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Goro・とおく

遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・

カテゴリー「家族」の記事一覧

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冷静に考えた先には・・・

長男の達也が通う高校では昨日体育祭が開かれた。先日、文化祭が終了して高校生活の大きな
イベントが終わったはずだったのに未だ残っていたのね。(笑) で、帰って来た本人の話を聞いて
笑った。

競技の中に全学年の男子による棒倒しがあり、当然達也も出場。基本的には達也たち三年生が
攻め手となり、一年生と二年生が防りにつく決まりだったらしい。

棒倒しだけじゃなく騎馬戦もそうだけれど、体育祭(特に高校)の格闘系の競技って皆んなが
“マジ” になるんで面白い。たいがいの男子は経験していると思いますが、何故か異様にアドレ
ナリンが湧きますよね。例えば棒倒しの場合、ラグビーのラックの中で隠れて行われているような、
どさくさ紛れのイリーガルな行為が普通に繰り広げられます。棒と関係のないところで「蹴り」や
「頭突き」が飛び交う。特定の人物目掛けてピンポイントで突撃して “棒” ではなく “人” を倒しに
いく奴もいたりする。というか、そいつは競技に参加しているのではなくて喧嘩する為に棒倒しを
利用しているってこと。(笑) 実際、それで喧嘩が始まったりするし、とても物騒な競技である
ことは間違いない。


達也はこう言うのです・・・


『 冷静に考えて怪我をしたくないから俺は後ろで防っていたよ。だって、ここで指を怪我するのは
イヤだもの 』


あらら、なんと現実的でやる気のない奴。(笑) 本人は受験勉強のことが頭にあってそういう
行動に出たようだが、自分はそれに大笑いした。で、続けて「他に後ろに回った三年生は全部で
何人ぐらいいた?」と訊くと

『 いないよ。俺ひとり 』

・・・だったらしい。(笑)


十年前だったら間違いなく「バカじゃないの!? 棒倒しっていったら体育祭の一番の華だろ。
あ~ぁ、ホントに情けない奴ッ・・・」嘆かわしくこう言ったと思う。

が・・・

歳をとってエネルギーが枯竭し始めている自分は、何ごとにも “熱く” あって欲しい年頃なのに
妬けに “冷めて” いる息子の発言に納得してしまったのである。人生は長い。確かにここで出さ
なくても、大人になればアドレナリンは黙っていたっていくらでも出るものなぁ。ある意味達也の
選択は正しいワ。(笑) ここぞッ! っていう時に120%のチカラを出せる奴に成長してくれるなら
たかが棒倒しで血眼になる必要はない。本人が“冷静に考えた”結果ならそれでよし。


・・・そんなようなことを本人に冗談混じりで偉そうに説いていたら達也がこう言う。


『 でも、受験ヤバイかも。今日絶対に脳細胞が幾つか死んだよ。凄っげぇ頭突きもらっちゃってサ 』


なんだよ。後ろに回ったワリには結局やられてるんじゃねぇか(笑) アホ!



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24年振りの湖にて・・・

二泊で北海道に行ってきた。このところ旅行と言えば北海道。
もう何回足を運んだのか? その回数を思い出すのも難しくなっているぐらい
行っている。もともとドラマ「北の国から」が大好きで、単純にそれが北海道に
旅行するようになった始まり。必然的に、向かう先はロケの行われた富良野
周辺や羅臼(知床)が多く、今回も富良野には自分に課した“ルール”として
寄った。(笑)

今年はカミサンと休みが合わず、本当は三泊したかったけれどやむを得ず
二泊に。それで、移動を減らし、ゆっくり楽しむことにして旅程を計画してみた。
こんなルートです。

■IN■とかち帯広空港~帯広周辺~然別湖(泊)~富良野・美瑛~
白金温泉(泊)~美瑛・旭山動物園~旭川空港■OUT■

珍しくレンタカーの走行距離が500キロにも届かなかった。(笑)

