遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・
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休日に街をブラブラして写真を撮っていると、
もう少し寄って撮りたいのに・・・って思うことが時々ある。
自分が主に使うレンズは超広角なので、
残念ながら先の遠いところまでは届かないのです。
そこで、先日、カバー範囲の広いズームレンズを手に入れました。
で、レンズとは関係ないのですが、その際のちょっとしたお話を少し。(笑)
購入した店では不要カメラを3,000円で下取りしてくれます。
その話をすると、『幾つもあるよ』と言って、
どこからかカミサンがカメラを持ってきました。
フィルムカメラです。
「あれっ、入ってたんだ!?」
中を確めようと思い、蓋を開けてみると
巻き終わっていないフィルムが残っていたのです。
感光しちゃったけれど、15年ぐらい前に使っていたカメラです。
何を撮ったかも覚えていないし、ま、いいか、と
フィルムを取り出してテーブルの上に置いたのですが、
カミサンが笑える行動に出たのはその後です。
天井の照明に両手でかざしたフィルムを見上げながら、
こう言うのです。
『あれ? これ、写ってないじゃない』
「はぁ? 本気で言ってる?」
『何が?』
「いや、だから、何を見たいの?」
『どういうこと?』
「写ってないでしょ。写ってないよね」
『何で写ってないの?』
「マジだったんだ!?」
『何、何?』
「カワイソウだから他人には言わないことにしておくよ」
『だから、何よ?』
結婚してから28年。相手の行動なんて簡単に予測できるし、
もう“二人で一人”ぐらいの域に入ったかと思っていたが、
とんでもない勘違いだったようだ。
未知の領域は未だに存在し、そして深い。(笑)
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