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Goro・とおく

遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・

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溺れて沈む如く

日曜日はRijnの発表会。

何度出てもダメです。
まともに弾けたことがない。
自分はこんなに緊張症だったっけ? と、毎度思います。(笑)

弦を押さえる指がプルプルくることに加え、
弦を弾じけずに空振りしまくるのが最近の傾向。

左の指→震え 右の指→萎縮

これじゃ、ミスタッチなんてレベルで終わるはずがない。

自分の演奏振りを例えるなら、

脚が痙攣して沈みかけ、
藁にもすがりたい一心で水面の上に手を伸ばし、
何かを必死に掴もうと指を動かしているが
空気しかキャッチできない。
そんな、海で溺れているのと同じ感じでした。

あの演奏席の周辺だけは
底が見えない深い海溝のようであり、
皆さんに比べて自分の海底は一層深い。(笑)

でも、でも、

あの「もがき」と終了後の「悔やみ」がないと
自分の一年は終わらない。
発表会が終わるとキモチよく歳を越せるのです。

けじめをつける‘振り返りの機会’?というか、
冬の発表会の内容にその一年の自分の身の処し方が
表われるような気がしている。
参加回数が増えるごとにそう思うようになってきた。

で、今年はどうだったんだろう?

やっぱり、全てに一生懸命さが足りなかったね。
何をするにもマジメじゃなかったような気がします。(笑)

来年はもうちょっとまともになっていたい。
(発表会について言えば)同じように溺れるにしても、
どうせならタイタニックのデカプリオみたいに
綺麗な顔で穏やかに沈んでいきたいものです。
慌てまくり、汗まみれの顔で落ちるだけじゃねぇ。(笑)

参加された皆さんのおかげで、いつも通りに楽しかった一日。
ホントにありがたいイベントです。

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800円返せ!

昨日の朝の通勤時のこと。

私鉄から乗り換えてJRのホームに行くと、
いつもの風景と違っている。やけに人が多いのです。
朝7時とは思えない混み方。

はぁ?

改札の掲示には何も表示されてなかったよなぁ・・・。
列に並んでいるとアナウンスがあった。
 

【乗客同士のトラブルがあり、安全確認のため運転を見合わせています】


おい、おい、朝から喧嘩なんかするなよ。
お前らだけの電車じゃないんだぞ。

瞬間的に怒りが湧く。

朝の電車が止まれば出社が遅れるのはもちろん、
異常な混雑が生じて最悪。朝から無駄な体力を使うことになる。
当然、誰だって「えっ~っっ、勘弁してよ」と思うはず。
ただ、人身事故や信号機故障の場合は慣れもあるのか、
起きたものはしょうがないと諦めて収めてしまうところはある。

でも、乗客同士のトラブルが理由になっているのなら別だ。
感情をコントロールできない阿呆どものおかげで
たくさんの人たちが迷惑を被るのはご免だ。
それだけでも許せないが、エスカレートしてホーム上での
ファイトにでもなり、第三者が巻き込まれたらどうするんだよ。
電車に接触したり、線路上に転落することだって有り得るだろう。

そもそも、朝からそんなところでアドレナリンを出しまくられたら
電車が止まらないにしても、周囲の人間は気分が悪くなるだけだ。


帰宅後、ネットのニュースで詳細を知った。


7日午前6時40分ごろ、●●線の●●駅に停車中の上り普通電車の
非常停止ボタンが作動。車掌が駆けつけたところ、
車内で乗客の男性2人が激しく口論していた。
車掌は、2人をホームに降ろし、駅員が警察署員に引き渡した。
通勤途中に携帯電話で会話していた男性を、もう1人の男性が注意。
電源を切るのがマナーととがめ、言い合いになったという。
危険を感じた別の客が非常停止ボタンを押した。
JRによると、このトラブルで、●●線は上下線計47本が運休。
28本に19~10分の遅れが出て約7万人の足に影響が出た。


マナーを心得ない馬鹿者のせいで
7万人がとばっちりを受けるなんて、くだらなさ過ぎる。


「こいうヤツは実名で報道しろよ。全員に謝れ、アホ!」


画面を見ながらつぶやくと後ろからカミサンが覗きこんできた。
私の後に家を出たカミサンも被害にあっていたはずです。

『何、これ! こんなことだったの!?  許せない!!』

私は発生直後だったのでそれほど影響は無かったが、
カミサンが利用した時間帯はタイヘンなことになっていたようだ。
彼女はいつも一つ先のJRの駅で乗り換え、
併走する地下鉄を利用している。
どうやら、昨日の朝は地下鉄も余波を受けていたようだ。
混雑と遅延のせいで、本来の下車駅の手前の駅で
電車を降りざるをえなくなり、出勤時間に間に合わすため
結局、タクシーを使ったらしい。

