このところ、北海道観光には一泊の弾丸ツアーで出向くことが多い。
この三連休も、日曜から一泊二日でカミサンと知床に出掛けた。
知床へは去年、二月の流氷シーズンに達也と行って以来で、今度で数えて
もう五回目。でも、この時期に行くのは初めてのことです。
今回の目的は「紅葉見物」。ただ、それだけ。
考えようでは “豪華な旅” とも言える。(笑)
企画した時は見物プランがそれなりにたくさんあった。
遠軽の
1,100万本のコスモス、
能取湖の真っ赤なサンゴ草、女満別では
一面黄色のヒマワリ、そして知床で鮭の遡上。全部こなすと450km
程度の移動になるだろうか。それほどキツクはない。車を450km走ら
せれば「夏」~「晩秋」をたった二日で楽しめる、一泊二日ではなく
一泊四月になるはず・・・だったのです。
が、さすがに上手くいかない。紅葉のベストを楽しもうとすると何かが
綻(ほころ)ぶ。
先ず、サンゴ草の見頃が終わってしまった。まぁ、これは想定内。
次に、秋期用に蒔いた分の開花が遅れたようで、ヒマワリも楽しめ
ないことが判明。遠軽のコスモスだけはなんとか鑑賞できそう。
ところが運悪く、二日目は雨の予報。コスモスだけの為に200kmを
費やす気力が起きず、結局、現地に入ってから知床周辺だけで
楽しむことに決めた。
道中、「キガラシ」がよく目に入る。
※女満別近く
畑の土壌改良用に蒔かれているようですが、うねりのある土地には
お似合い。凄く綺麗です。
知床峠周辺の紅葉は見頃のピークには二日ばかり早かったみたい。
ただ、この辺りは霜が降りると一瞬に落葉してしまうらしく、それを
思えば十分な景観。
※知床峠付近
※知床峠付近
ガスのせいで羅臼岳が顔を見せた時間帯は限られていたけれど
やっぱりこの山は綺麗だなぁ。景色を観ているだけでキモチ良くなれる。
※知床峠付近
今回、オーロラ号に乗ってみた。
これ、流氷の時期は砕氷遊覧船として使われる観光船です。
以前、クルーザーの観光船で知床岬の突端まで行ったことがある。
その時と違って岸には接近できないけれど、遠景をゆったり楽しむには
こちらの方が良いみたい。
デッキから観た半島方面です。
霞んだ地形の突端、稜線が海に落ちるところが知床岬。
知床連山も綺麗。
この山々はもう直ぐ雪を被り始め、もっと素晴らしい景色に変わる。
その姿が本当に綺麗なんですよ。
知床は何度訪れてもいいところです。
次は、ビッシリ詰まった流氷の頃に行ってみたい。
ホントに飽きないなぁ。(笑)
PR
COMMENT