遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・
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先週末、金曜日~土曜日の一泊でカミサンと二人で旅行に行きました。
24日が結婚記念日なので、最近はこの時期に合わせて毎年旅行に
行くことにしているのです。
今回の行き先は北東北の角館と小岩井。
購入したばかりのデジタル一眼レフカメラを練習したいこともあって、
目的は「桜」です。
一昨年、どうしても枝垂桜を観たくて角館に行った。
その時は桜のつぼみが未だ固く、開花以前の状況。
新幹線も宿も予約の設定が早過ぎて目論見が見事に外れた。
その時、
「絶対にリベンジするぞ。今度角館に来る時は絶対に日帰りで来よう」
このようにカミサンと話をしたのである。
しかし、
やっぱり今年も日帰りでなく、新幹線と宿を予約した。(笑)
“今年の桜は開花が早い” というニュースを耳にして、
通常の満開予測よりも早い時期に狙いを定めて予約した。
団体のツアー客はゴールデンウィークを目がけて集中するので
25~26日は逆にチャンスと思ってギリギリまで待って予約したのである。
後は、基本的にヨミが当たるか外れるか?だけ。
直前の各種情報で「満開見頃ど真ん中」の期待が高まる。
今度こそ満開の枝垂桜を見物できる、そう確信していた。
そして25日の金曜日。
早朝の新幹線で角館到着。角館の駅から武家屋敷街までは近い。
前回の旅行で位置関係は分かっている。
駅前の道を真っ直ぐ進み、突き当たりの郵便局のところで右に曲がると
武家屋敷街が目に入ってくるのである。
いざ右折・・・。
が、
緑色しか感じない。
自然には勝てない。
秋田は相当な異常気象だったようで、角館の桜は既に散っていた。
一昨年は早過ぎて、今年は僅かに遅かったのである。
ホントに花の命は短いんだなぁ。多分、二~三日の差なんでしょうね。
二人とも足が重い。目的を果せないと、ホントは心地良い新緑の中の
散策も苦痛になってくるのですよ。(笑)
次回、三度目の正直を得るにはやっぱり「日帰り」が正解かも。
金曜日は盛岡泊。
翌日、駅レンタカーを借りて小岩井農場へ。
予定では小岩井の桜を観た後、角館方面に戻ってカタクリの花の群生を
楽しむことにしていた。
角館と小岩井は距離的にさほど離れていない。桜は期待薄です。
とっととカタクリの花を観に行くつもりで車を走らせる。
が、
小岩井農場に向かう手前でこんな景色が目に入ってきた。
ブラボー! 凄い!
完璧な青空ではないが、バックの岩手山もしっかり見える。
何より、桜の華やかさに感激。満開です!
特に、目的にしていた「一本桜」が観れて大満足。
素敵な景色だったなぁ。
小岩井農場はいいところです。
東北の春の風景って、まさにこんな感じなんだろうと思う。
北海道の雄大さとは違う素朴な趣が素晴らしい。
大っきく見える岩手山、ピンクの桜と緑の牧草。
その中にいるのが爽快で、何故か嬉しくて、楽しい気分になった。
追いかける子供も追いかけられるヒツジもキモチよさそう。
こんな光景や景色など、200回以上シャッターを押している内に
気がつくと、カタクリの花を観に行く時間が無くなっていた。(笑)
車を戻す前にスタンドでガスを入れたら満タンで2.9ℓしか入らなかった。
レンタカーでは過去最少の走行距離。
スタンドの人も駅レンの人も「何で?」って顔してたなぁ。
自分も何で借りたんだろう?、と思う。(笑)
小岩井の桜と景色が素晴らしくて、動きたくなかったということでしょうね。
角館は残念だったけれど、小岩井の景色でおつりがくるほど楽しめた。
それと、盛岡冷麺発祥の店「ぴょんぴょん舎」で美味しいビビン冷麺と
焼肉を味わえたのも良かった。
