遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
カミサンの保育園で連続発生していた事件が、
先週、めでたく解決したらしい。
事件とは・・・。
・
・
・
犯行現場は公共団地の一階にある保育園の壁脇。
植栽柵との間、およそ1メートル強程度の空きスペースの
奥まった人目につかないところ。
およそ半年ほど前から、朝方、ここにある種‘爆発物’とも言える
怪しげなモノが置かれるようになった。
複数の発見者の証言では、
この‘爆発物’は切れ目なく週に1~2回、
まるで測ったかのように定点に置かれていた。
遺留品は危険物とも言えず、
警察に通報することもできなかったことから、
止むを得ず保育園関係者が発生するたびに処理を施した。
その甲斐もあり、園児と保護者は危険な目に会うことなく
平穏に通園することができた。
一方、この半年の間、保育園職員の間では、
事件が起きるたびに犯人のプロファイリングを進めていた。
・Aさん
犯行現場を押さえられないってことは
私たちが出勤する前、かなり早い時間帯の犯行かしら?
・Bさん
多分、単独犯じゃないと思います。
・Cさん
そう。絶対にリーダーがいて、監視下に置いていたはずです。
・Dさん
犯行の実行ポイントが寸分もずれていないから、
行動パターンが規則的に出来上がっていますよね。
・Eさん
‘爆発物’の量から想定すると、かなり大柄な犯人だと思います。
このように、犯人像はかなり絞り込めていたが、
実行犯を特定できないまま時間だけが過ぎていった。
それどころか、保育園関係者を嘲笑うかのように
犯行は繰り返されていたのである。
が、
が・・・、
遂に先週、ある職員が現場を目撃し、事件の全貌が判明した。
・
・
・
これが事件のあらましだが、間単にまとめると・・・。
放置されていたのはかなり立派「ウ●チ」。
‘爆発物’の防犯処理にコーヒーの豆カスなどを散布して
対処したものの全て効き目無く、職員は毎度、
『また、やられた!』
『見て見ぬフリしてるなんて、何てマナーが悪いの!』
と、憤り、犯人探しに躍起になっていたそうだ。
職員は、その形状と落とし場所が固定されていることから
犯人を犬に特定し、
【あのスペースに侵入できて、且つ、あの量を落せる】
犬種を探り、
最終的にレトリバーと断定し、
被疑者(犬)を二頭に絞り込んで内偵を進めていたらしい。
その二頭の散歩現場を押さえ、目の前での現行犯逮捕を
目指していたのである。
ところが、驚いたことに、この二頭は無関係だった。
真犯人目撃の場面を再現してみると・・・。
・
・
朝、園舎の廊下を歩いていた職員が、何気なく壁側ドアの
窓に目をやると、ピンク色の小さな物が動いて見えたらしい。
あらっ、●●ちゃんだ!?
何であんなところにいるんだろう?
そう思った職員が窓越しに覗き込むと、
●●ちゃんがしゃがみこんでいて、こちらに向かって
ニコッと微笑んだそうです。
足元には、いつもの遺留品と同じ形状の「ウ●チ」が
落とされていたことから、その場で職務質問を執行。
すると、●●ちゃんは過去の事件についても
自分の仕業であることを素直に認めたことから、
厳重注意に留め、優しく指導して釈放。
対策本部管理官(園長ですね・笑)に報告して
めでたく一件落着となった。
・
・
●●ちゃんは、保育園が入った団地の同じ棟の上階に
自宅があり、母親が準備をしている間に、一人で降りてきて
そこで用を足していたのでしょう。
管理官は、保護者には事実を伝えたようですが、
「私も小さい頃は、外でしてましたね」 と、
お母さんは全く驚いた様子もなかったようです。
エッ!!!!
真犯人よりも、こっちのほうに驚愕。(笑)
COMMENT