初日に宿泊した然別湖は24年前に新婚旅行で泊まった場所です。
当時、どうしても日高の牧場巡りをしたかった自分の願望があり、海外を
希望していたカミサンを説き伏せて10日間北海道を回った。その三泊目が
然別湖でした。そこを選んだのはプランを作っている時に偶然目にした
新聞の記事が切っ掛けだった。そこには

満天の星が湖面に映る神秘の湖

と書かれていたのです。「こりゃ凄っげぇ」そう思って日程に組み込んだ。
自分の希望だけで新婚旅行を終わらせる訳にはいかないので、カミサンには
綺麗なモノを見せてあげようと思ったのである。

然別湖はそこに宿が二軒しかない静かな場所で確かに神秘的な湖。
楽しみにして現地に着いた。ところがビックリ。4月の末ではまだ湖面が氷結
している状況。そこには星が映るどころか湖面も拝めない風景が広がって
いたのです。(笑) 

そのことがあったので(最近北海道に頻繁に行き始めてからは)絶対に
リベンジしてやろうと考えていたのです。がしかし、日頃の行い悪し・・・。
夕方から雨が降ってきて今回も星は観れずじまい。
トホホ。ホントについてません。(笑) 星は次回にまたお預けです。 

翌朝、窓から入ってくる光で目が覚めた。とっても綺麗だったので思わず
カミサンを起こした。

060913_01.jpg

来たことが無駄にならなくて良かった。(笑)



自分は意外と新婚旅行当時のことを鮮明に覚えていて、前日宿に向かう途中に
景色を観ながら

     「この先に白樺の林が続いていたよなぁ」

と言うと、カミサンは

  「そうだった?全然覚えてない」

と仰られる。

  「湖の前にあのボードがまだあったら同じ場所でまた写真撮ろうよ」

こう続けると、カミサンは

  「何だっけそれ?」

と返される。

  「俺は昨日のことのように覚えているっていうのに最低だねお前は。
       思い出の地だよ、ここは」

そう言うと、カミサンは

  「貴方は家のことを何もしないからそういうことだけは覚えていられるのよ」

まぁ、都合の良いロマンチストに対する指摘としては正しい捉え方かも
しれん。(笑) 

060913_03.jpg

なぁ~んにも変わっていないようにも思うし、いろいろあったようにも思う。
どちらにしても、こうやってほぼ四半世紀後、同じ場所に仲良く立って
いられるのは嬉しいことですね。


続く・・・


一番さわやかな人

最近長男の達也がお疲れ気味。予備校でハードな勉強を続けているのに加えて文化祭の準備が
佳境の状況じゃしょうがないね。ここ数日何度か、パソコンの前の椅子で“あしたのジョー”のように
首をうな垂れて死んだように寝ちゃってる時があった。Webの講座でテストをしている内にそう
なってしまうみたい。(笑)

一週間くらい前のこと。そんな達也が「ねぇ、聞いてよ」と話し掛けてきて私にこう言うのです。

で、続けると・・・


なんか許せないんだよなぁ。
文化祭はクラスで演劇をやるんだけれど
真剣にセリフを覚えてこない奴らがいるんだよ。
あいつらより俺の方がずっと(受験の)勉強時間が多くて
比べたら毎日絶対に三倍はやってるはず。
その上俺はセリフが多くて、しかも背景係(大道具か?)も
こなさなくちゃいけなくて、それでも一生懸命やってるんだよ。
それなのに、係にもなっていないくせして背景係のグループに
「ちゃんとやってよ」とか注文だけはつけてくる。
おかしいと思わない?


