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Goro・とおく

遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・

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「北の国から」のこと

BSフジでドラマ「北の国から」の再放送が始まりました。
この先スペシャル編も放映されるでしょうが、
今は、毎週月曜日の22時から連続編(全24話)が流されていて、
現在、第三話まで回が進んでいます。
コアなファンでしか分らないと思いますが、
東京に逃げ出そうとした純が思い留まって麓郷に戻ったところです。(笑)
      *
ということで、この機にマニアとして触れないワケにはいきません。
      *
「北の国から」について個人的な思い入れを少し・・・。
今年は「北の国から」が放映されて30周年に当たります。
連続編は1981年10月~1982年3月に放送されました。
その後に続いたスペシャル編の8作を含めると、
シリーズ完結まで足掛け21年間放映されていた大長編です。
主人公の家族と他の主たる登場人物のキャスティングを
全く変えずにドラマを進めたことで、常に物語がリアル。
一貫して臨場感を保ち続けていたことが素晴らしい。
日本のテレビ史上でも特筆すべき番組の一つで、
正に名作ドラマだと思います。

1981年の秋、
私は就職して2年目で残業に明け暮れる毎日。
翌年4月に決まっていた結婚式を前に
プライベートでも結構ドタバタしていた時期でした。
そんな中で偶然第一話を目にしたように思います。
それが何回か見るうちに釘付けになり、
終いには夜10時に放送されるこのドラマが外せなくなりました。
当時は未だビデオが無く、オンタイムで視聴するしかなかったので
金曜日はとにかく必死に頑張って仕事を終わらせ、
開始時間に間に合うよう帰宅しました。
そして、毎週のように泣いていたのです。(笑)

ただ、このドラマに私が本当に嵌(はま)ったのは
スペシャル編の7作目、『98 時代』の頃です。
職場の部下に自称"純"なる「北の国から」マニアがいて、
酒の席でドラマの話題に花が咲いた時があり、そこで、
眠っていた引き出しの中身が一気にはじけてしまったのです。

それからは、
現地に行きたい気持ちが高じてロケ地巡りに励むようになり、
富良野を中心に上砂川、落石(根室)、帯広、羅臼、中標津など
北海道内各地に足を運びました。今でも北海道旅行を
常としているのですが、それは、その延長です。
息が詰まってちょっと落ち着きたいなぁ・・・と思った時は、
真っ先に富良野に向かいたくなります。

2002年のシリーズ終了後、何か形を残したくなり、
会社の仕事とは較べ物にならないくらい頑張って(笑)
2003年の7月に拙いホームページも立ち上げました。
その年の暮れに五夜連続でスペシャル編の再放送があった際は、
自分のお粗末なホームページにも最終日翌日には
1日で44,000人以上の訪問があり、このドラマの影響力に
あらためて驚かされたりもしました。

そんなこんなで、私はもう30年も「北の国から」に寄り添って
もらっているのですが、当然、思い入れを強くした理由があります。
上手く表現できませんが、それは、このドラマが自分のあり方や
家族との向き合い方を示唆してくれていたからです。

例えば、

  ・正直に謙虚に生きること
  ・無いものは自分で作ること
  ・無形の価値を背中で家族に伝えること  

であったりしますが、

これらは全て自分に欠けているものです。
黒板五郎はそれを強烈に教えてくれます。
だからこのドラマに傾倒しました。

      *

今週の月曜日、帰宅すると嫁いだ長女が遊びに来てい ました。
すると、娘が『●●(旦那の名前)が「北の国から」をちゃんと
見たいって言っているのよ』と、言うのです。

娘が父親のマニア振りを喧伝したせいなのか?
それとも婿殿自らが興味を持ったのか? 
その辺りは良く分らないが、どっちでも良い。
再放送が始まった時期にこのドラマに婿殿が興味を持ったこと、
その巡り合わせが微妙に嬉しい。

娘の家ではBSが見れないので、夜、婿殿が迎えに来た時に
早速DVD全12巻のBOXセットを貸してあげた。
返却時には「スペシャル編も貸してください」って、
きっと言ってくるだろう。

こうして、黒板五郎主義のDNAが受け継がれていくのです。(笑)

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無題

・マツーラさん

BSで宣伝されていたのに出遅れました。(笑)
これから注文します。
情報をありがとうございます。
閉店した「北時計」が期間限定でオープンしているようなので、
10月に行ってみようかと思っています。

獨白

この前、北海道に帰った時、「北の国から」ノーツと副題がついた倉本さんの本を買いました。内容はロケに関すること、その当時の心境など。知っている話が多かったですが、改めて「北」のすごさを魅せてもらった感じです。

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平光さんはクラシックギターの製作家として高名な一柳一雄氏に師事。独立され、現在は鉄弦(アコースティックギター)の世界に転じていらっしゃいます。私のような素人の下手っぴーがオーダーするなど失礼なことと思いましたが、快く引き受けてくださいました。

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