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Goro・とおく

遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・

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またひとつ勉強

今のうちに吐き出しておかないとおかしくなりそう。
だから、書いちゃおう。

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他人と馴染もうとする気質をもっている人間だと
自分自身では思っている。
勿論不得手な人もいるが、それなりにストレスなく合わせられるし
基本的に全方位OK!、のタイプです。
それと、もともとプライドを損なわれたと感じるレベルが低いので、
揉め事があったとしても主張を貫き通すことはまず無い。
大抵は退いてしまうし、歳を重ねるごとにその傾向が強く
なっている自覚もある。

そんな生き方を続けているので、長く関わってきた
友人・知人といった類の人たちに嫌悪感をもつことは稀で、
「コイツには触れたくないな」と思ったのは、50年以上
生きてきた中で一人だけです。その人は、あまりに不誠実
だったので本気で嫌いになった。正直でないのが自分的には
とてもダメなのです。

最近、それを凌駕する嫌悪感を味あわせてくれる人物が現れた。

その人とは、それなりの信頼関係が出来ていると思っていた。
が、あることがきっかけですれ違いが始まり、溝が出来、スッキリ
しない状態が長く続いていた。ただ、それは片方だけが悪い
というものではなかったと思う。

自動車同士の事故における保険の適用と同じで、両者が
関わっているコミュニケーション・トラブルゆえ、負担割合に
10対0 はあり得ない。でも、私は、自分の10割負担でも
良いと思っていた。その代わり、自分が本来負担すべき
部分の謝罪を実のあるものにしたかったので、曖昧に
されていた(相手側の)真実を教えて欲しい、とお願いした。
それを把握した上で、きちんと謝ってから友人関係を閉じようと
考えていたのである。すると、相手からは、『分かった。
場を設定するので、こちらから連絡するまで待ってくれ』と、
返ってきた。

が、

結局、その場が設けられることは無かった。

それだけではない。
間違いなく原因の一端にあったであろう自らの非には
全く触れず、いきなり、それこそ唐突に、

「貴方の10割負担だよ。それと、貴方は作為をもって事故を
拡大しているでしょ。 これ以上、この件に絡むようなら訴えるよ」

こう言っているのと同義のことを、メールで一方的に通告
してきたのである。


怒りを飛び越し、呆れ、悲しくなった。


かつて、初めて本気で嫌悪した彼(か)の人は正直さが
感じられず、あまりに不誠実だった。同様に、今度の相手は
自らの問題点については振り返ることもなく、自分視点で
自分の事情だけを持ち出してきた。それに加え、すれちがいの
状況を詳しく把握していないであろう自分と近しい人間に
対処方法を判断してもらったと言う。その時伝えられた内容が、
決して客観的なものでなかろうことは簡単に想像できる。

正直で無いどころか、そこに “本人” はいないのです。
生身でコミュニケーションできない、向き合わない、自身だけで
解決できない、踏み込んでこない。こういうタイプの人間が
私としては徹底的にダメです。中身が空洞の張子(はりこ)の
人形と応答している感覚。“人間”を感じないのである。

言いたいことを言わない。そして、それが溝を作る原因の
最大の要素になっていることを自覚しない。
結果的に生じた自分の痛みは主張するが、気遣って溝に
落ちた相手の痛みは感じない。受け入れ難い人間です。


すれ違う前までは信頼関係があったのです。互いに感謝の
気持ちも持っていたはず。だから、自分は感謝の意を表した。
それなのに、相手からは「ありがとう」の言葉の端っこも
出てこなかった。こんな人間に何で関わってきたんだろうか?
長い間、相手を気遣ってきた自分が本当に悔やまれる。

相手は、きっとどこかで人間が変わってしまったのです。
そして、これからも同じように生きていくのでしょう。
他人事ながら、そういう人生って楽しいのかなぁ?と思う。
可哀想なヤツだなぁ、とも思う。


人を、「許せない」「受け入れられない」。
その許容ラインが変更されたことで、本気で嫌悪した
彼(か)の人を許せる気になってきた。(笑)
 