と、こんな感じ。


なるほどね。そりゃ、怒る気も分かる。だから「そりゃひどい奴らだなぁ」と簡単に相槌を打って
あげるべき・・・ところなのでしょうが、この素直じゃない父親は「お前の勉強のことなんか何も
関係ないじゃん。だからどうしたの?」と最初に言っちゃう。(笑) イライラの起点を自分に
置いてスタートさせていることが自分としてはどうも気に食わない。「お前が怒るべきなのは
そいつらがセリフを覚えてこない、ということだけでいいんじゃないの?」と続けてしまう。
おかしいところは刺激しないとね。(笑)

こういう応答の時、ちょっと前なら達也はあからさまにムスッとした顔になったが、最近は納得
出来るようになったのか表情が変わらない。ま、多少は成長しているのでしょう。それでもやはり、
誰でもいいから聞いて欲しかったみたいで、翌朝同じことをカミサンにも告げていたらしい。(笑)


そして昨日と今日の二日間で文化祭が行われ、クラス演劇も無事終了したようだ。これで学校
行事の大きいところは終り、後は受験にまっしぐら。というところで、お疲れ気味の達也にいい
ことが最後に待っていた。

達也の高校では生徒全員のアンケートで「ミスター●●高」「ミス●●高」といった人物を選んで
文化祭の時に発表するイベントがある。賞は幾つかあって、中には「一番海が似合う人」とか
「一番マッチョな人」「一番家庭的な人」なんていうのもあってなかなか面白い。で、本人はさほど
でもなく実のところカミサンがひとり大袈裟に喜んだだけなのだが、「一番さわやかな人」に選ば
れていた。まぁ、とりあえず何かもらえれば十分だろう。(笑) でも、父親が本人に獲って欲し
かったのは別にあって、それは・・・

一年生の時に見に行った文化祭で「これ、達也には無理だなぁ」ってカミサンと笑い合った賞。

やっぱりダメだった・・・。


「ベストカップル賞」


ま、これからですね。(笑)





うらやましいぐらい・・・デス

私には三人の子供がいます。上から順番に女・男・女の組み合わせ。長男は高校三年生なので
来春はもう大学受験です。自分が一番楽しくしていた時期がすでに自分の息子の代に移って
いるわけで、時間というものは真に恐ろしく速く過ぎていくものですね。

長男の高校受験が佳境に入った頃、丁度自分はギターを始めた。当時、この全く自分勝手な
オヤジは長男の切迫した状況を知っていながら夜中に平気でギターを弾いていた。当然息子に
反感をかって注意されるが、その言い方が気に食わないという理由だけで馬鹿なオヤジの方が
キレて、組み合って激しくもめたことがあった。カミサンが泣いて仲裁に入り、ようやく収束した後、
長男の部屋から“ドカン”と大きな音がした。ドアに目一杯の力で蹴りを入れたようで、と~っても
でっかい穴が開いていた。(笑) 昨日のことのように思っていたが、あれがもう二年半前の
ことになるんだもんなぁ。時が過ぎるのはホントに速い。そのあと、誰が悪いのか分かっている
くせに正直になれない意地の悪いこのオヤジは、長男に「自力で稼げるようになったら自分の
金でドアを直せ」と命じ了解させた。しかも機に乗じて、自分にはサイレントギターまで買って
あげたのである。(笑) 

で、現在、長男の達也は再び受験シーズン。

受験予備校に通っていて、今は夏季講座の毎日。前にも書いたけれど、達也が本気モードに
入った時はホントに凄いモノがある。この夏休み、実際にどういう生活をしているかというと・・・

朝は毎日8時に家を出る。持参品は勉強道具とおにぎり三つ。チャリを使って予備校に向かう。
帰ってくるのは夜の11時頃。講座が無い時間は自習室で勉強しているらしい。それを休むこと
なくずっと続けていて、今は一日の内の半分は勉強に当てているのだろうと思う。決してガリ勉
ではないけれど、やったことは確実に身に付けるタイプ。一旦こうと決めたら真剣なのである。
これが自分には絶対に真似のできないところ。受験に関して言えば、何しろ自分が本気モードに
入ったのは11月だし、深夜放送のラジオばかり聴いていて、勉強したのは得意な科目だけ。
しかも、少し勉強すると寝ちゃう。(笑)

