遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・
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先週、土曜日の夜のこと。
嫁いだ長女、二女と待ち合わせて
食事に出かけていたカミサンから電話が入った。
『食事終わった。もうすぐ帰るけど、メール見た?』
「見てないよ。どうしたの?」
『達也から面白いメールが届いてるよ』
で、メールを開封。
「大学生活」というタイトルのそのメールには、
昨日の試験で大学の全日程が終わり、
後は卒業式を残すのみです。
・・・ということ。
四年間大学に通わせてくれてありがとう。
・・・ということ。
家の手伝いもせず、お金だけ出してもらって申し訳ない。
これからは親孝行できるように頑張る。
・・・ということ。
まだ暫くはこの家で暮らすことになるが、
これからもよろしくお願いします。
・・・ということ。
これらが、短い文章で書かれていた。
ほぉ。(笑)
振り返ってみて自分は、
息子と同じ歳、学生生活を終えようかという時に、
親に対してどんなことを感じ、どう示していたんだろうか?
感謝の気持ちはあったけれど、極めて薄かった気がする。
実際、両親に向けて表現することもなかったのです。
当時、学費の一部を奨学金で充当していた。
もちろん卒業後に自ら返すわけですが、
そのちっぽけな金額に関わることで
自分は大きな勘違いをしていたように思う。
当然だが、入学金から始まる費用の大部分を負担していたのは
どんなことがあれ、親である。
そのことをきちんと認識せず、感謝を示せなかった自分は
親に対し、実に失礼な息子であったはずだ。
それに比べれば、31年後、こちらの息子は偉いなぁと思う。
自分よりは確実に出来が良い。(笑)
親としては、こちらの負担が実りとなって
充実した四年間を本人が過ごせたならば、それだけで良いのです。
だから、親孝行って言われてもなぁ。
倒れる寸前の老体ならともかく、
まだ、自分もカミサンも50代の駆け出しだし、ピンとこないね。(笑)
とは言え、ご丁寧にありがとうございます。
ま、とりあえず、
「食べ終わったら自分の食器は自分で洗う」
「脱いだ靴下は床に放置せず、洗濯機に入れる」
「チョコレートケーキを食べた時、床に落としたチョコチップは
かならず拾ってゴミ箱にいれる」
このへんから順番に始めてもらいたい。(笑)
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