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綺麗な紅葉に癒されました


入院していた母親が、先月末、一ヵ月半振りに帰宅しました。

退院の前後から、介護関係の手続きや居室の改修など
色々こなさないといけないことが続いて
ずっと忙しくしていたのですが、それも、先週、
介護認定が決まってやっと落ち着いた感じです。

入院からここまで約二ヶ月。
かなり疲れたなぁ、というのが実感。
それは自分だけでなく、カミサンも同じで
どちらかと言えば、相方のほうがずっと疲れたのでは
ないかと思う。で、自然に"慰労してあげよう!"
というキモチになった。
 

で、
 

急遽「温泉につかるべぇ」と、紅葉見物を兼ねて
旅行に行くことにしました。

 
去年、知り合いのブログ画像で目にした岩手・松川温泉の
紅葉の素晴らしさを思い出し、行き先は即決。
連休を使って一泊で八幡平(岩手・秋田)まで行って来ました。


23540001.JPG

いや、いや、見事。

去年の知床も良かったけれど、こちらも凄い。
知床横断道路よりもドライブルートの距離(景観)がある分
八幡平の方が長く楽しめる。
さすがに八幡平の頂上付近はもう冬の景色ですが、
低いところでは常に両サイドを紅葉が埋めていました。
ずっと紅葉のトンネルの中を走っている感じで最高。


カミサンもストレスが抜けたようで何より。
大満足の二日間。


         *
         *
         *
         *


写真は二日間で240枚撮影。
天気が良くて空が綺麗だったので
どうしてもバックにブルーを入れて撮りたくなる。
額入りの「絵」・・・みたいな仕上がり?
そんなイメージで構図を考えて撮っていました。
幾つか画像をアップしましたので
ご興味あれば下のURLでご覧になってみてください。

http://www.imagegateway.net/a?i=pkumcbz2r4


今度は大雪山の紅葉を楽しみたい。
もう来年のことを考えている。(笑)

 


母親の入院で身にしみたこと

ドタバタの10日間でした。

8月14日、木曜日の夜。
母親が家の中で尻もちをついた瞬間、それだけで左足の
大腿骨を骨折した。全く動けなくなり、救急車で病院に搬送。
すぐに入院。週末を挟んで月曜日に手術。金属ボルトで接合。
折れた骨の接合手術は難しい内容ではありません。
それでも術中・術後の危険性は伴う訳で、特にビビったのが
高齢者は手術(入院)をキッカケに認知症を発症する場合があると
医師から聞かされたこと。そして、それは決して珍しくないらしい
ということ。

“高齢者の骨折は命取り”と言われるが、主に体力的な面から
手術不能で寝たきりになるのと裏腹に、手術できたとしても
こんな要素を併せ持っている現実を実感した。そして、それは
(一過性のものであった・・・と思うが)手術前後、今までに
見たことのない母親を目にしたことで一層リアルなものになった。

母親は85歳にして人生で始めての入院です。それだけでも大層な
ことなのにおまけに「手術」。骨折そのものの激しい痛み、次々と
目に入る医療器具や見たこともない光景、全く違う生活リズム、
所作、等々。不安にならないワケが無い。

案の定、執刀当日と翌日がタイヘンだった。意味不明でワケの
分からない話が次々に飛び出し、周りの私たちが怯えた。
看護士からは「高齢者にはよくあることで心配しないでください」と
言われたが、前段で認知症を発症する場合があると聞かされた
身としては心配でならない。特に手術を終えた後の夜が凄かった。
行動、発言、その晩付き添ったカミサンの話を聞いて、二人して
かなり落ち込んだ

翌日の夜は私が付き添ったが、幸いなことに、この日を境にして
意味不明の話も減少。次の日からは夜の付き添いを止めた。
今は見舞うたびに普段の母親に戻って来ているのが分かる。
本人も家族もようやく落ち着いた。