『コイツ、絶対に許せない! 私の800円、返せ!!』

コワイ・・・。

カミサンがマジ切れしておりました。
昨日はこんな人がたくさんいたはずです。
 


気になる56㎡の差

9月に行った北海道旅行ではサロマ湖を旅程に入れた。
サロマ湖は有名な夕日の観賞ポイントで、
それが見たくてホテルを予約したのです。

現地には一泊しか滞在しないので、
悪天候だと何の意味も無くなるところですが、
運良く見事な夕日に出会うことができました。

太陽は雲で隠れてしまったものの、
日没後のマジックアワーに、大きく横に広がる真っ赤な夕焼けが登場。
湖面に映り込んだ色と共に、
それは、それは、実に感動的な風景を見せてくれました。
「ここぞ!」とばかりに、写真を30枚近く撮ったように思う。

夕日を撮影する場合、一般的には太陽の形が写らないと
物足りない感覚に陥りそうだが、自分の趣向は逆です。
目にした風景は求めていた夕日イメージそのものでした。

さて、

その後、旅行から戻ってきて少したった頃、
宿泊したホテルのHPを覗いて気になるコピーを見つけた。

『第1回サロマ湖夕日のフォトコンテスト』作品募集

今年から始めた企画のようです。
ホテル単独開催の、ごくごく小規模なフォトコン。

ということは・・・

応募点数は少ないだろうし、受賞確率が高いじゃん!

速攻で応募を決めた。

グランプリ賞品:【ロイヤルスイートルーム1泊2食付ペア宿泊券】

受賞の名誉は不要だけど、とにかくグランプリの賞品が欲しい。
単純にそう思いました。(笑)

それには理由があります。

近場の熱海や日光と違って、北海道旅行にはお金が掛かります。
まず、カミサンを説得するにはそれなりの理由が必要。
今回、仮に無料宿泊券を手に入れたら使うしかないワケで、
それだけで北海道に行く要素ができます。
機会があれば常に北海道に行きたいと思っている自分にとって
欲しいのは北に向かうための既成事実だけ。
それには[ロイヤルスイートルームに無料宿泊]でくすぐるのが一番。
女性は「無料」に弱いし、プラス「見栄」まで付けてあげたら
拒否するはずがありません。

う~ん、やっぱりグランプリが欲しい!(笑)

     ・
     ・
     ・

で、昨日、発表がありました。
受賞はいたしましたが、残念ながら二番止まり。(泣)
賞品は【リゾートツインルーム1泊2食付ペア宿泊券】です。


「見栄」は乗せられなかったものの、カミサンを誘導する
最低限の要素はキープできたのでまずまず。
実際、「無料宿泊券ゲット!!」と伝えただけで目を輝かせている
(極めて分かりやすい)人が目の前におりましたので、
良しとします。(笑)

ただ、

ロイヤルスイート:79㎡        リゾートツイン :23㎡

一室の占有面積で56㎡の開き。
これ、『作品のレベル差です』 って言われているような気がして
ちょっと癪なんだよなぁ。
ここまで、差を付けなくても・・・。

もしかして、自分の方が「見栄」を欲しがってる!?(笑)


※受賞作品掲載ページのURL
http://www.s-tsuruga.com/topics/photocontest.html

興味ありましたらご覧になってみてください。
 


じんわり嬉しかったこと

カミサンは保育士ですが、先日、彼女の受け持つクラスで
一緒に組んでいる保育士の女性がくも膜下出血で倒れました。
幸いなことに大事には至らず、ひと安心したのですが、
二ヶ月間は仕事に復帰できません。

今年、カミサンの受け持ちは一歳児。

言葉でコミュニケーションを交わすのは難しい。
保育士の指示通りに動いてくれるなんて期待できない。
得意技は泣くこととグズること。
不安定な様子が窺えれば抱っこする。
二人が不安定になれば両腕で抱っこする。
三人が不安定になればオンブも加わる。
そんな手が掛かる月齢なのです。
言葉が不適切かもしれませんが、
動物の赤ん坊と何ら変わりありません。(笑)
間違いなく、どこの保育園でも一番タイヘンなクラスでしょう。

一歳児のクラスで担当保育士が一人欠けるということは、
傍目(はため)の想像以上に厳しい状況になります。
でも、人的な補充は直ぐに出来るものではない。
充当されなければ、現状の中で次善策を考えるしかないのです。

じゃ、どうする?

