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Goro・とおく

遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・

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【56's Theater】に『Cutout-Ⅱ』と『Sketch』を追加しました。
興味ございましたら、クリックしてご覧になってみてください。



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足掛け33年・390冊

公式発言としては、
学生生活を終えてから馬券を買い始めた・・・ということにしますが(笑)、
高校二年生の時から競馬に興味を持ちました。
もちろんギャンブルが入り口なのですが、
馬券よりも専ら歴史・血統論・馬産・背景のドラマ性など
サラブレッドそのものの魅力にとりつかれ、
アカデミック側に寄ったところで熱中していたように思います。

一番熱の入った時期は大学生の頃。
当時、高校時代の競馬仲間六人(これもちょっとおかしいか?・笑)と
国鉄のワイド周遊券を使って北海道に行き、
日高を中心に牧場巡りもしました。
名馬と称された『テンポイント』がレース中の事故で命を落とし、
早来(はやきた)にある生まれ故郷の牧場に埋葬されていたので、
どうしてもお墓参りがしたくて現地まで足を運んだのです。

結婚した際も、海外を希望するカミサンを説き伏せ、
新婚旅行の行き先は北海道に決め、
しかも旅程の三分の一は日高にステイした。
カミサンには言えなかったが、
実は、大好きだった『トウショウボーイ』が引退して種牡馬になっており、
彼に会いに行きたかったのが最初の理由でした。(笑)
浦河の牧場に訪ねていったところ、丁度種付けの時間帯にぶつかり
ご好意で実地見学をさせてもらったのも良い思い出です。

それぐらいマニア的であったのですが、
その間ずっと目を通していたのが中央競馬会の機関誌(月刊)「優駿」です。
大学入学と同時に買い始めましたが、当時は書店流通の部数が極端に少なくて、
前述の『テンポイント』が亡くなった直後の追悼号は売り切れ状態で、
書店を幾つも廻ってやっと確保した覚えがあります。
以降、競馬への興味が薄れてからも途切らすことなく
四年前まで購読を続けていました。

が、

最近、あらゆるモノが溢れ出して家の中が手狭になってきたため、
「優駿」のバックナンバーも処分することにした。
この連休中にバインダーから一冊ずつ外して整理しました。

e25c4204.jpg

重ねた二冊は始まりと終り。
1976年の4月号から2008年の9月号まで足掛け33年で合計390冊。
よく溜めたものだなぁ、と思う。

33年間で製本方式は中綴じから無線綴じへ移り、
判型もAB判・A4変形判・L判と変わって途中からはDVDの付録も付いた。
印刷方式も含めた仕様の変化振りは雑誌トレンドの変遷そのもので、
片付けながら眺めていて興味深かった。

最初に買った号のページを久し振りに開くと昔の匂いがした。
レース記録には懐かしい馬名や騎手の名前が並んでいて
熱中していた頃の思い出が蘇ってくる。

こうして長年に渡って保管していたモノを処分するのは
雑誌と言えども寂しいキモチになります。
やっぱり、少しだけ手元においておこうかな。












朝風呂

今日、朝の通勤電車の車内で面白い光景を見た。
 
車両連結部に近い三人掛けシートの端で
オジサンが壁にもたれ掛かって居眠りをしていた。
丁度その席の前の吊り革が空いていたので歩を進める。
カバンを網棚に載せて視線を下に向けると、
オジサンは側頭部と壁との間にポップな柄の黄色いタオルを挟み、
枕代わりのクッションにしていた。
キモチ良さそうに熟睡していらっしゃる。
この時季にはちょっと寒そうなバーコードヘアだが、
派手なタオルとの組み合わせが意外とマッチしており、
微妙にカワイイ。(笑)
 
心地よい電車の揺れに楽しい夢をみているのだろう、
 
“ふっ” 
 
“ふふっ”
 
オジサンの口元が何度か緩み、寝顔がニヤつく。
 
   ・
 
通勤電車の車内にこういう人を見つけることが出来ると嬉しい。
殺風景でサイレントな空間が一転して小劇場に変わったりするのである。
過去の経験から、このオジサンには相当な実力というか匂いを感じる。
かなりのパフォーマンスが期待できそうな気がしていた。
 
案の定・・・
 
私が下車するまでの約20分間で
オジサンの様(さま)は見事に変化していった。
眠りのレベルが高まるにつれ、
オジサンの頭は壁伝いに段々とズリ下がり、
 
な、な、なんと!
 
逆にタオルのほうが徐々に、上へ上へとよじ登ってきたのである。
 
下車駅の直前では黄色いタオルは既に枕の役目を終え、
キレイに四つ折りに畳まれた状態のまま
オジサンの頭のてっぺんまで移動していた。
力学的にどのようなチカラが作用したのか全く分らないが、
タオルは完全にオジサンの頭頂部を制覇している。
 
サミット!
 