26回目の結婚記念旅行はとても Good!でした。
また来年、いい旅行が出来ますように。
※写真はコチラのURLでも見れます。
http://www.imagegateway.net/a?i=omJDcXRDqr
長女が仕事でタイヘンに忙しそう。
勤務しているアパレルブランドのショップでは、クリスマス・年末~年始に
かけた時期が稼ぎ時。元旦は一日だけで単独店舗として1千7百万円以上
売り上げたようだ。娘によると、さほど広くない売り場面積、且つ、福袋無し
という状況からは驚異的な数字らしい。そのせいか勤務状況も過酷に
なっており、このところずっと “通し” と呼ばれる開店~閉店までの当番
シフトが続いている。
今朝もまた、娘は家を飛び出して行った。
洗面所、脱衣所、テーブルに、泥棒が侵入したかの如き跡が残っていた
ことで、いつもと変わり無い朝の様子が伺える。
長女は生活面がだらしない。全てが “やりっぱなし” で片づけができない。
このあたりは父親である自分にソックリ。(笑) ただ、働くことに関しては別。
現場を見たワケではないが、本人の話を聞く限りでは、とても真面目で
些細なことにも絶対に手を抜かないタイプ。
もともと労働意欲の旺盛な子で、高校生の時のアルバイトから始まり、
ここ迄の職種遍歴には凄いものがある。現在の会社の前に派遣で収入を
得ていた時は、「2~3時間が勿体無い」と言って、深夜まで掛け持ちで
コンビニでも働いていた。
交通費を実質の身入りにするために、ターミナル駅までは私鉄に乗らず
チャリを使う。雨の日も、雪の日も、ペダルさえ漕げれば多少のことでは
電車は使わない。それ故、道中で転倒することも多く、始終手足のあちら
こちらにカサブタを作っている。正真正銘 “傷だらけのオンナ” です。(笑)
その娘が壊れたチャリを修理に持ち込む時間も無いほど忙しくしている。
帰宅が遅くなって私鉄の乗り換えが間に合わず、ここ数日はターミナルの
駅まで私がクルマで迎えに行ってあげている。
家に着くまで10分もかからないが、この時間は貴重。
自分に置き換えると、この時間を使って(迎えに来てくれた)カミサンに
弱音を吐くことでストレスを無意識に解消している。
だから、
同じように、今は自分が娘の疲労を解放してあげたいと思う。
こんな時間しか使えないけれど、話を聞いてあげたいと思う。
娘の様子を見ると、さすがに相当疲れている。
が、
弱音を吐かない。『疲れたぁ~』 とは言うが、娘は弱音を吐かないのです。
今の時期に限ったことでは無いが、体調が悪くても、嫌なことがあっても、
精神的に辛いことがあっても、何があってもめげない。とにかく働く。
長女にはそんな強さを感じる。将来の形が見えてきたことで一層気合が
入ったのか、最近は “傷だらけのオンナ”に加えて “たくましいオンナ”にも
なっているようです。
三人の子供の中で一番自分に似ているのは長女。でも、この強さは
自分にはありません。どうしようもない娘だとばかり思っていたけれど、
長女のたくましさには感心している。ホントに立派なヤツです。
がんばれ! たくましいオンナ (笑)
“ 君には娘はやれん。帰りたまえ ”
ドラマに出てきそうなこのセリフ。娘を持つ父親にとっては、ある意味
憧れの言葉ではないだろうか。(笑)
長女は現在23歳。いいお年頃です。
今晩、近い将来、娘の旦那になるであろう青年とお会いすることになった。
このタイミングで場を設定して会うということは、それなりの意味を持つ。
同級生だった自分とカミサンは24歳の時に結婚した。それを考えれば
23歳の “娘の結婚” という現実が目の前に現れても、何ら不思議な
ことではない。でも、父親としては正直、構える部分もあります。
カミサンも含めて四人、果たしてその場はどんな感じになるんだろう?
