遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・
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23日の日曜日、河田町にある小笠原伯爵邸で開かれた
部下(女子)の結婚式に出席しました。
当日は自分の娘の結婚式に向かうような感覚でおりました。(笑)
挙式~披露宴の各シーン(コーナー)に応じて
邸内の部屋を移動する設定。
フォーマル過ぎず、ホームウェディングのように
終始ほんのりした雰囲気に包まれていた。
新郎新婦の企画意図が窺えて、とても心地の良いパーティーでした。
そして週明けのこと。
出席した会社の同僚(5人)が撮った写真を集めて
スライドショーにまとめたのですが、
画像のチェック中にとても興味深い写真を見つけました。
私は新婦と一緒に仕事をするようになって4年になります。
日々、職場や酒の席で彼女の表情を目に入れているわけですが
この人生の大きなイベントでは、いつもとはまた違った表情が
見れるものだなぁと思いました。
それは後輩が撮ったものでしたが、
構図は至って普通、しかも、光量不足でピンも合っていないのに
何か良いのですよ。(笑)
おぉ、これ、Good!。この表情、初めて見るかも?
それは、ケーキカットの後、いわゆるファーストバイトで
新婦が新郎の口にケーキを運んでいるショットでした。
表情が自然というか、普通というか、正直というか、優しいというか、
警戒していないというか、気を許しているというか、
今までに見たことがない(と思える)笑顔。
要するに“素(す)”なんです。
・
これから二人で進む道は長い。
私は乾杯役だったので、挨拶の際に触れさせてもらったけれど、
夫婦って、二人で一つの人格を創っていくようなものだと思うのです。
その作業を毎日、毎日、計算せず無意識のうちに繰り返していく。
見えなかったモノがだんだんとお互いの体の中に積みあがっていき、
時間が経てば経つほど「質」が高まる。
いつか気づくと、不思議に一体化していて、
血のつながっている肉親以上に強固なユニットに変わっている。
上手く表現できないけど、そんな感じ?
笑う。
喜ぶ。
泣く。
怒る。
長く暮らしていれば、いいことばかりじゃない。
悪いこともあります。でも、だからこそ良い。
いろいろあるから「二人で一つの人格」が出来あがっていく。
それを形成できるかどうか?
大事なのは、どんな場面でも相方に対して、
常に“素”でいることなんだろうと思う。
“素”で笑う。
“素”で喜ぶ。
“素”で泣く。
“素”で怒る。
これをぐるぐると繰り返した先。
三十年後くらいから「人格」が出来上がってきて
本当に楽しくなってくるのではないでしょうか。
これ、個人的な実感です。(笑)
二人に幸せが多く訪れますように。
そう、そう。
当日、挨拶の頭で言い忘れてしまったような気がするので、
あらためて・・・
新郎新婦、本日はまことにおめでとうございます。(笑)
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