その姿はとてもフォトジェニックで
写真に残しておきたいほどだった。
 
電車が停車する。
バーコードの頭頂部を覆(おお)う黄色いタオルに笑いをこらえながら
網棚のバッグに手を延ばした時、オジサンの半開きになった口から
声とも安堵のため息とも取れる音が漏れた。
 
“ふぅ~”
 
夢の中・・・。

キモチよさそう・・・。

頭上に乗ったタオル・・・。


オジサンは、ちょうど今、肩まで温泉に浸かったところなんだろうと思った。
 
 
 


19円の優秀な食材

会社からの帰り、
最寄のJRの駅でカミサンと待ち合わせて、
もろもろ食材を買うことになった。
同じ品物でも店によって値段が違うので、
安いモノを目指していくつかの店を廻ることになる。
 
一軒目の買い物を済ませて次に移動。
二軒目は駅の地下、B1フロアにあるスーパーなので
エスカレーターを使って下ります。
 
カミサンが先にステップに乗った後、
自分も続いていこうかというタイミングで
別の男性とバッティングする形になって間が生じた。
瞬間的に「ある予感」が走る。
本能に従い、足の踏み込みを止めて彼に先を譲ってあげた。
 
カミサン→男性→私 の順でエスカレーターは下っていきます。
 
カミサンと男性の位置取り(間隔)、男性の体型、私の体型・・・。
目の前の情報を最後尾から客観的に眺めるうちに
数秒前の「予感」が徐々に「確信」に変わっていく。
B1に向かって下りるまでの僅かな時間、私は、
エスカレーターがフロアに到着した後、
その先何メートルか進んだところで
間違いなく起こるであろう場面を想像していた。
 
B1フロア到着。
 
じきに自分に近づいてくるはずの人間と盲信し、
振り返って確認しようともしていないカミサンに男性が追いつき、
暫し横に並んで歩く状況になった。
私は二人から離れないよう、後ろにピッタリとくっつく。
 
もう直ぐだなぁ・・・と、期待が膨らむ。
 
男性の体型は私に酷似していた。
私が追いついたと思っているのだろう、
カミサンは右横に並ぶパートナーを全く疑っていない。
横を向き、視線を上げずに男性に話しかけ始めた。
 
OK! カンペキ! 予感どおり!!
 
『モヤシって優秀だよね。モヤシが家計を助けるのよ。
 知ってる? ●●で売ってるモヤシはとにかく安いのよ!』

 
「あぁ、知ってるよ」

 
後ろから耳元に顔を寄せて返事をしてあげたところ、
カミサンは、“あんた誰よ?”みたいな表情で振り返り
後ろにいる私の顔を見た。(笑)
ここでやっと自分の状況に気付いた彼女は、間髪置かず、
横に、後ろに、横に、と、首を忙しく動かした後、顔を真っ赤に染めた。

“赤っ恥”

正にこのような場面で使われる言葉なんだろうと思う。

もやし、ベリーナイス!
カミサンが言うとおり安くて優秀だ。
たった19円なのに、こんなシーンでも使える。(笑)
 
 
 
 
 


今、困っていること

自分の息子が同じ会社に入ることになってしまい、
実際に4月から既に九ヶ月以上勤務しているワケですが、
親としては少なからず違和感を覚えます。
会社絡みでは “なるべく接点を持ちたくない” というのがホンネです。

幸い、私の所属する事業部門とは性格の異なる職場に配属されたため
当初、顔を合わすこともないだろうと思ってタカを括っていましたが、
このところ、ちょっと様相が変わってきた。

どうやら息子が担当する得意先の物件は
私の関わる事業部門の領域に近いところにあるらしく、
まだ“ひよっこ”の営業ではあるものの、自力で動くようになってきた最近、
ポツポツとコチラ側との接点が出始めてきたのである。

例えば・・・

先日、担当案件に関して相談事が生じたようで、
私と同じ居室内に席を構えている某担当者のところにやってきた。
息子を見かけた部下に教えられて入室を知ったのだが、
不意をつかれた感があって戸惑った。
何か落ち着かず、PCのモニターの陰で顔を隠すようにし、
用件が終わって息子が部屋を出ていくまで目を合わさないようにしていた。(笑)

私と繋がりのある人間のスケジューラーに息子の姓(=私の姓)が
予約表示されているのも目にしたが、何故か気になってしまう。
当然、その逆もありなワケで、私のスケジュールを息子に
掴まれているような気がして微妙にキモチ悪かったりもする。

おまけに、先週は・・・

私と非常につきあいの深い(かつて私の部下だった)人間に誘われ、
サシで呑みに行ったようである。
我が家に何度か遊びに来ており、当時、中学生だった息子に
酔っ払って絡んで半ベソをかかせたことがある人物です。(笑)
互いを知っているので一緒に呑んだとしても特段不思議ではないが、
実は、これが今、私の一番困っていることです。
家庭内における私の行動が晒(さら)され、口コミで伝わっていくのが
とにかくイヤなのである。

