進学予備校に通っている長男の達也は相変わらず帰宅が遅い。毎日、高校を下校
してから予備校に向かい、帰ってくるのは大体11時頃。土曜、日曜も休みなし。
それこそ死ぬほど?勉強している。夏休みからここまで総勉強時間はどれくらいに
なっているのだろうか?
少し前、本人はこんなことを言っていた。
「やり残すことで不安になる。不安を減らす為にやれることは全部やっておきたい」
といっても、決して悲壮感は無いのである。いいバランスで勉強している。そして
前にも書いたけれど、本気モードに入った時の達也はホントに凄い。
その達也が昨日は嬉しそうな顔をして家に帰ってきた。どうやら某有名予備校の
全国私大模試の成績が良かったようで、顔を見るなり「ねぇ、聞いてよ」と私に
話しかけてきた。興味があり、勉強したがっている史学に関連した学部を中心に
五つの志望先が判定表には記載されていた。結果表示は「A」判定が三つ、「B」
判定と「C」判定が一つずつ。本人がず~っと第一希望にしている学部は「A」
だったが、ここは以前の模試(8月)で「E」判定だったところです。正直、ビックリ
した。僅か二ヶ月でこんなに伸びるんだものね。
今回の模試は5,000人以上が試験を受けていたようで、同じ高校から受けた中では
トップ。こと世界史に限っては全国でも90位になっていた。
凄い!
何も息子を自慢している訳ではない。努力したことがリアルな結果に変わっている
こと、それを自分の子供が実現していることに大いに感動しているのである。まだ
入試は先のことであるし、最良の結果は希望校に合格することなのだけれども、
決してそれが全てではないようにも思えてくる。大学の程度だとか、才能だとか、
偏差値だとか、そんなことはどうでもよくて、今こうして頑張り続けること、それ
だけで充分素晴らしい。
頑張る気力、意志の強さ、計画性。自分には欠けているモノを見せ続けられて
いるせいか、達也が妬けにキラキラして見える。人間の可能性には限界などない
ように思えて、理由もなく単純に嬉しい。
こういう奴にはいい結果がついてきて欲しいなぁ、と思う。
一生懸命になれる時間をたくさんあげたいなぁ、と思う。
だから浪人はさせたくないなぁ、と思う。
仕事が忙しくなってきて疲れていたけれど、ちょっと回復。(笑)
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