受験の動機自体もしっかりしている。私は文系志望といいながら、文学部以外ならどこでも
よかった。要するに大学で何を学ぶのかなんて何も考えていなかった。ところが達也にはきちんと
した動機があって、大学で史学を勉強したいらしいのである。本当に自分の息子なのか?、と
考えてしまうほど“人間力”に差がある。(笑)ホントに立派なヤツです。


親から見る今の達也はとてもキラキラしている。

大きくなってもいいものですね、子供の一生懸命な姿。

そして、こういう人間には必ず成功が訪れて欲しいと思う。


最近受験のことで会話すると、自分は達也に「学校のレベルは関係ないよ。とにかく大学も学部も
どこでもいいから現役で入った方がいいよ」と話すようにしている。本人のモチベーションを
落とす訳にはいかないので緩く言ってあげるのだが、それは浪人した本人がまた一年同じことを
続けるのがタイヘンだろうと心配するからでもなく、自分が経済的にタイヘンになるからでも
ない。一生懸命頑張れるヤツはいろいろな頑張れる時間を見つけて欲しいと思うからなのです。

多分浪人しても達也はまた一生懸命勉強して、次はきっと成功するだろう。でも受験勉強は
一生に一度、一年で十分。私は違うことでキラキラする息子を見てみたいのです。


「頑張れる人間」には“頑張る“ に相応しい時間をたっぷりとあげたい。


「頑張れない人間」の羨望の先に自分の息子がおります。(笑)






爪は凶器なんだからサ

いっや~、昨日は久し振りにやられた。最近はそんなにやり合ったこと無かったのに・・・。
反省しきりデス。


060820_01.jpg

















怒らせた自分がいけないことは分かっているんで謝るけれど、だからって俺の大事な顔を爪で
引っ掻くのは絶対に止めて欲しいよなぁ。爪は危ないんだよ。出血して今でも結構痛いし、
かすり傷じゃすまないことになるんだからさ・・・。

頼むよ正吉・・・

ってなことで、写真の傷あと(三本)は飼い犬につけられたものです。(笑)


昨日、正吉の爪を切ってあげた。私が抱っこしてカミサンが爪切りをしたのだが、一旦終了
した後に「もう少し切れそうだね」ということになって再び抱っこをした。その時、正吉の手を
掴んでからかったのがいけなかった。瞬間的に不意を突かれて写真のようになりました。(笑)
一度切った後だったのが余計にまずく、正吉の爪はかなり鋭利な状態になっていて、やられた
直後の傷跡は実はもっと凄い状態だったのです。

こんな時、当家で登場するのがこの軟膏。


060820_02.jpg
















漢方薬で商品名を「タイツコウ」と言います。

この薬、傷口の肉芽を形成することに関して抜群のチカラを発揮します。カミサンの所属する
自治体の保育園では常備薬になっており、その効能を知ってからというもの一般的に使われる
“O軟膏”などの大手製薬会社の塗り薬をウチでは使わなくなりました。

軟膏の色に特徴があって、まるでカレーペーストのよう。不思議なことに匂いもカレーそのもの
なんです。まぁ、漢方薬で使われる生薬と香辛料要素って何となく繋がる気もしますね。保育
現場では怪我をした園児が「せんせい、カレーのおくすりつけて」と申告してくるらしい。(笑)

漢方薬のお店ならどこでも売っていると思いますが、ある店では購入時に商品名を告げたら
「何でこれを知っているんですか?」と逆に訊かれたこともあったので、メジャーな薬品では
ないのかもしれませんね。でも、ホントに効きます、これ。家庭に一つ傷治療の万能薬として
是非オススメです。あぁ、でも・・・

『あたしの爪痕には効かないと思うよ』

今朝ほど、私の傷口を確かめながらこのような恐ろしいことを申された人がいることも付け
加えておきましょう。(笑)