このような刺客は今後増えてくるはずなので、防衛策として

   呑みにいくのは構いませんが父親の承諾を得るように
   言われております。それと、私を酩酊させ、家庭内の様子、
   特に父親に関することを探るのは一切禁じられていますが、
   それで宜しければ喜んでお付き合いいたします。

誘いがあった場合、息子には
相手に対し「家政婦のミタ」の如く、確実にその旨を
伝えるよう命じようかと思っている。
これは子供に対する過保護ではなく、キッパリ自分の保護である。



 


クルマを予約

結婚した時に義理の兄から中古車を譲ってもらったが、
それ以降は全て新車を乗り継いできた。
乗り換えるタイミングは早いほうだと思う。
過去、車検は一車一度が基本で、二度通したのは一台だけです。

買い方も速攻決め打ち派で、細かい比較検討はしないタイプ。
幾つかのディーラーを競わせて値段を下げていく人も多いが、
自分は超短気なのでそんなやり方は面倒くさくてダメ。
時間がもったいないです。
欲しいクルマが決まっているのなら、購入確約を条件に
その場の一声でバサッと大きく値引かせて、
スパッと決めてしまうほうが断然楽チン。
値引きに困った営業が「所長の了解をもらってきます」と言って
一旦席を外すくらいの時間なら我慢できる。(笑)
 
「コンビニで物を買っているみたいですね」と、
周囲の人から言われたこともあるが、
確かにそんな買い方をしてきたように思う。
 
ちなみに、今のクルマは、
点検で旧車をディーラーに持ち込んだ際にその場で決めた。
その時は試乗もしませんでした。
さすがに試乗せずにサインしたのは初めてのことだったので、
当時は自分でも「こんな買い方してていいのかな?」と、
感じたのだが、そんなことは直ぐに忘れてしまうようだ。
最近、それ以上の衝動に駆られてしまったのである。
 
先々週の土曜日、
クルマの定期点検でディーラーに出向いた際、
点検が終わるのを待っている間、
営業と談笑している最中にオーダーしてしまった。
ここまでは前回と同じなのだが、少し様相が違うのは
実車も見ていない、パンフレットも用意されていない、
未発表のクルマをオーダーしたということ。
 
今、予約を入れておいたほうが減税措置や下取り価格など
モロモロお得に思えたので事に及んだのだが、
結果、今回は車検を一度も通さずに、
二年間の走行距離5,700キロで買い換えることになりそう。

それぐらい興味を持ったクルマなのだが、果たして・・・。




 

赤麦の恵み

以前、美瑛の「赤麦を守る会」について触れましたが、
先日、一坪会員向けのプレゼント品が届きました。
 
20111025_050701_1.jpg
 
頂いたのは赤麦で作られた地ビールとうどんです。
今年は天候不順の影響で収穫までに大変なご苦労があったようです。
よく味わって飲み、ありがたく食べようと思います。
 
ちなみに、茎の色から赤麦という名前が付いていますが、
製粉されたものは通常の小麦同様に白色だそうです。
言わずとも、当たり前か。(笑)




 

美瑛と富良野の写真

「北の国から」放映30周年記念の現地訪問(個人的イベント・笑)と
紅葉見物目的で10/15~17の三日間、富良野と美瑛に行ってきました。
ぐるぐると丘を巡りながら撮った画像を
『Sketch』というタイトルでデジブックにアップしましたので、
興味ありましたらご覧になってみてください。

http://www.digibook.net/d/5f148137911cac95b77ec057012ce672/?m

あいにくと旅程の大半が曇天と雨だったため、
見ていうちに気が滅入るほど写真が暗いです。(笑)
ただ、優れなかった天候のおかげで、
帰る日に大きな虹を三度見ることができました。
ビルだらけの東京では
虹を目にすること自体滅多にありませんが、
丘の端から端にアーチを描く虹が現れた時には
少なからず感動を覚えました。
直ぐに消えてしまうため慌てて撮ったせいで
写りはよくありませ
んが、最後で数点アップしております。



56's hobby 【Photo】

写真撮影が好きです。 時々、以下のサイトに写真をアップしています。
-工事中-

56's hobby 【Guitar】

46歳の時からギターを弾き始めました。録音音源をアップしています。

◆Goro's guitar play



《所有ギター》
Hiramitsu-SJ 56's custom
Martin-M38
Morris-S55

56’s Theater

趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
-工事中-

最近のあれこれ

50歳を迎えた節目の記念にオリジナルギターを作りました。ルシアー(ギター製作家)は平光泰典さんです。
平光さんはクラシックギターの製作家として高名な一柳一雄氏に師事。独立され、現在は鉄弦(アコースティックギター)の世界に転じていらっしゃいます。私のような素人の下手っぴーがオーダーするなど失礼なことと思いましたが、快く引き受けてくださいました。

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