タバコを止めてもう久しい。吸い始めの年齢は早かったが、結婚した24歳の時に
吸わなくなったので、もう25年になる。切っ掛けはカミサンの実家の高価な絨毯を
ひどく焦がしてからです。(笑) ・・・が、まぁそれだけではない。ちょうどその頃、
朝の歯磨きのたびに“おぇッ”となることが多く『ちょっとやめてみようかナ』と思って
禁煙を始めた部分もあった。当時は二日で三箱ぐらいのペースだったので(ヘビー
でなかった分?)意外とすんなり止めることができた。
今、喫煙者にはとても厳しい時代ですね。嗜好の結果が本人だけでなく他人にも
関わってしまうので、しょうがないのかもしれない。
(かなり前とは言え)かつて吸っていたことで免疫があるのか、私は周りで吸われても
それほど気にはならない方です。でも、状況次第では『カンベンして欲しいなぁ・・・』と
思うこともある。例えば、狭く密閉された空間で立て続けに吸われると結構辛い。
その結果として服や頭髪に匂いが付着する。その場では気にならなくても、帰宅すると
思わぬ匂いの威力に驚くことがある。
自分の場合、特に気になるのは食事の時かなぁ。分煙されていないレストランで隣の
テーブルが全て喫煙者で固まっている場合、絶望的なキモチで食事を続けることも
珍しくない。この組み合わせだと喫煙は抑制されず、逆に促進されるのです。(笑)
吸わない側から見ると、喫煙者のタイプは
①周囲に気を配って自分が我慢する人
②周囲に気を配りつつ吸う人
③周囲を一切気にせず欲求にまかせて吸う人
こんな感じで三分されるように思える。私は①の人は立派だと思うし、実際に自分の
周りにはそういう人が多い。私としては②と③の間くらいまでは大丈夫だが、絶対に
煙を受け付けない人にしてみれば、②でもダメでしょう。
最近、喫煙者はかなり排他的な立場に追いやられている。人体に与えるであろう影響の
科学的見地がベースにあるとしても、③のタイプの喫煙者によってそれが助長されている
要素もあるのではないだろうか? 私が勤める会社でもそう感じるところがあって、例えば
トイレの個室で喫煙する人が少なからずいる。イコール、③のタイプの喫煙者でしょう。
床に灰が散乱していたり便座が焦げているのを見ると、良識ある愛煙家がとても可哀想に
思えてくる。座った前方の壁、目線位置には『禁煙!』のプレートが表示されているの
ですよ。吸殻だって多分、大概は便器に投げ捨てられて水洗されていくのだろうなぁ。
何で最低限のルールが守れないのかね?
小用でトイレに行くと煙草臭い時がある。個室のドアが閉まっていると、正直、中にいる
人間を苛めてやろうかと思う時があって、そんな時は用を足しながら 『あぁ、総務部長に
なりたい』と、夢みてしまう。(笑)
私が総務部長だったら・・・
・トイレの個室には超高感度の煙感知器を設置する
・煙を感知した瞬間に緊急消火システムが起動し、サイレンが鳴る
・同時に緊急消火システムの責任者である社長が該当のトイレに向かう
・サイレンと同時に天井から一気に大量の水を落として煙草を消火する
・残り火は危険なので、念押しの為に天井から大量の粉を投下する
・自分に何が起きたのか分らないまま個室を出た瞬間に天井から金盥(かなだらい)を投下
・フラフラになった喫煙者がトイレを出る
・出口で待ち受ける社長が「もうしないね?」と確認し、喫煙者の言質を取る
で、自分が社長なら・・・
喫煙者が「プゥ~ッ」と口から白い粉を吐いたら全て許してやろうかと思う。
ウ~ン、我ながら完璧なシステムだ。(笑)
最低限のマナーを守れない人には、こんなドリフ的発想の懲罰を加えてもいいのでは
ないかと思う。やりすぎ?(笑)
COMMENT