ワタクシ、おかしな勝負を楽しむ趣味があります。それは・・・
“見知らぬ赤ちゃんとのにらめっこ”です。(笑)
赤ちゃんが笑ったらワタクシの「勝ち」、笑わなかったり、泣きそうな顔になったり、顔を
背けられたりしたらワタクシの「負け」という、とても単純な勝負です。過去、かなりの
戦績を上げており、どうだろう?・・通算では8割以上の勝率になっていると思います。
ただし、これには何の根拠もありません。実感です。(笑)
具体的に説明しますと・・・
まず、試合会場。稀に電車ということもありますが、基本的にはバスの後部座席。そして
最初にこの勝負で気をつけなければいけないのは、対戦者よりも彼らを抱っこしている
(たいがいは母親の)"セコンド"です。赤ちゃんに向かって顔を複雑にひねり、崩しながら
"技"を繰り出す訳なので、もし見つかった場合はかなりヤバイ状況に陥ります。まず
自分がとても恥ずかしくなりますし、場合によっては変質者に間違われる危険性もあります。
これは同乗している"観客"に対しても同様。一番いい試合環境は、自分の座る前席に母親に
抱えられてこちらを向いている場合。母親は前方を向いていますので気付きません。あとは、
ベビーカーに入れられてセコンドがうたた寝をしている状況。基本的にこれ以外では勝負を
してはいけません。どうしても勝負したくなったら、初めから「バァ~」などと声を発して宣戦
布告した上で試合をスタートさせることが大事です。
実際の勝負では手ごわい相手もいます。ワタクシが苦手としているのは・・・
・じっと見つめるタイプの選手
・笑っているのか泣いているのか分からない選手
・途中で眠くなるのか戦意喪失している選手
このあたりでしょうか。また、効き目のある技としては・・・
・一瞬で「ニッ!」と笑い顔に変化させる秒殺系
・口をパクパクさせるなどのダイナミックなアクション系
などが挙げられます。
どんな勝負事でもそうですが、やはり負けると悔しいもの。勝つ為には「完膚なきまで徹底的に
笑わせる」自分の精神力も大事です。手をゆるめてはいけません。また、データからは自分が
凹んでいる時ほど勝負を挑みたくなる傾向にあるようです。最近バスに乗車する機会が減って
試合数が減少しているのが残念ですが(名勝負になるであろうこの大晦日の)『PRIDE 男祭り
小川VS吉田』の対決に匹敵するレベルの対戦を、ワタクシもいつの日か経験してみたいと思っ
ています。
そうそう、ワタクシ以外の人が真似するとは思えませんが、この種目には勝っても負けても
真摯な態度が重要ですのでご注意下さい。「やったぁ~!」とか「チッ!」とか試合終了時点で
余計な言葉を発しないように気をつけましょう。せっかくの二人だけの秘密の勝負をセコンドに
気づかれてはなりません。これが一番大事なところです。(笑)
同じ事をしたら小川だって、吉田だって簡単に負けるかもしれない。
でも、俺は負けないぞ~ッ!! これはこれでPRIDEをかけた戦いです。
・・・いや、そんな事は無い(笑)
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