遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・
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う~ん・・・。
通勤電車の中、
外の景色をぼんやり眺めながら頭を捻っているが
答に辿り着けない。
なかなか思い出せないのである。
昨日の朝のことです。
乗車の人波で押され、私は、とある中年女性に接近した立ち位置で
ポジションをとる格好になった。
ほぼ正対する関係で女性の顔が目の前に登場した。
その瞬間・・・
あれっ、この人、誰かに似ているなぁ。
そうだ、あの有名な占い師のおばさんだ。
・・・そう思った。
が、
ここから冒頭の状態に陥ったのです。
浮かんだはずの占い師のおばさんの名前が出てこない。
実はその前夜、カミサンと会話している時、
二軒隣の家の名前が出てこなかった。
それも二人して。(笑)
思い出したのは30分くらい後で、
その間、ずっとモヤモヤしていた。
カミサンは以前からそんな傾向にあったが、ついに自分まで・・・。
そう思った矢先のこと。
これって、老年期に特有のヤバイ兆候?
思い出せないとそれを認めるようで嫌だなぁ。
『下車するまでに絶対に思い出してやるッ!!』
そう決意して、ぼやっとした名前の読み音を頼りに
頭を捻り始めた訳です。結構真剣。(笑)
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たかぎちかこ(高樹千佳子)だったっかなぁ?
いや、違う。
めざましテレビのお天気キャスターだ。
なつきしずこ(夏樹静子)か?
違う。
推理小説家だよなぁ。
そうだ!
かさぎしづこ(笠置シヅ子)だ。
いや、いや、待てよ。
それって『東京ブギウギ』だろ。
「音」的には正解に近づいているような気もするが辿り着けない。
けれど、降車駅は近づいている。
ヒントが欲しくて女性の顔をもう一度見直したその時、
目が合って“キッ”と睨まれた感じがした。
これだッ!!
思い出した。
【ファイナルアンサー】 細木数子(ほそきかずこ)
ふぅ~っ。
気持ちよく下車。
セーフ!?
実行出来ないばかりか直ぐに忘れてしまうので、
一年の計!・・・的な目標を年頭に立てたことがない。
が、今年は新年も半月ほど進んだあたりで
「ここだけは気をつけてみようか?」
そう思い始めたことがある。
切っ掛けは買い物に出かけた駐車場でのことだった。
・
・
・
車内でカミサンを待っていたら 《ガツッ!》 と音がした。
買い物から戻った隣の車のドライバーが
ドアを大きく開けすぎて私の車にぶつけたのである。
(ちなみに私のクルマはホヤホヤの新車です)
ミラーが格納側に結構ずれたので、それなりのインパクトがあった。
そもそも自分の常識では、隣の車の位置を確かめずに
ドアを勢いよく開け放つこと自体信じられないのだが、
まぁ、それは良いとしよう。
ただ、
このようなことで嫌な思いをしなくて済むように、
意識的に車間を広く空けて駐車していた自分としては
どうしても穏やかではいられない。
自分の基準では許容を超えているのである。
隣人(車)の未必の不手際に備えて用意してあげたスペースを
無視された気になる。それほど無造作な行動だった。
瞬間的に私は “何やってんだよぉ” と内心で腹を立てたが、
それは自然な感情変化であった・・・と思う。
が、
その中年の男性が『すいません』と謝ってきたので、
「あぁ、いいよ」と返した。但し、気持ちよく・・・ではない。
自分はこの場面で笑顔と共に「あぁ、いいよ」と言えるほど
出来た人間ではないのです。
そんな応答の後、隣の車は発進した。
すると・・・
走り出した車が何故か止まり、ドライバーがドアを開けて降りてきた。
私のクルマの前で仁王立ちしてコチラを凝視している。
(いわゆるガン飛ばしですね・笑)
何?・・・と思ったら、車に近づいてきた。
唖然としたのはここからだった。
その中年男性は『何だ、あの態度は』とキレてきたのである。(爆)
