職場で仕事を手伝ってくれる臨時社員の方に絵を描く女の子がいます。
絵に関する造詣が無いので評論は出来ないけれど、
(自分の印象では)彼女は “懐かしくて、少し恐い” 感じの絵を描きます。
その “恐い” というのは「恐怖」ではなくて、例えて言うならば・・・
『自然の音や景色が生き物に感じられてビクビクする子供の頃の胸の中』
・・・みたいな感覚。
自然に限らず 『モノ』 や 『ヒト』 なども同じで、子供の頃って初めて奇異な
場面に出くわしてドキドキすることがありますよね。あの感じです。
ちょっと見た瞬間の恐さの後、じわっと懐かしさが湧き上がってくる。
こういうの好きなんです。
作品展は今年で六年目になるそうで、私は去年から観させてもらっています。
今年も下北沢で開かれていた作品展に先日お邪魔しました。
今回はちょっと楽しみにしていたことがあって、実は彼女に自分の絵を描いて
もらったのです。裸になってモデルをした訳ではありません。(笑)
「自分を動物に見立てて描ける?」
春の頃、動物は指定せず(無謀にも)単純にこうお願いしてみたところ
「いいですよ」 と快諾してもらえたのです。
以来、途中で何度か描いている内容を訊いてみたが 「作品展に展示するので
その時まで楽しみにしてください」 と、笑いながら返されていた。
そして、ドキドキしながら・・・
下北沢のギャラリーで 「絵」 になった自分と初めてのご対面です。
題名:ぽんぽこライヴ
ウ~ン・・・。体型が彼女本来の味である “恐さ” を消してしまったようで、
モデルに問題があるような気もする。(笑)
私以外の方がこれを観る場合は、その先にいるモデルを想像せず
純粋に作品として鑑賞するのが宜しいかもしれません。
と言いながら、実はタイヘンに嬉しい。(笑) 何も言わなかったのに
ギターも持たせてくれたし感謝、感謝。
(絵を描く人達にとって)作品の紹介機会は多い方が良いと思うので、
彼女と仲間たちが開いているサイトを紹介しておきます。興味があれば
覗いてみてください。
http://kurayamigocco.fc2web.com/enter.html
オオヒラ、ありがとう。
次は “裸夫” で。(笑)
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