年長児を受け持つクラスから人員を借りて
応援に入ってもらうのが普通の考えだろう。

が、これも簡単ではない。

貸し出す側は「私たちもタイヘンなんで・・・」と言うに決まっています。
ここで管理者に決断力があれば簡単に収束できるはずですが、
「どっちもタイヘン」って思うような優柔不断な園長だったりすると、
逆に事態は混迷する。
「一歳児のほうが絶対タイヘンなのに・・・」と、見かねた
カミサン以外の職員が思ったところで、園長に意見できるはずもない。

そんな状況の中、カミサンは家と保育園を往復し、
毎日帰宅後、疲れきった表情で昼間の実情を私にこぼしていた。

『ここで言うだけじゃなくて、誰が見たってお前のクラスの方が
 タイヘンなんだし、やっぱり言いたいことだけは言ったほうが
 いいんじゃないの? ピッとしない園長に分からせてやれよ 』

半ばマジで、そんな無責任なアドバイスをしていた。(笑)

「でも、我がままに受け取られるような気がして、
 ちょっと言い辛いのよね・・・」

と、カミサンは引いていた。
そして、また疲れた様子で仕事に向かっていたのである。
確かに職場の仲間との関係もあるし、
子どものように我慢の利かない自分と違って(笑)、
きっと、言いたくても言えないところがあるのだろう。
ちょっと可哀想な気がした。

数日後のこと。

帰りに駅で待ち合わせて一緒にタクシーで帰った。

「今日、職員会議で言ってみたのよ。できるだけ皆んなに
 分かってもらうように話をきちんと整理して、思っていたことを
 全部吐き出したのよ。不満じゃなくて、考えをね」

『へぇ~! どうだった?』

「それで・・・ “言いたいこと言ったんで、スッキリしました。
 後はどうなってもいいのでお任せします” って言ったら、
 園長が最終的に判断してくれて1名回してくれることになった」

『おぉ、そりゃ頑張ったなぁ。で、周りの様子はどうだったの?』

「みんな分かってくれた」

『凄い、凄い。満点以上! 120点あげるよ』

一番近い身内とはいえ、いや、一番近い身内だからこそなのか、
本人の頑張りが感じられて凄く嬉しくなった。

ちょっとしたことだけど、
タクシーの中で思わずジワッと・・・。
 


ナイトサファリのようでもある

先週末、社内の親睦会のバス旅行がありました。

勤務先では管理職の加入する親睦会が階層別で二つあります。
加入といっても、本人に入会選択の余地が無い親睦会で、
管理職になった時点で自動入会し、会費も給与から天引きされます。

私が所属している親睦会は簡単に言うと、
二つあるうちの“ちょっとだけ偉いほうの人たち”の会です。(笑)
年齢的には40歳代中頃から定年手前まで。

この会で、私は二年前に11人必要な幹事のうちの一人に
運悪く選任されてしまいました。
しかも、欠席裁判的に代表幹事(一般的には幹事長の役です)に
置かれてしまったのです。

幹事は二年任期で、イベントとしては
初年度にパーティー、二年目に旅行を開催するのが定例。
パーティーは事前の企画準備で多少忙しくなります。
また、重役全員を招待しているため
その点では諸々細かい対応をしなければなりませんが、
大半はホテル側に委ねてしまいますし、
所詮2時間で片付くイベントです。
それほどたいしたことではありません。

が、

旅行は違う。明らかに重い。
更に、そうかといって幹事全員で知恵を寄せ合うほどの
内容ではないので、代表幹事一人で準備を進めることになります。
実際の現場では他の幹事に動いてもらうにしても、
事前の段階ではそのほうがスムーズで間違いないのです。

どんなことをするのか? 例えば、

事前では・・・

・プランニング
・旅行参加の有無、バスを使わない場合の移動手段の把握
・総会決議に関わる欠席者からの委任状確認
・禁煙と喫煙の別、ゴルフ参加の有無、などの確認
・数回にわたる会員向けご案内の発信
・招待客である社長、役員絡みで秘書課との調整
・業者への見積り依頼と交渉
・当日のスケジュール作り、会員総会と宴会の台本作り
・幹事の役割分担決めの打合せ
・禁煙と喫煙を区分した3台分のバス割りと全14室の部屋割り
・近づくに連れて増える参加キャンセルで発生する部屋の割り直し
・バス持込飲食物の数量決め~オーダー、各号車への割り振り