※製薬会社の回し者ではありませんが、参考までにURLをご紹介しておきます。

http://www.melsmon.co.jp/prd_taitsu.html








いい旅になりますように

夏休みにカミサンと娘二人はオンナ三人で旅行に行くらしい。

目的地・交通手段・現地での過ごし方などなど、毎日のように打ち合わせをしている。
・・・が、決定まで時間の掛かること、掛かること。(笑)


カミサンはそんな場面を、ワタクシに積極的に見せたがっている・・・ような気がする。(笑)
楽しそうに打ち合わせをしながらチラチラとこちらを伺っていて、これがとても笑える“画”に
なっているのです。なぜかというと・・・

2月にワタクシが息子と二人で知床に流氷を観に行った時、カミサンは旅行に入れなかった
ことから、どうも(旦那にではなく)可愛い息子にヤキモチを妬いていたようで、“被”疎外感を
たっぷりと含んだ悲しげな表情を見せていました。(笑) そのせいだろうと思うのですが、

「今度は私の番よ。娘と行くのよ。いいでしょ~ぅ。羨ましいでしょ~ぅ。フン!」

てな声が聞こえるぐらいの気迫をプンプンと発している。まるでワタクシに見せつけるように
打ち合わせをしているみたいで、それは、それはカワイイ。(笑)


ただし、見せつけている割に実際の打ち合わせの内容は?というと、かなりイカしており、
こんな会話が・・・


長女:一泊だし、近いところの方がいいよね
カミサン:そう、2時間ぐらいで行けるところがいいね。あっ、函館に行ってみない?

★確かにフライトだけなら2時間とも言えるが、もう既に距離の概念がぶっとんでいる★

二女:エ~、飛行機で行くの面倒だヨ。それはやめようヨ
長女:箱根あたりにしようヨ。岩盤浴のできるホテルがいいナ
カミサン:あ、それいいかも!

★わざわざ箱根に行かなくても岩盤浴なら船橋でも楽しめるじゃん★

カミサン:ねぇ、広島もいいんじゃない? 2時間で行けるでしょ

★ぷッ! 今度は広島!? 突然に何だそれ!?★ 

Goro:「のぞみ」使ったって2時間じゃ大阪辺りまでしか行けないでしょ
カミサン:私たちの話に首突っ込まないでよ。でも広島ってそんな遠かったっけ?

★位置関係も分かってないのに、よく唐突に広島って言えるなぁ・・・★

カミサン:あなた、又笑ったでしょ
Goro:いいえ、笑ってません。あきれてました

長女:「じゃらん」で探したら鬼怒川のこれもいいよ
カミサン:どれどれ。じゃ、ここに決めちゃおう
長女:お父さん、鬼怒川ってどうやって行くの?
Goro:自分たちで研究してみれば?
カミサン:いいのよお父さんに頼らなくても!

★おぉ、じゃ、お前が仕切ってみろ。お手並み拝見(笑)★

長女:お父さん、東武の特急だよね?
Goro:しりまっせ~ん
カミサン:いいのよ訊かなくて。柏から特急で大宮で乗り換えでしょ?

★エッ!? いつの間にそんな特急ができたんだ!? あっ、同じ東武だから東武野田線で行けると
思ってるんだ。すっげぇ~ッッッ! 単線のところがあるから衝突事故になるぞぉ~★

Goro:死ぬまで鬼怒川に着けないよ
カミサン:あなた馬鹿にしてるでしょ
Goro:い~や、柏の駅でうろたえる三人がカワイソウだなぁ、と思っただけ 

こんな会話が続いた挙句、結局鬼怒川に決まったらしい。(笑)


次の日、たまたま帰宅時間が合って駅で一緒になった。途中で日光・鬼怒川方面のガイド本を
購入していたらしく、

「このレストランいいでしょ。ほら、こっちも」

としきりに話しかけてくる。楽しい旅行になるであろうことを認めて欲しいらしい。(笑)