この10日間で気付かされたことが多かったなぁ、と今更ながら思う。


「介護」というものを本気でしっかり考えなければならないことを
現実が警告してくれたこと。

目前の光景が30年後には自分やカミサンにも現実的なものになると
想像して不安が募ったこと。

(自分達も)30年後に親の世話をし、60年後には世話を受ける人に
なるかもしれないことを子供達に教えたいと思ったこと。

生活する上で85歳の高齢者に未だ甘えていた自分がいたこと。
もっと、もっと大事にしなきゃいけないと強烈に反省させられたこと。

義理の母親に実の息子以上の気遣いをしてくれたカミサンに対し
感謝の念を絶対に忘れてはいけないと思ったこと。


いろいろ、いろいろ、身にしみました。
怪我の功名にしなければなりません。

これから最短で一ヶ月のリハビリ期間を経て退院の予定です。
 

初めてのアレンジ

Rijnの発表会の一週間後。先週の日曜日にそれは突然始まりました。

ギターアレンジです。

自分にとっては初めてのことですが、
「やるぞっ!」と、意思をもって始めたワケではありません。
ギターをいじっているうちに何となく・・・です。

最近繰り返し聴いている玉置浩二さんの楽曲があります。
メロディが耳についていたせいか、
ギターを弾いている時、冒頭部分のフレーズに
とても近い“音”を感じた瞬間があったのです。

「あれっ?」と、思って“音”を探り始めたそこから
一気に嵌(はま)ってしまいました。(笑)

あっちをいじり、こっちをいじり、
一つの音符にいくつかの文字(言葉)が乗っているのに気付かず、
えらく符を余らせたり、拍子が変わったり、
素人らしい新しい発見の連続。
毎日、ズルズルと面白い時間を続けた結果
不思議なことに(自分なりに)結構いい感じに仕上がってきた。

で、

一週間後の今日、「ほぼ完了」と言えなくも無い程度になりました。

最後まで通すとどんな感じに聴こえるのだろうか?
自分でも気になるので試しで録音してみたが、
案の定、原曲とニュアンスがだいぶ違ってた。(汗)

偶然から始まり、勢いだけで出来たアレンジ。
正直、こんなんでいいのかなぁ?・・・とも思う。(笑)
でも、初めてのことだし、形になっただけで上出来かもしれません。
何よりも新たな楽しみを見つけたのは収穫です。

冬の発表会までは時間が無いし、もう大きく変えるのは面倒なので
後は細かいところだけ修正してお終いにしようと思います。

で、今度は二曲目のオリジナル作りです。


再び、苦しくも楽しい時間に突入・・・。(笑)

 


確実に楽しい日

何があっても楽しい。そんな日が一年に二回あります。
昨日はその日。


これです。

happyoukai.JPG

Rijnの発表会の日でした。

自分の演奏はいつもと同じ。
緊張して、とても満足できる結果じゃなかったけれど、それでも楽しい。

Rijnの “ますた” から出された宿題をこなせたこと。
この日に至るまでの経過が楽しかったこと。
参加者の皆さんの真剣なギター演奏を聴けたこと。
いつもと同じく、極上の緊張感を味わえたこと。
いつもと同じく、極上の共有感を味わえたこと。
いつもと同じく、カミサンに「出来はどうだったの?」と訊かれたこと。
いつもと同じく、不出来に悔しくなれたこと。
いつもと同じく、また頑張ろうと思う事。

など、など、すべて楽しい。(笑)

何だろ? 「楽しい!」 っていうよりも、「幸せ~!」 に近いかも。(笑)


「音を楽しむ」から音楽。
でも、「音を楽しむ」、それ以上のモノが確実にあり。


Rijnのますた、Rijnファミリーの皆さん、カミサンに感謝!