自分が相手の立場なら、配慮無し、気遣い無しでぶつけた以上
不満げに「あぁ、いいよ」と返されたって当たり前に受け止めるだろう。
いくら謝ったところで悪いのは自分なのだから、
どんな向き方で返事されようとしょうがない。
攻撃されないだけマシだ。謝罪してさっさと退却した方が
無難と考えるはず。
でも、人間には色々なタイプがいる。
この程度のことは謝ればその時点でチャラだ。
一旦謝ったんだから素直に受け入れるのが当たり前だろう。
そう思う輩(やから)だったようだ。
面倒っくせぇヤツだなぁ、と思いつつ
幾つかの言葉を応酬した後、そいつは捨てぜりふを吐いて
車を発進させていった。
・
私は周囲の友人・知人・仲間から、
凡そ穏やかな人間として位置付けられているようだ。(多分)
それは顔の造作によるところが大きいと想像するが、
確かに攻撃的な性格ではないと思う。
だが、その実、極めて、とてつもなく短気である。
そして、それが表情に出やすい。
『顔にすぐ出ますね』と指摘されたことが何度もある。
この駐車場のやりとりでも、もしかしたら非のあるヤツでさえ
嫌悪するくらい相当険悪な顔をしていたのではなかろうか?(笑)
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・
そして、本題。
この時代、仮に相手が好戦的で危険な人物だとしたら
事件に巻き込まれる可能性だって十分ある。
そんな極端なケースでなくとも、対人コミュニケーション上で
自分が露骨に不遜な顔をさらした場合、相手は当然嫌な
気持ちになるだろう。余計な(不必要な)怒りを引き出し、
更に話をややこしくしてしまうかもしれない。
それは相手の “非” の有無に関係なく同じこと。
憤ったり、怒ったり、イラついたりすれば言葉を発せずとも
ストレートに顔に出る。これって、何も良いことないんじゃないか?
多少のことは目をつぶって自分が穏やかであった方が
周りも温和でいられるんじゃないか?
ピキッ!とくる沸点を下げ、
鷹揚(おうよう)に構えている方が良いんじゃないか?
あの駐車場の場面だって、クルマに轢かれそうになったワケでもなく、
ドアミラーが傷ついたワケでもない。
怪我を被ったり、生き死にに関わる事象でないならば
目の前のことは一度呑み込んで笑ってしまえ!
・・・ってなぐらいのことをふと思い始めた。(笑)
で、
先ずは “安易に腹を立てない” よう気をつけることを念頭に
早速「気質改造訓練」をスタートした。
でも、これがなかなか難しい。
日常の中ではなるべくフェーズ毎に自分の行動(短気ぶり)を
直ぐ振り返るようにしているのだが、
昨日で言えば、カミサン×1回と長女×2回、
それどころか犬の正吉にも腹を立てていた。(笑)
帰宅後数時間の、しかも、つまらないことでこの有り様です。
それと、通勤電車の中で他人の些細な気遣い不足などにも
イラッとしていたので、高頻度で腹を立てている自分にあらためて驚く。
ホントに沸点が低過ぎる。(笑)
五十歳をとうに超えたというのに、今さら気質の修正は可能なのだろうか?
険しいかもしれんなぁ・・・。
そこらじゅうの肉が緩んでるなぁ・・・。
気付いてはいた。でも、
「いつだって出来るのサ」
そうタカを括っていたのである。
しかし、自分を放置しているうちに身体はタイヘンな変化を遂げ
いつの間にやら自己史上二番目の体重を記録するに至った。(笑)
最大22キロの減量を含め、過去に何度かダイエットを
成功させていることで過信に・・・。
ちょいヤバイかも?
そう思ったのは数ヶ月前。
その時点で自分なりの減量法を再び始めたが
歳のせいか(代謝が悪くなっているようで)同じ方法では
もはや体重は落ちなくなっていた。
以前のイメージでは落ちてくる時期なのに、
実際の変化振りが少ないのである。
そうなると気が乗らず、結局、減量行動を止めてしまった。
丁度その頃、長女の挙式日程が決まった。
すると、カミサンがしきりに私の体型を指摘するようになった。
娘を心配するあまり・・・である。何故?