「いいねぇ、楽しそうで。ホントに羨ましいよ」

こう返してあげた。一瞬気を良くしたようだったが、ワタクシが

「いいねぇ。あっ、この店もいいねぇ。これも、これも、これも。あらら、こっちもいいねぇ~」

と、続けたところ


「ウルサイッ!」


    ・・・ですと。



いい旅でありますようお祈りいたします。(笑)



“コ・ド・モ” VS “オ・ト・ナ”

昨日は久し振りに激しくカミサンともめた。ひとしきり激しく戦った後、直ぐに修復したので
今はスッキリしている。まぁ、交戦レベルは<B+++>ぐらいです。(笑)以前はこのレベル
でも長引いたけれど最近は結構早く回復する。

双方、自分の主張は絶対に曲げない。だからもめるのだが、反面、互いに相手の言っている
ことを聴いて理解する耳も持っている。ただし、それを受け入れた部分は相手に見せない。
それもなんとなく分かっているので、適当なところでキモチだけが歩み寄る。あまり好きな
言葉じゃないが、いわゆる阿吽(あうん)というヤツなんでしょう。

原因は些細なことだった。ただし、些細と思っているのはワタクシの方だけだろう、と思う。
これもいつもどおり。だからもめる。(笑)

一般的な「嫁」と「姑」の関係です。

同居していればいろいろとすれ違う部分が出ることは理解している。少しずつ溜まってある
時期に爆発する。カミサンとすればワタクシにぶつけるしかない。当然です。そこで単純に
「そうかぁ。わかったよ」と受け止めてあげればいいのだが、性格的にダメ。逆に、何でそう
なっているのかを正論で返す。くどいが・・・だからもめる。(笑)

ワタクシの母親は高齢です。人間は歳を重ねていくと、だんだん子供に還(かえ)っていく。
多分、母親はもうそんなゾーンに入っている。だから「相手はもう子供なんだから、正面から
まともに受け止めるな」とカミサンに言ってしまう。受け止めれば受け止めるほど苦しくなる。
だから「ふん、ふん。って受けておけばいいんだよ」と続ける。ところが、『ちょっとは味方に
なってよ』と思ってこぼしている相手に切り返されればカミサンは面白くない。それなのに、
このソリッドな夫はさらに「そんなこと何度も言ってるだろう。何で分からないんだよ」と追い
討ちをかける。自分は何も母親の味方になっている訳でもないし、事実と結果のギャップを
説明しているだけ。


たまには「言いたいこと全部聴いてやるぞ。お袋にはさりげなく言ってやる」・・・ぐらいの向き
方をカミサンにしてあげた方が良いのかもしれない。でも、自分には絶対できない。だから
こうやって自分が存在していられる。

停戦間際に「所詮自分の好きなことだけやってる“オ・ト・ナ”のあなたに分かるはずないのよ。
少しはカワイソウとは思えないの? あなたは大人かもしれないけれど、おばあちゃんと同じ
ように私だって“コ・ド・モ“よ」と言われた。


こういう攻められ方に弱い・・・。


偉そうに言っている割に(あなたは)そういう見方が出来ない半端な“オ・ト・ナ”よ!

カミサンはそう言いたいんでしょう。


一番の子供は“ワ・タ・ク・シ”。

多分・・・。




ライフケア責任者殿

先週末、長男の達也は卓球部の試合(県大会)で県内の東金や成田まで出かけた。金曜日は
団体戦の試合があり、日曜日は個人戦。個人戦(地区代表のみ)は部からは一人だけの出場
だったらしい。本来はその先の大会につながる個人戦がもう一つ別にあったようだが「受験に
専念する為に辞退した」と言っていたので、日曜日の試合が高校での卓球部の活動の最後の
公式戦になった。