母を背負って思ったこと

4月で85歳になった母は以前から腰が弱く、外見はひどい「腰曲がり」。
年々歩く姿が弱くなっています。外出には車を使わないと移動できません。
耳も遠くなってきたし、以前に比べると物忘れも多くなりました。
でも、頭はしっかりしているので、85歳にしては元気なほうだと思います。

その母が連休明けに膝の関節炎を起こして歩行が不自由になりました。
今はだいぶ治まってきたのですが、最初はかなり痛々しい様子でした。
元々の「腰曲がり」に膝痛が加わったことで、今の姿は年齢なりの
 “高齢者” です。

先日、弟の家に行く用事があって車で送り迎えをしました。
向こうではどうしても階段を使うところがあります。本人は、

「大丈夫、ゆっくりなら自分で昇れるから」

こう言います。でも、どう見ても危ない。
高齢者が転倒などしたら一大事です。それで私が背負うことにしました。

が、

「オンブするから乗って」

私がこう言っても母は遠慮するのです。
恥ずかしいのか、子供に面倒は掛けられないという気持ちなのか、
すんなりとは応じません。

結局、母は言うことを聞いて渋々私に背負われました。


“親を背負う”

考えてみたら初めてです。


背負った瞬間に、昔に遡って親のありがたみを感じるぐらいの
息子だったらいいのですが、かなりの薄情者なせいか
そんな感慨はありませんでした。(笑)
が、感じたことが何も無かったワケではありません。
帰宅してから・・・


遠い昔、自分を背負ってくれてきた人を
逆に自分が背負うことに不思議な感じを覚えたこと。

そういう歳になったということ。

将来、自分も息子に背負ってもらうことがあるかもしれないが
弱くなっていくそんな自分はイヤだなぁ、と思ったこと。

果たしてその時、息子に背負われた自分のキモチはどうだろうか?
逆に、私を背負う息子はどんなキモチになるだろうか?
そんな想像をしたこと。

はたまた、

人間には、こんなふうに親子の絆を確かめる場面が
もしかして予めプログラムされているのではないか?

とか、

犬のリードみたいなものを繋いで幼児を歩かせている親は
何でオンブしてあげないんだろうか?

そんなところまで。(笑)

母を背負っただけでいろいろと興味深く、頭の中を巡るものがありました。


実は母親をオンブした瞬間、ホッとしたことが一つありました。
歳を重ねるごとに小っちゃく、弱くなってきた母親なので、
きっと “紙” を背負うようだろうと想像していたのです。

が、

見た目の弱さとは反対に、意外にも重みを感じた。
中味が詰まった感じのしっかりした重さ。
背中の物言わぬ母親から「元気」が伝わってきたようで凄く安心した。
だから、息子に背負われることを遠慮したんだろうなぁ。
背中の感覚から、少しだけ母親のキモチの端っこが
見えたように感じました。


背中って凄い交信装置です。

家族の花

small_hana.jpg

この写真、花のように見えませんか? 



オーダーしていたペンダントトップが出来上がってきました。
単純に嬉しい。


実際には・・・

こう見えたり

こんな感じになります。




もともと去年の銀婚式に合わせて記念のアクセサリーを作ることに
していたのです。ところが、デザインをあれこれと考えている内に
肝心の結婚記念日を迎えてしまうという、たいへん間抜けな
事態になりました。(笑) 緊張感に欠ける如何にも私たち夫婦らしい
“ゆる~い” 出来事ではあるのですが、格段に “ゆる~い” 私たちは
直ぐに切り替えます。

「別にいいじゃん。銀婚式イヤーは一年続くんだから、来年の
 結婚記念日までに作ればOK、OK!」

このように簡単に方針を変えました。

更に、筋金入りで “ゆる~い” 私たちは、自分たちのだらしなさを
正当化すべく後付けの理由を考えます。(笑)

「よぉ~く考えてみると、もう子供が三人いて二人だけの人生でも
  ないよななぁ。いっそのこと家族五人の記念品にしちゃおうか」

こんなふうにちょっとだけ綺麗な話に仕立て上げることにしました。


で、

ようやくのこと、Rijnファミリーのギター仲間である80(エイティ)さんに
製作を依頼しました。80さんはシルバーショップを経営されており、
販売だけでなくオーダー品も受け付けてくれます。
いろいろと素敵なアクセサリーを作られていて、完成品は「作品」と
呼ぶのが相応しいほどの腕をお持ちです。