現地では・・・

・余った持込飲食物の各部屋への配給指示
・宴会の仲居頭との時間配分打合せ
・料金外になる追加酒類オーダーの判断
・コンパニオンの拘束時間延長の判断
・各部屋への夜食提供の確認

などなど、盛りだくさんです。

ただ、もともとこういった準備とか調整作業は好きなので、
決して苦ではありません。

ですが、

簡単に構えていられないのが、当日の現場の仕切り。
足元がおぼつかず、会話の成立しない、我がままで
一時的に記憶喪失する人がワンサと登場するのです。
会員は100%参加するわけではありませんが、それでも
80人前後の怪しい中年男性の集団を二日間コントロール
しなければなりません。

これがめちゃくちゃタイヘン。(笑)

ここで言う【怪しい中年男性】とは、

・バスの発車前からグイグイ呑み始めるヤツ
・積み込むはずがない酒類(高級銘柄)を要求するヤツ
・酩酊し、途中の観光ポイントで団体行動から外れていくヤツ
・普段は静かなのに吊り橋の上だと激しく元気に暴れるヤツ
・深夜12時に大浴場の洗い場でタオルも掛けずに仰向けで
 倒れているヤツ
・宴会で脱ぎ始めるヤツ
・宴会で脱がされるヤツ
・  同 その挙句、コンパニオンから局部にいたずら書きされて
 弄ばれているヤツ
・到着時点のバスの中で最終回の「明日のジョー」のようになり、
 肝心の宴会に出てこれないヤツ
・宴会で株主の如く言いたい放題重役に絡むヤツ
・宴会で身内と喧嘩を始めるヤツ
・多勢に無勢と勘違いして他のお客さんとモメるヤツ
・個人負担になるコンパニオンの時間延長のサインで、
 適当な名前を記入するヤツ
・  同 その場に居たはずなのに、朝になると「部屋で寝てたよ」とか
 「覚えてない」とか言うヤツ
・「費用はすべて会が負担」と勝手に自分で決めているのか、
 タバコもツケで手に入れるヤツ
・翌朝7時の朝食で料金内のご飯は残しても、料金外のビールは
 朝からしっかり2本呑むヤツ

ここでは書けないようなこともホントはもっとあるけど
だいたい、このような人たちのことです。(笑)
まぁ、どちらの会社でも旅行となればこれぐらいは普通でしょ。

それでも、団塊の世代が退いてからは
以前に比べれば、この手の輩は一気に減りました。(笑)
全体的には大人しいものです。

そもそも、団体旅行自体が減っているんですよね。
今回は代表幹事だったので必然的に参加しましたが、
ご時世に漏れず、自分も会社の旅行には消極的です。
貴重な休日を二日間も潰されたくないというのが正直なところ。

でも、行ったら行ったで楽しい部分もある。特に宴会開始以降、
翌朝までの時間帯は、普段は窺(うかが)いしれない動物の生態が
観察できるようでまことに面白い。

浴衣の皮をかぶったドランクアニマルたちの
“ナイトサファリ”を見ている感じです。(笑)
 


継げてはいけない

高校生の時、部活のサッカー部に兄弟で所属する先輩がいた。
同姓の人が同じ場に複数存在すると、どうしても区別が必要になる。
試合中、瞬間的なコミュニケーションを取る上で
呼び名は短ければ短いほど良いので、
当時は、兄を「A」、弟を「B」とだけ呼んでいた。

勤務する会社の中に同姓の人ってどれくらいいるのだろうか?
全国的に多いと言われる姓でちょっと調べてみた。

伊藤:60人
佐藤:56人
鈴木:45人
高橋:39人
斉藤:36人
小林:29人
渡辺:28人
加藤:25人
中村:25人
田中:22人
山口:21人

意外と多いことにビックリ。(笑)

前置きが長くなりましたが、
このうち、25人いる“加藤”姓に絡んで、
昨日、面白いことがありました。

それなりの頻度で私が接する“加藤”はニ名。
姓だけでは混乱するので、やはり各々に愛称があって
一人は【けい】、もう一人は【ちん】の呼び名で区分されています。

朝の始業時、【ちん】が部下の女子を連れて私のところに来ました。
前任者の異動に伴って引き継いだ役目があり、
書類の扱いで、確認方々持参してきたのです。
幾つか確認して、問題が無かったので受け取った。
【ちん】は、『じゃ、宜しくお願いします』と言って退いて行ったのだが、
直後、内容に一部抜けがあることに気付いた。
記入してもらう必要があったので、呼び戻すことになる。
【ちん】と女子は既に出口近くまで遠ざかってしまったため、
届くように大きな声で叫んだ。

ちん!、 ちん!