実は27年前・・・
カミサンはカテドラル大聖堂のバージンロードを
紋付羽織袴+雪駄姿の義父と腕を組んで入場したのである。
当時、義父はカミサンや義母、家族の猛反対を押し切って
その衣装を貫いたらしい。勿論、正装であるから問題は無い。
が、でも、しかし、そうは言っても
“異彩”という言葉はこういう状態を言うのだ!
そう確信できるほど確かに不釣合いな取り合わせだった。(笑)
義父はかなり立派な体格をしていたので、
カミサンには当時の父親の姿と現在の私がダブって見えるらしく、
・放っておくとモーニングよりも紋付の方が似合うことになる
・荘厳な教会で二代続けて“異彩”を放ちたくない
・娘をカワイソウな目に合わせたくない
花嫁のデブ父親 ⇒ モーニングが似合わない ⇒ 紋付羽織袴
そんな思考回路が出来上がっている。(笑)
ただ、衣装はともかく、この年齢で太っていて良いはずが無いのも確か。
それは分かっているのだ。
で、
良い機会だから、結婚式を目標に何とか減量することにした。
・・・続く。
早朝、吐く息が白い日もある11月になったというのに、
しっかり汗をかいています。
最寄の駅までは徒歩7~8分の道のり。
上着は着ません。抱えてシャツだけで歩いている。
それでも駅に着いた時には、もう首筋の汗を拭いているのです。
それも、ゴシゴシと。そして、いまだにタオルハンカチ。
更に、乗車前のホームでは相変わらずエクストラ・クールの
ボディペーパーを使う。
自分の周りだけ「夏」の雰囲気タップリです。(笑)
昨日、駅に向かう人波にダウンジャケットの女性を見つけた。
それも早過ぎだろう!?・・・とは思うが、客観的に見比べた場合
私の姿に違和感を感じる人の方が圧倒的に多いのではなかろうか。
時候的には恥ずかしく、かなり追い込まれてきました。(笑)
歳を重ねると、本来、代謝は悪くなるはずなのに
五十を超えてから却って良くなっているみたいです。
とは言え11月。さすがに発汗量は減ったし、汗が退くのも早い。
運動(=歩行)しない静止状態にある電車の中では、
ほとんど汗をかく事もなくなってきた・・・はずだった。
が、昨日の朝の通勤時のこと。
JRに乗り換えていつもの快速電車に乗った。
シャツだけということもあるが、車内では快適だったのです。
すると、一つ目の停車駅を出発したあとで車内放送が流れた。
自分はいつもと同じ10号車に乗車していました。
【本日、この電車の後ろから2両目の10号車は空調が壊れております】
『えッ!?』
アナウンスを聞いた瞬間、動揺した。
と、同時に身体が急激に活性化し始めたのです。
首の後ろ側では発汗し、汗が筋になって流れているのが分かる。
二つ目の駅を発車した頃には髪の毛のすそが湿ってきた。
アナウンスを聞いただけなのに、この変化ぶり。
私の身体って、一体どうなっているんだろうか?(笑)
昨日だって、
【本日、この電車の後ろから2両目の10号車は空調が壊れて
暖房が入らなくなっております】
こうアナウンスされたら、逆に、超爽やかになっていたはず。
「病は気から」とはよく言うが、「汗も気から」みたいです。
※ちなみに会社のデスクでは、扇風機がフル操業中。(11月6日調べ)
クルマを買い換えることにした。
カミサンの嫁入り持参品だった中古のシビックを皮切りに、
以降は新車を買い続け、今度が当家としては7台目です。
過去、概ね一回目の車検を終えた一年後には買い換えていた。
買い替え頻度は高いほうだろうと思う。
が、今のクルマには6年強乗っている。自分としては珍しい。
それは、今のクルマに全く不満が無かったこともあるけれど、
新しいモノを欲しがるキモチが以前に比べて失せたからなんだと思う。
実際、少し前までは、まだまだ乗り続けるつもりだったのです。
ところが、税の優遇措置と補助金にグラッときた。
次の車検代や査定価格の落ちを考えると、今、購入するのがベスト。
やっぱり相当にお得なんです。
補助金が枯渇する前に買っちゃおう、という気になった。
あの、トヨタのこども店長に負けてしまったのだ。(笑)