今回、オーダーするに当たっては・・・

フェザーを花びらに見立て、五枚で一つの花になるデザイン

というリクエストをしました。


最初にラフスケッチが上がってきた時からいい感じで、
仕上がりを予測して楽しみに待っていました。
爪の隙間にヤスリを突き刺す(痛ッ!)などの格闘の果て、80さんは
写真のように気合のこもった素晴らしいモノを作り上げてくれました。
イメージ通りの仕上がりにもう 『感謝! 感謝!』 です。


このペンダントトップ、一つずつはこんなデザインになっています。

omote_hana.jpg

色とか形とか、同じ種類の花の構成って皆んな揃っていますよね。
けれども、各々の花を良く見ると個々では微妙に違っています。
“個” が基本にあって、そこから作られていく “一体感” のある姿。
それが自然界の生き物の美しいところです。

ということで80さんは、

五人分が揃って一つの花になることを念頭に
一つ一つのフェザーの形を変えることで花の持つ「個性」を、
そして、ターコイズの位置を揃えることで併せ持っている「一体感」を
表現されたそうです。


次に裏側。

ura_hana.jpg

燻(いぶ)してもらった面に各々の名前を入れてもらいました。
それと80さんの発案で、打刻跡は消さずに敢えて残しています。
五人五様に刻まれている傷は正真正銘でオンリーワン。
これがいいですね。


五枚の花びらで一つの「家族の花」が出来上がりました。
ただし、花は散るものです。家族も同じようなものでしょう。
近い将来、娘二人はいずれ嫁ぎます。
息子だって新しい家族を持つことになるのです。

でも、

花は散っても、今、五枚で咲いている花の中心にあるもの、
それはどこまで行っても変わらないし、消えないはず。
五人それぞれが花芯にあるものを忘れさえしなければ良いのです。
アクセサリーを “忘却ストッパー” として用意した訳ではありませんが、
首に下げた1/5 の花びらを見るたびに、各々が「家族」を
思い起こすかもしれない。

そうなればいいなぁ、と思います。



と、いうことで、今、心配なのは・・・


子供たち三人が簡単に花びらを紛失すること。
それぞれ独立しても正月ぐらいは集まるだろうから、
毎年チェックして、無くしたヤツには絶対に実費の倍額を請求する。

危ない順に挙げると長女、長男、次女・・・だろうなぁ。

っていうか、結婚指輪もどこに行ったか分からなくなってるし、
一番危ないのは自分かもしれん。
その時はナイショで80さんにもう一個作ってもらおう。(笑)



家族の花、散ることなくずっと咲き続けますように。



※Silver Accessories Shop 80
 http://space.geocities.jp/silveraccessoriesshop80/index.htm


26回目の結婚記念日旅行

先週末、金曜日~土曜日の一泊でカミサンと二人で旅行に行きました。
24日が結婚記念日なので、最近はこの時期に合わせて毎年旅行に
行くことにしているのです。

今回の行き先は北東北の角館と小岩井。
購入したばかりのデジタル一眼レフカメラを練習したいこともあって、
目的は「桜」です。


一昨年、どうしても枝垂桜を観たくて角館に行った。
その時は桜のつぼみが未だ固く、開花以前の状況。
新幹線も宿も予約の設定が早過ぎて目論見が見事に外れた。

その時、

「絶対にリベンジするぞ。今度角館に来る時は絶対に日帰りで来よう」

このようにカミサンと話をしたのである。

しかし、

やっぱり今年も日帰りでなく、新幹線と宿を予約した。(笑)

“今年の桜は開花が早い” というニュースを耳にして、
通常の満開予測よりも早い時期に狙いを定めて予約した。
団体のツアー客はゴールデンウィークを目がけて集中するので
25~26日は逆にチャンスと思ってギリギリまで待って予約したのである。
後は、基本的にヨミが当たるか外れるか?だけ。