気付いた【ちん】は一人で戻って来たが、苦笑している。

一瞬、

『言っておきますが、俺、正しくは【ちん】じゃなくて加藤ですから』

そう言っているような雰囲気で受け止めたのだが、
実は違っていた・・・。

単語と単語の間(ま)が極端に短かく、
一つ目のビックリマークは、自分の意思ほどの役目を
果たしていなかったようです。
つまり私は、朝から若い女の子の前で「ちんちん!」って
大きな声で叫んでいたってことですワ。
朝の静かな室内に気付いて、紅くなってしまった。

次からは、【ちん】×一回だけで止める。
 


お気に入りのCM

芳香剤などで有名なK製薬が、"EDに改善効果をもたらす
健康補助食品" を通信販売で取り扱っていて、
そのインフォマーシャル(テレビCM)が秀逸。
単純にCMそのものが、とにかく面白いのです。

ちなみに、今のところ、私個人は商品に興味はありません。(笑)

BSの深夜帯で初めて目にした時、一撃で倒された。
どうしても笑ってしまう。
真剣に見聴きするほど可笑しくてしょうがないのである。
その時以来、「何としても、もう一度見たい」と念願していたが、
なかなかお目に掛かれずじまいでいた。

が、

先日、幸いなことに再びそのCMを目にする機会を得た。
繰り返し楽しめるよう、今度はHDに録画もしたのです。(笑)

で、やっぱり、

何度見ても下手なお笑いより断然笑える。
下ネタでは滅多に笑わないカミサンが大笑いしているので、
多分、誰が見ても面白いCMなんだろうと思う。

笑いのポイントは購入者の自然で正直な "語り" です。

こういったテレビ通販ではお決まりですが、
必ず体験者がその効果と感想を生の声で伝えるパートがある。
ただ、この商品の場合、健康器具の使用者が体重の減少や
ウェストの締まり具合を伝えるのとはだいぶ異なる。
何しろ、効果の発揮される部位が根本的に違うのだ。(笑)


科学的な根拠と効能が説明された後、いよいよ
選ばれし男性(3人)が登場。順番に摂取後の様子が語られます。


藤井さん 47歳 会社役員 横浜市在住

 (語りの始終、満面の笑みを浮かべながら) 
 これを飲み始めるようになってから、喧嘩が徐々に少なくなって
 ウチの夫婦の危機を救っていただいた、というような気が凄くしますね


金子さん 58歳 画家 東京都在住

 (効果が発揮された場面を噛みしめるようにじっくりと)
 肉体のほうから頭に指令がいくみたいな感じ。
 それだけ元気になったのかな? という感じがします


語っている内容自体もちろん可笑しいのだが、繰り返し見るうちに
彼らの表情や話しっぷりを凝視しながらコメントを聞いていると
更に笑えることに気がついた。
きっと、この健康補助食品は本当に効果があるんだろう。
語る方々、どなたの言葉も驚きに満ち溢れ、超レアです。(笑)
中でも一番のツボに入ったスペシャルな語り部は
三番目に登場した紳士。 

末次さん 60歳 会社員 横浜市在住

 家内の口から、 
 『あなた、どうしちゃったのよ!?』 ということがありまして・・・。
 あらためて愛を感じるというのか・・・。ふふふっ

ナイス!