で、傾いた瞬間に昔の自分がよみがえってきた。
日常品を買うかの如く、チャチャッとクルマを購入するタイプです。
何軒も廻って値段を競い合わせたり、
何人もの営業と駆け引きする時間が勿体ない。
馴染みの営業を指して決め打ちした方が効率的。
それと、更に効率を上げるために、受注の落ち込む月の月末、
店長が首をタテに振らざるを得ない日を目掛けて行く。
見積りが出たら通常の値引き額以上に必ず乗っける。
目標としては、相場の最高値引き額に5万円超。
そして、グロスが出たところでキリの良い数字に更にまとめてもらう。
足りなければパーツを付けざるを得ないように誘導する。
これを笑顔の中で淡々と進める。
9月は半期の決算月。その反動で10月は受注が落ちる月です。
月末どん詰まり、31日の土曜日にディーラーに行き、
結局30分で決めてしまった。
ただ・・・
試乗もせず、ディーラーに置いてあるモデル車のシートにも
座らずじまいで決めたのは、さすがに初めて。
帰宅して報告したらカミサンが呆れていた。
この買い方ってヘンなのかしら?(笑)
『今日はクリームシチュー。でも、ご飯炊いてないのよ。
美味しいパンを買ってきたから、それで食べて。
ホントに美味しいパンだから!』
帰宅した私にカミサンがこう言う。
見るからに美味しそうなパンがテーブルの上にあった。
「あれ? あのさぁ、●●●●●は無いの?」
昔から、想像もつかない場所にモノをしまうのがカミサンの
特技です。時に、かなりイケル隠し方を披露してくれたりする。
・
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何らかの作業中、忙しさの余り、身に着けていたモノ、
使っていたモノを周辺に置きっぱなしにして、そのまま忘れて
しまうことがある。それは誰にでも起きることだが、大概は
想像のつき易い場所に置かれていることが多いと思う。
が、
カミサンの場合はちょっと異なる。
例えば、探しまくった挙句、丼と丼の間から腕時計が
出てきても決して驚かない。実際にあったし・・・。(笑)
要するに、無意識の内に他のモノと一緒にしてしまうのである。
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・
・
冒頭のセリフの後、今晩もモノ探しが始まった。
カミサンは遡って、頭の中で自分の動線を辿っているようだった。
冷蔵庫を皮切りに探索が始まる。
・食器戸棚の中
・米びつの中
・収納BOX
この辺までは並。ここからが本領発揮である。
・玄関
・脱衣所
・ゴミ箱の中
・カバンの中
・ソファに投げられたコートの下
・お祖母ちゃんの部屋
・サンルーム
凄い。
でも、ここまで探しても見つからない。
捜索場所のラインナップを眺める限り、
探しモノは指輪のようなモノか? という印象を持ちそうだが、
実は、今回の捜索品はマーガリンです。(笑)
マーガリンがカバンの中? ・・・普通は有りえないが、
カミサンの場合、実際に出てきても不思議ではない。
・
・
・
が、結局、見つからないようだ。
『まぁ、きっといつか出てくるから良いっか』
カミサンは、こう言う。
「ダメ、ダメ。ヘンなところに入って溶け出したりしたらキモチ悪いし
そもそも、俺が今、パンを食べられないでしょ。絶対に探せ!」
私が捜索継続を命ずると、
『あっ!? 香織が部屋にもっていったかもしれない』
そう言ってカミサンは娘と携帯でやり取りし始めた。
『冤罪だ』、ということらしいが、案の定、「何言ってるの?」と
返されて万策が尽きた様子。
私も待ってられないので、取りあえず酒のつまみを用意しようと
レンジの扉を開けた。
あれ!? おい、おい、おい。何、これ? ← Click!
マーガリンをそのまま容器ごと入れて、一体全体
カミサンは何をしようとしていたんだろうか? 興味深い。
本人はしきりに『ワタシじゃない。絶対に違う』と言うが、
言えば言うほど・・・
・・・滑稽。
& ちょっと心配。(笑)