ワタクシは数年前から年賀状を複数パターン作るようになりました。ちなみにどんな種類を
作るのかと言うと、①=上司用 ②=知人用 ③=同僚用 ④=友人・親戚用 そして
⑤=会社部下用スペシャル、ってな感じです。差し出す通数のうち大半は④を使う。大体
家族の写真を入れて動向を伝えるパターン。そもそも文字だけじゃつまらないし、なかなか
会えない友人などにはハガキとはいえ姿を見せておきたいから。が、本当はハガキ作成
ソフトを使って遊ぶのが好きなだけかもしれません。(笑) で、作る際に手間のかからない
順番は①→②→③→④→⑤となります。①は写真も使わない、それこそ味も素っ気も無い
もの。それで十分。明らかに "手間=気持ちの込め方" の順になっているようです。

なので、⑤の「会社部下用スペシャル」は結構気合を入れてプランを練っているということ。
どちら様も同じでしょうが、私は会社に隷属するつもりは毛頭ありません。だったら会社の
人間に何でそこまで? そう考えるのが普通なのでしょうね。しかも年明けにはすぐ顔を
合わす訳ですから。でも、自分なりの理由はあるのです。会社人間では無いことを自覚して
いても、実際の生活のほとんどは会社にある。そこで始終顔を突き合わしてコミュニケー
ションを通わせているのが自分の部下です。組織の中で仕事をする以上、無理が生じて
自分では無茶と分かっていながらもやってもらわなきゃいけない場面もある。そんなふうに
毎日を繰り返していると(上司にはそんなことを全く感じないのに)不思議なもので自分の
部下が、ある意味家族のように思えてくるのです。"家族" には正直な自分を見せなければ
なりません。それで年の初めの心境として
「自分はこういう人間です。皆さん、裸の自分を知ってくださいね」
そう伝えるのが礼儀なのではないかと考えるようになりました。勿論やっていることは自己
満足に過ぎません。でも自分には結構大事なことで、たかだか20枚前後の年賀状に真剣に
なってしまうのです。「裸の自分・・・」を有言実行した訳ではありませんが、実際にそんな
絵柄の年賀状になった年もあります。

今年もそれなりに自分を晒してみましたが、年賀状を受け取った部下はどう思っているの
でしょうかね? もしかすると「毎年何やってんだよ」と感じているかもしれない。でも、
絶対にやめません。これからも年の初めには毎年「(気持ちだけは)裸になるぞ!」(笑)
(↓)捨てられなくなってしまった年賀状がこちらに・・・。
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