんなことが分るッ!
妻:貴方、ソフトバンクのCMの “犬のお父さん” みたいになってるわよ
G:うるさいッ!
妻:何、マジになってるのよ、アホ
G:で、どんな感じのヤツなんだ?
妻:家に来た時は「これ、どうぞ」ってサーティーワンのアイスクリームを
  持ってきてくれたよ
G:「父親はどら焼きの方が好きだから受け取れません」って、ちゃんと
  断ったんだろうな?
妻:何、バカなこと言ってるのよ
娘:普通の感じの男の子だよね 
  (*既に写真で見たことがあるらしい)
妻:身体つきも普通だし、野球部って感じじゃなかったわ 
  (*元々は球児だったと聞いている) 
G:顔の感じは?
妻:リスみたいだった

   リス?
     
   小顔でカワイイ? まぁまぁか・・・

娘:リスっていうよりウサギでしょ

   ウサギ? 
   
  色白で耳がデカイ・・・?

妻:分りやすく例えると、そう! 金八先生の・・・
  
   金八? 
  
       今時の高校生で長髪・・・

妻:違う。そうじゃなくて、金八のほら、“チュー” よ。
  何て言ったっけ、あの生徒役の俳優 

娘:中尾・・・ナントカ・・・でしょ

   中尾アキヨシか?
   
       微妙、ちょっとビミョー・・・

妻:でも、どっちかっていうとジャニーズ系よ

   ジャニーズ? 
 
        カッコいいのかよッ! 
   一体どっちなんだよぉッ?

  
えぇ~いッ、もういいッ。

次来る時にどら焼きさえ持ってくれば、どんな顔でもいいや。



とは思うものの、やっぱり気になるよなぁ・・・。




誘導“訊問”で遊ぶ

天然系のカミサンをいじって楽しむことがある。

今朝の寝覚め、横になりながら・・・


G:お前って寝言多いよね。最近特に凄い
妻:それ、ウソでしょ。絶対にウソ!
G:そんなことないって。ホントだよ <*実は寝言を聞いたことがない・笑>
妻:え~ッ、ホントなの? どんなこと言ってるのかしら。気になる
G:とっても言えないようなことばかり
妻:いゃだなぁ・・・。ちょっとぉ、教えてよ
G:言っちゃっていいの?
妻:いいわよ・・・ <*少し不安げなご様子>
G:どうしようかな。じゃ、言うけどさ・・・
  この前は「濡れちゃう、濡れちゃう・・・」って言ってた。
   あの時は耳を疑ったよ。もうビックリしちゃって、次の日お前の顔を
   見れなかったもの
妻:絶対にウソだぁ
G:ホントだよ。でも不潔だなぁ、そんな夢見てるなんて
妻:ちょっとぉ、ヘンなこと言わないでよ。あっ、保育園で毎日プールに
   入ってるから、きっとその夢を見た時に言ったんだわ。そういえば・・・
   子供に水を掛けられた夢を見た気がする <*それウソです> 
G:疑わしいね。他にもあるしな・・・
妻:何よ?言ってみなさいよ
G:例えば、そうだなぁ・・・。多いのが男の名前を呼ぶこと
妻:ありえない! 絶対にそんなこと無いッ
G:ホントだよ。だいたい寝言を言ってる本人が覚えてるはずないでしょ。
    冷静に聞いている俺の方が正しいに決まってるじゃない
妻:そっか~、そりゃそうだなぁ <*納得するなヨ>
   でも、いやだなぁ・・・。
     どんな名前が出たか言ってみてよ
G:ほら、気になるんだろう
    ここのところ耳にしたのは “ハルキ” と “ユウヤ”が多かったな
妻:あぁ、園児の名前じゃないの <*ホッとした感・・・あり>
   最近忙しかったからなぁ、そのせいよ
G:でもさ、俺にしてみれば気が気じゃないよ。ここ一ヶ月で違う名前が
    五~六人も出たからなぁ。正直なところ、凄く不安です
妻:何よそれ。へんなこと言わないでよ
G:だって、違う男の名前がそんなに出たらやっぱり疑うでしょ。しかも苗字
    じゃなくて下の名前ばっかりで、それも呼び捨てなんだぜ
妻:何言ってるのよ。じゃ、どんな名前か教えてよ
G:先週は “ヨシオ~”って言ってた
妻:え!? そんな名前の人、知らないしありえない
G:ホントにお前は不潔だなぁ
妻:やめてよ、ヘンなこと言うのは
G:でも確かに “ヨシオ~”って言ってた
妻:アッ・・・
G:ほら見ろ。思い出すことがあるんだろぅ
妻:そういえば、最近、園で「片付けなさいッ」とか注意すると
     子供たちから『でもそんなの関係ねえ!』って言われるのよ。
     あの人、ほら、え~っと・・・
G:“小島よしお” でしょ
妻:そう! その夢見てたんだ

それもウソです。(笑) 
“オッパッピー” って返して締めたいぐらいのボケぶり。

よくもまぁ、こんな簡単なウソで固めた誘導“訊問”に乗ってくるよなぁ。

ウソの寝言に(もしや・・・、と)連動する夢を見たと思い込むところが凄い。
しかも“小島よしお”イメージで出した名前にきちんと落ちたことが快感。
“ヨシオ”は本人の父親の名前だし、間違いなくそっちで反応すると思って
いたのになぁ。予想外の反応に降参。(笑)


生活の潤いに最適の常備薬。


尊敬しております。

ホントです。(笑)

 

56's hobby 【Photo】

写真撮影が好きです。 時々、以下のサイトに写真をアップしています。
-工事中-

56's hobby 【Guitar】

46歳の時からギターを弾き始めました。録音音源をアップしています。

◆Goro's guitar play



《所有ギター》
Hiramitsu-SJ 56's custom
Martin-M38
Morris-S55

56’s Theater

趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
-工事中-

最近のあれこれ

50歳を迎えた節目の記念にオリジナルギターを作りました。ルシアー(ギター製作家)は平光泰典さんです。
平光さんはクラシックギターの製作家として高名な一柳一雄氏に師事。独立され、現在は鉄弦(アコースティックギター)の世界に転じていらっしゃいます。私のような素人の下手っぴーがオーダーするなど失礼なことと思いましたが、快く引き受けてくださいました。

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