特に「ふふふっ」のところは、思い出し笑いが自然に漏れたものと思われ、
このCMのハイライトシーン。
末次さんのキモチが溢れており、リアルな喜びが
リアル過ぎる言葉と共にしっかりと伝わってくる。
思わず「オメデトウ!」と声を掛けたくなるほどです。(笑)

三人の語りが終わったところで進行役が登場します。

そして、

大きく目を見開き、驚きの表情で

「いっやぁ~、皆さん、喜んでいらっしゃいますねぇ~っっ!!」

と、コメントして効能の紹介が終わる。
最高のクロージングです。(笑)


が、しかし・・・

三番目の末次さんがどうしても気になる。
語りを聴いて、私のように大笑いしている人が大勢いるはずだ。

目を見張る効果を赤裸々に語ったのは良いが、
果たして視聴者に自分がどう見られているか、
そんなことは考えなかったんだろうなぁ。(笑)

それどころか、

不特定多数の見知らぬテレビ視聴者は良いにしても、
このCMが流れてから、知人や仲間、会社の中での評判は
どうなんだろうか?
いや、いや、それ以上に末次さんの奥さんは、
ご近所付き合いの中でどんな風に見られ、
どんな声を掛けられているんだろうか?
そんな想像を働かすと、駄目押しで笑いが倍加する。(笑)


60歳 会社員。

“戻ってきた自分” がどんなに嬉しくても
正直に語って喜んでばかりいられないお年頃のはずです。
少しは世間体や家族の影響度も・・・。(笑)

それも含めて "満点大笑い" のCM。
第二弾の放映を切に願う。
 


やっぱり行かない・・・

今度の日曜日、
保育士であるカミサンが勤務する自治体では
野外公園のスペースを使って住民祭り的なイベントを開催する。
各種催しが企画されており、「キッズステージ」という
子供向けのコーナーも設けられるそうです。
その舞台上では色々な演目が披露されるらしい。
その際、進行上でMCや演目間の繋ぎパフォーマンスに
人が必要になります。

イベント会社に任せてしまえば簡単ですが、このご時世。
自治体は無駄な税金を使えません。

どうするか?

役所内で関連する(であろう)職員を引っ張ってくることになります。

キッズコーナー⇒こども⇒子育て⇒保育⇒保育園⇒保育士

カミサンの出番です。(笑)

各園から一人ずつの派遣が義務付けられ、役目に就きます。

カミサンは13人からなるダンサーズの一員として
演目と演目の幕間毎にステージで踊るそうです。

たいした内容であるはずがないのに、集めた企画側は真剣なんでしょう。
付け焼刃ということでは済まされません。きっちりとリハがあります。
昨日はそのリハがあって、疲れた様子で帰ってきました。


『もう、ずっと踊らされて疲れきった・・・』

「タイヘンだねぇ」
(武富士ダンサーズの絵が頭に浮かんでいる)

『通常の仕事だけでもキツイのに、もうイヤッ』

「キビシイねぇ。臨出の手当ては出るんだろ?」
(同情しているようだが、内心ではレオタード姿で踊るカミサンの姿を
想像して笑っているだけ)

『出るはずないじゃない。代休取らされておしまいよ』

「そりゃ、カワイソウだなぁ」
(髪を振り乱して踊るカミサンを想像して笑いが止まらなくなっている)

『明後日もリハがあるのよ』

「同情するよ。本番は日曜日だよね。見に行こうかな」

『別に来てもいいけど』

「どこでやるの?」

『S公園だよ』

「当日はレオタードでしょ」

『そんなはずないじゃない。お揃いのTシャツよ』

「何だ、つまんねぇ」
(笑えないじゃん)

『頭おかしいんじゃないの!?』

「ほかの園はみんな若い人を出してるんだよね?」
(すでに自分の興味はカミサンよりも周りの若い保育士に向いている)

『そんなことあるはずないでしょ。みんな私と同じくらいよ』

「えっ、若い人はいないの!?」

『当たり前でしょ。若い人がそんなとこに進んで行くはずないもの。
ウチの園だって、誰かが引き受けないと会議が終わらないから
私が手を挙げたのよ。他の園だってきっと同じ』

「あ、そうなんだ・・・」

50代ダンサーズって・・・。

やっぱり行かないことにした。

 


56's hobby 【Photo】

写真撮影が好きです。 時々、以下のサイトに写真をアップしています。
-工事中-

56's hobby 【Guitar】

46歳の時からギターを弾き始めました。録音音源をアップしています。

◆Goro's guitar play



《所有ギター》
Hiramitsu-SJ 56's custom
Martin-M38
Morris-S55

56’s Theater

趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
-工事中-

最近のあれこれ

50歳を迎えた節目の記念にオリジナルギターを作りました。ルシアー(ギター製作家)は平光泰典さんです。
平光さんはクラシックギターの製作家として高名な一柳一雄氏に師事。独立され、現在は鉄弦(アコースティックギター)の世界に転じていらっしゃいます。私のような素人の下手っぴーがオーダーするなど失礼なことと思いましたが、快く引き受けてくださいました。

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