緊張するところもあるが楽しみでもある。どちらかというと後者の方かな。
以前、「正吉」を飼い始めた時、娘の友人達が犬見物に来たことがあった。
その中に彼も含まれていたらしいが、まるで思い出せない。だが、当時、
結構遅い時間帯の来訪を (けしからん奴らだなぁ、と) かなり不快に
感じていたことはよ~く覚えている。(笑)
それからは、娘の携帯から漏れる声に聴き耳を立てたりするだけで、
当然、彼(か)の青年とは会話など交わしたことがない。つまり、今晩は
お互い初めての対面です。きっと向こうは相当緊張するだろうなぁ。
自分に置き換えて思い出してみると・・・
初めてカミサンの両親に会った時、(すでに亡くなった)義父はどんな目で
自分を見ていたんだろう。至極普通に振る舞っていたけれど、目に入れても
痛くない可愛い末娘を取られてしまうのだ、穏やかでいられるはずがない。
それについて特に訊いたことは無いが、私の発する言葉一つ一つ、態度、
何から何までさり気なく観察していたと思う。
時は巡って今晩。自分があの時の義父の立場になる。
さて、どうしようか。(笑)
不安はある。娘は自分に似ていて、生活振りがホントにだらしない。
性格も適当で非常に軽い。(笑) だから、二人の経済的な設計の部分に
どうしても目を向けてしまう。それは親として当然のことです。
反面、彼とはもう五年も真剣に付き合っている。相手のことは娘も良く分って
いるだろう。子どもだと思っていた娘も、もうしっかり考えを持てる大人です。
親が口を出すべきことではない。これも当然と言えば当然。
詰まるところ、
娘を 「心配する」 と 娘を「信じてあげる」
親としてどちらに気を遣ってあげられるか? ということなんだろう。
稚いなりに、既に二人は将来に向けて準備も初めている。
生活は苦労しながら作り上げていけばいい。『苦労しろ』 とは言わないが、
そのプロセスをきちんと踏んで共有できる二人だと理解できれば、親は
つまらない「心配」などしなくていい。それよりも、幸せになろうとしている
娘と彼を「信じて」応援してあげようと思う。
“ 君には娘はやれん。帰りたまえ ”
父親の貧弱なプライド。一度は言ってみたいけど・・・。
絶対に言えねぇなぁ。(笑)
今、流れているDoCoMoのCM。
TOKIOのナガセが周りの発言で熊のイメージをコロコロ変える
「基本料半額編」が楽しい。
で、似たような感覚が私にもちょびっと・・・。
今日、末の娘の香織が “彼氏” を家に初めて連れてきたようだ。
『友だちを家に連れてきたいんだけどいい?』
昼過ぎ、本日休みを取っていたカミサンに香織がそう言ってきたらしい。
そんなことは勿論知らない。夕方、別件で電話した時にカミサンから聞いて
分った。
「今、来てるのよ。早く帰ってくれば貴方も見れるわよ」とカミサンは楽しそう。
それは見たいなぁ、と思う。オヤジとしては興味津々なのである。
(未だ家にいるという時間帯に)船橋の駅までカミサンに車で迎えにきて
もらった。ちょうど長女の帰宅と重なっただけで、決してその為に一刻も早く
帰りたかったワケではない。
車の中では当然その件が持ち上がる。長女も含めた三人で、ひとしきり
賑やかな状態になった。
妻:未だいるはずよ。どうする?帰る?
G:いいよ、今日は
妻:ついでだから外食しようよって誘ったけれど、
香織は行かないって
G:そりゃ、そうさ。そいつもそこで “ヘイヘイ” って付いてくるようじゃダメだ
妻:違う、違う。何、勘違いしてるの。もう帰る頃だから駅まで送りがてらって
いうこと。食事に誘ったのは香織だけよ
娘:ぷぷぷっっっ。お父さん、先走り
妻:でも、ヘンなのよね。家を出る前、出掛けに外から見たら部屋の明かりが
見えないのよ。普通、カーテンの隙間から光が漏れるじゃない
G:自分の老眼をヘンなところでリンクさせるなッ! 暗かったら電気を
つけてから出て来い、バカッ!
妻:普通に大丈夫でしょ
G:どうしてお前にそんなことが分るッ!
妻:貴方、ソフトバンクのCMの “犬のお父さん” みたいになってるわよ
G:うるさいッ!
妻:何、マジになってるのよ、アホ
G:で、どんな感じのヤツなんだ?
妻:家に来た時は「これ、どうぞ」ってサーティーワンのアイスクリームを
持ってきてくれたよ
G:「父親はどら焼きの方が好きだから受け取れません」って、ちゃんと
断ったんだろうな?
妻:何、バカなこと言ってるのよ
娘:普通の感じの男の子だよね
(*既に写真で見たことがあるらしい)
妻:身体つきも普通だし、野球部って感じじゃなかったわ
(*元々は球児だったと聞いている)
G:顔の感じは?
妻:リスみたいだった
リス?
小顔でカワイイ? まぁまぁか・・・
娘:リスっていうよりウサギでしょ
ウサギ?
色白で耳がデカイ・・・?
妻:分りやすく例えると、そう! 金八先生の・・・
金八?
今時の高校生で長髪・・・
妻:違う。そうじゃなくて、金八のほら、“チュー” よ。
何て言ったっけ、あの生徒役の俳優
娘:中尾・・・ナントカ・・・でしょ
中尾アキヨシか?
微妙、ちょっとビミョー・・・
妻:でも、どっちかっていうとジャニーズ系よ
ジャニーズ?
カッコいいのかよッ!
一体どっちなんだよぉッ?
えぇ~いッ、もういいッ。
次来る時にどら焼きさえ持ってくれば、どんな顔でもいいや。
とは思うものの、やっぱり気になるよなぁ・・・。