このシーズン(24年1月期)では、
フジテレビで木曜夜10時に放映されている
『最後から二番目の恋』がお気に入り。
視聴率はそれほど宜しくないようですが、
ワタクシ的にはドンピシャの内容。
毎週、中井貴一と小泉今日子の変化振りに興味津々で、
物語の途中でありながら既に秀作の匂いを感じる。
前回、レストランで二人が言いたい放題やり合う場面があったが、
ラブコメ史上でも特筆される名シーンだったのではないでしょうか。
このドラマ、個人的評価ではラブコメの歴代ベスト3に入ります。
で、
過去、強く印象に残っている残りの2本。
その一つは、
■恋がしたい恋がしたい恋がしたい
「家政婦のミタ」の遊川和彦さんの脚本で、
主な出演者は、渡部篤郎、水野美紀、菅野美穂、及川光博、
山田孝之、岡江久美子、所ジョージ さん。
2001年7月期にTBSで放映されました。
ハプニングの頻発、あり得ないすれ違いのオンパレード。
でも、それが楽しい。
キャスティングがドンピシャで、水野美紀のファンとしては
絶対に外せない作品。
そして、もう一つは、
■雑居時代
「パパと呼ばないで」「池中玄太80キロ」などで有名な、
ホームドラマでは有数の脚本家である松木ひろしさんの作品。
主な出演者は、石立鉄男、大原麗子、杉田かおる、冨士眞奈美、
大坂志郎、川口晶、山口いづみ、川崎敬三 さん。
1973年10月期に日本テレビで放映されました。
当時のドラマは2クールが基本なので、全26話という長編。
もう、とにかく、大原麗子が可愛くて、可愛くて、大好きでした。
ラブコメディが成り立つ要素としては、
最終的に結ばれる男女がその過程で、
・ケンカを繰り返し
・大事な場面ですれ違い
・相手に好意を寄せる人物を気にするようになり
・ひょんなことで優しさに触れ
徐々にお互いの存在に気付いていく。
という、一定の法則があるように思います。
それが絶妙に嵌(はま)ると、
例え、フィクションでしかあり得ないシチュエーションが連続しようと、
日常では考えられない超偶然のエピソードが誇張されようと、
もっと言えば、最終的なオチどころが見えていたとしても、
・・・・充分に面白い。
分っている結末へ辿り着くまで、じりじりと焦(じ)らされる・・・。
その時間が長ければ長いほど楽しく見れる。
最近、木曜日の放映が待ち遠しくてしょうがなかったのだが、
加えて、2月に入ってからCSで『雑居時代』の再放送が始まった。
今は、『最後から二番目の恋』と併せ、私にとっては
毎週、秀作の豪華二本立て状況。
ラブコメ、楽し。
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