高二の長男が、いつのまにか通っている高校の卓球部の部長になっていたらしい。どの
学校も大体そうでしょうが、通常は前年の秋に現3年生は引退しているので、去年の
内に新チームの部長になっていたということです。普段それなりに会話は交わしている
けれど、本人的には親に言うほどのことじゃないのでしょうね。その事には今まで全く
何も触れてはいませんでした。分かったのはつい先日のこと。
新年の4日に制服を着て出かける際、バケツを2個バッグに詰め、ドライモップを手に
しているのです。「どしたの?」と聞いてみると、「練習始めなので、部室の掃除から
率先して自分がやる」と言うのです。そこから話をしてみて初めて部長になっていた事が
分かったという訳。(笑)
県立高校でそれほど強くもなく、卓球という比較的マイナーな部活なので部員もたいして
多くはありません。それでも聞いた時は嬉しかったなぁ。そういう役になったという事よりも、
役に付くことで経験の幅が拡がるからです。18人とはいえ、人をまとめる過程で得られる
物は貴重です。まず、リーダーというのはいいことばかりじゃないのがよろしいですね。逆に
トラブルが多ければ多いほど良い。そのたびに人間が積み上がっていく。他人の事を考える
ようになるし、知恵も使わなければうまく仕切れない。計画性とかプランニングとかも要求
されるし、言動に真実が見えないと周りがついてこないからウソがつけなくなる。あ~、いい
ことだらけじゃん。(笑)目一杯苦労して欲しいなぁ。難しい性格の部員、特に、わがままな
ヤツや自己中心的なヤツとか、言う事聞かない部員ばっかりだったら最高です。(笑)
それとキャプテンってイメージ的には"もてる"でしょ。新しい恋に落ちていない(と思われる)
今の長男には肩書がつくのはありがたい。(笑) それだけで少し恩恵があるかもしれない。
30年くらい前、リリーズという双子デュオが「好きよキャプテン」という曲をヒットさせていた。
好きよ 好きよ キャプテン♪
(で、このあと)テニス焼けの笑顔♪・・・でしたっけ?(ちょっと怪しいかも)
40歳台の人には耳について離れていないであろう、あの "好きよ 好きよ キャプテン"
というフレーズ。やっぱりキャプテンは特別なのですよ。
以前は何かにつけ「恋しちゃってるもんね♪」と言ってからかっていたけれど、これから長男
には、事あるごとに「好きよキャプテン♪」と言ってあげよう。(笑)
おぉ、楽しみ!
と書いているそばから・・・
新キャプテンは一昨日、正吉をからかっている時に右手を噛みつかれ、かなり深く歯を入れ
られました。
(当家実績では過去最大級の被害)昨日は練習を休んで帰ってきたようです。
おい、おい、自分が出来なくても練習には付き合うでしょ?
いきなり・・・
だめヨ、だめヨ、キャプテン♪ です。(笑)
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