少しだけドラマチックだったのは、最後の試合の対戦相手が中学校の時の仲間だったこと。
相手は中学の時、チームのエースだった子。卓球で強い私立高校に引っ張られていったほどの
実力者。当然、弱小県立高校のキャプテン程度では歯が立たないのである。(笑) 本人的にも、
「(敗れて)最後の試合になるにしても、知らない相手に負けるより実力の分かっているモリピー
(ニックネームです)に負けた方が諦めがついていいや」と言っていたぐらいだから、本人も
勝てるとは思っていなかったのかもしれない。

で、結局負けてしまったのだが、中学~高校と卓球をやり続けたことは立派な成果だと思う。
決して強くない高校とはいえキャプテンにもなって責任を果たした訳だし、ホントにお疲れ様。
これからは受験に向けて、そして、その先にある俺たち夫婦の老後の安定に向け、ライフケア
責任者としてもっと成長できるように頑張れ!

・・・と心から応援してあげたい。いや、伏してお願いする。(笑)


私達夫婦には長男の他に娘が二人いるのだが、各々性質は明らかに違う。顕著なのは長男と
長女の差。言い換えると、それは・・・

「長男(=母親)」組と「長女(=父親)」組 

ということ。さらに言い換えると、それは・・・

「きっちり、しっかりと事を進める」組と「山勘頼りでその場をしのいで進む」組

の差・・・とも言える。(笑)


達也は高校受験の時、『やる!』と決めてからの学力の伸びにすさまじいモノがあった。何事も
取り組みが真剣なのである。資質が格別にいい訳じゃないけれど、やった分だけ確実に身に
つけるタイプ。これは自分には絶対マネ出来ない行動なので、息子ながら尊敬している部分。
立派な奴です。で、今回もこれを予感させるやりとりがあった。

少し前から予備校に行き始めたのだが、結構学費も高くて(実は無関心だったので支払い金額を
聞いてビックリ! 手工ギターが買えるじゃん・・・レベル)私自身は予備校のお世話にならずに
現役で進学したこともあって、冗談から「これで浪人できなくなったね」と茶化したのである。
それが効いたのか? そこからというもの、達也は暇を見つけては予備校に熱心に通っている。
卓球の試合を辞退したのもそのせいじゃないかと思っている。(笑)

授業のコマを柔軟に選択できるシステムの予備校なので、空いた時間に行くのが基本。ただし、
達也が凄いのはそれ以外にも暇を見つけては自習室に通っていること。受検を控えた今時の
高校生の5月の行動としては普通のことなのかなぁ? 自分に当てはめてみると、とても想像
できないので感心している。

卓球だって最高レベルじゃなかった。大学の志望だって最難関校ではない。でも、どんなレベル
だって『やるぞ!』モードに入った時の達也の姿を目にするのは楽しい。今は、そんな達也を
ヒシヒシと感じるし、親にとって一番嬉しいのはこんな時なんだろうとも思う。


来春が楽しみです。頑張れ、ライフケア責任者殿。(笑)


夜の練習、サイレントギターに替えないともうダメかなぁ・・・。


56's hobby 【Photo】

写真撮影が好きです。 時々、以下のサイトに写真をアップしています。
-工事中-

56's hobby 【Guitar】

46歳の時からギターを弾き始めました。録音音源をアップしています。

◆Goro's guitar play



《所有ギター》
Hiramitsu-SJ 56's custom
Martin-M38
Morris-S55

56’s Theater

趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
-工事中-

最近のあれこれ

50歳を迎えた節目の記念にオリジナルギターを作りました。ルシアー(ギター製作家)は平光泰典さんです。
平光さんはクラシックギターの製作家として高名な一柳一雄氏に師事。独立され、現在は鉄弦(アコースティックギター)の世界に転じていらっしゃいます。私のような素人の下手っぴーがオーダーするなど失礼なことと思いましたが、快く引き受けてくださいました。

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