“ ゆとり教育 ” で育った人たちが会社員となって社会に出始めており、
朝のテレビで、それに関連する新聞記事を紹介していた。
彼らの特徴や傾向を解説していたのだが、
それを知ったところで特に役立つワケでもなし、
そもそも、“ ゆとり世代 ” なるものに興味も無いので、
出勤の身支度に忙しい私は真剣に見ていなかった。
朝のサラリーマンには “ ゆとり世代 ” よりも
画面の時刻表示の方が重要に決まっている。
が、ひとつ。
ある特徴だけ、印象的に聞きとめた。
どうやら、彼らは「コストパフォーマンス」を重視し、
お得感のある消費に敏感らしいのだ。
それを耳にして大いに納得してしまったのである。
『コスパ!? やっぱり!』
・
自分には子供が三人いるが、下の二人は “ ゆとり世代 ” にあたる。
そして長男は、今、正にテレビで解説されている対象の若者である。
その長男が小学校五年生の時、「自分が、大事だとか大切だとか
思うこと(もの)を色紙に表現しなさい」という国語の授業があった。
このお題に対し、普通の小学生なら 『両親』 とか 『友情』 とか 『平和』、
今だったら 『自然』 などと書くのだろう。
が、当時、長男が魂をもってしたためたのはコレである。
渾身の一筆。
“ ゆとり教育 ” は、正確には長男が中学生になってから始まっている。
が、本人はすでに五年生の時点で「コスパ重視」を主張していた。
文部省に先んじ、生活に直結した “ ゆとり教育 ” を
家庭内で施していたことの証明である。
・・・そんなワケない。(笑)
この色紙、家宝となっております。
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COMMENT
無題
当時、息子を褒めまくったことを思い出します(^^)
無題