直前の各種情報で「満開見頃ど真ん中」の期待が高まる。
今度こそ満開の枝垂桜を見物できる、そう確信していた。

そして25日の金曜日。

早朝の新幹線で角館到着。角館の駅から武家屋敷街までは近い。
前回の旅行で位置関係は分かっている。
駅前の道を真っ直ぐ進み、突き当たりの郵便局のところで右に曲がると
武家屋敷街が目に入ってくるのである。

いざ右折・・・。

が、

緑色しか感じない。

kaku_01.jpg

自然には勝てない。
秋田は相当な異常気象だったようで、角館の桜は既に散っていた。
一昨年は早過ぎて、今年は僅かに遅かったのである。
ホントに花の命は短いんだなぁ。多分、二~三日の差なんでしょうね。

二人とも足が重い。目的を果せないと、ホントは心地良い新緑の中の
散策も苦痛になってくるのですよ。(笑)
次回、三度目の正直を得るにはやっぱり「日帰り」が正解かも。


金曜日は盛岡泊。

翌日、駅レンタカーを借りて小岩井農場へ。
予定では小岩井の桜を観た後、角館方面に戻ってカタクリの花の群生を
楽しむことにしていた。
角館と小岩井は距離的にさほど離れていない。桜は期待薄です。
とっととカタクリの花を観に行くつもりで車を走らせる。

が、

小岩井農場に向かう手前でこんな景色が目に入ってきた。

koi_01.jpg

ブラボー! 凄い!

完璧な青空ではないが、バックの岩手山もしっかり見える。
何より、桜の華やかさに感激。満開です!

koi_08.jpg

koi_09.jpg


特に、目的にしていた「一本桜」が観れて大満足。

koi_13.jpg

素敵な景色だったなぁ。

小岩井農場はいいところです。
東北の春の風景って、まさにこんな感じなんだろうと思う。
北海道の雄大さとは違う素朴な趣が素晴らしい。


大っきく見える岩手山、ピンクの桜と緑の牧草。
その中にいるのが爽快で、何故か嬉しくて、楽しい気分になった。
追いかける子供も追いかけられるヒツジもキモチよさそう。

koi_22.jpg

こんな光景や景色など、200回以上シャッターを押している内に
気がつくと、カタクリの花を観に行く時間が無くなっていた。(笑)


車を戻す前にスタンドでガスを入れたら満タンで2.9ℓしか入らなかった。
レンタカーでは過去最少の走行距離。
スタンドの人も駅レンの人も「何で?」って顔してたなぁ。
自分も何で借りたんだろう?、と思う。(笑)
小岩井の桜と景色が素晴らしくて、動きたくなかったということでしょうね。

角館は残念だったけれど、小岩井の景色でおつりがくるほど楽しめた。
それと、盛岡冷麺発祥の店「ぴょんぴょん舎」で美味しいビビン冷麺と
焼肉を味わえたのも良かった。

pyon_04.jpg

26回目の結婚記念旅行はとても Good!でした。
また来年、いい旅行が出来ますように。


※写真はコチラのURLでも見れます。
http://www.imagegateway.net/a?i=omJDcXRDqr 


56's hobby 【Photo】

写真撮影が好きです。 時々、以下のサイトに写真をアップしています。
-工事中-

56's hobby 【Guitar】

46歳の時からギターを弾き始めました。録音音源をアップしています。

◆Goro's guitar play



《所有ギター》
Hiramitsu-SJ 56's custom
Martin-M38
Morris-S55

56’s Theater

趣味で撮影した写真をBGM付きのスライドショーにしています。
-工事中-

最近のあれこれ

50歳を迎えた節目の記念にオリジナルギターを作りました。ルシアー(ギター製作家)は平光泰典さんです。
平光さんはクラシックギターの製作家として高名な一柳一雄氏に師事。独立され、現在は鉄弦(アコースティックギター)の世界に転じていらっしゃいます。私のような素人の下手っぴーがオーダーするなど失礼なことと思いましたが、快く引き受けてくださいました。

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