早いですね、もう新年も6日になりました。今日はおせち料理の「伊達巻」について少し。
「伊達巻」とは、
・伊達政宗の好物だったことから伊達巻と呼ばれるようになったという説
・普通の卵焼きよりも味も見栄えも豪華なために、洒落て凝っている装いを意味する
「伊達もの」から伊達巻と呼ぶようになったという説
・女性用の和服に使われる伊達巻きに似ていることからこう呼ぶようになったという説
など諸説あるようです。いやいや、こんな事はどうでもよくて・・・
このお正月に我が家では伊達巻を4本食しましたが、半分以上は間違いなく私が食べました。
伊達巻はチビの頃から大好きで今に至っております。何で好きになったのかは良く覚えて
いません。おせちの中では割と派手目な色なのと甘かったせいかなぁ。美味しい玉子焼き
みたいな感じでとらえていたのかもしれない。ま、それはともかく・・・
「お願い私を巻いて!」と言いたくなるくらい大好きです。
だいたい、クリスマス明けに出回り始めると先ず2本購入して大晦日までの年内に食べて
しまう。(当然私が半分以上!)それで味を確かめて再度本来の正月用を買いに行きます。
だから正確に言うと二度買いしていて、本当は6本買いました。(笑)
かつては無駄な出費になるので文句を言っていた常識的なカミサンも、
「一年でこの時期しか食べられないんだからつまらない事言うんじゃねぇッ」
と、切れてしまう(子供のような)私の嗜好に諦めがついたようで、最近では6本購入が
毎年の決まり事となりました。(笑)
買う時には価格帯を変えて安い物から高い物まで幅をつけます。安い物でも意外と美味
しいのを発見出来るとかなり嬉しい。有名では無いメーカーの品物にこそ掘り出し物が
あります。その為にはスーパーも必ず何軒か見て廻ることも大事です。私が年末で一番
パワーをかけているのは「伊達巻探し」と言っても過言ではありません。
これだけ好きなので一年中売られていれば冷蔵庫に常備するのは間違いない。しかし、
通年で売っている物は伊達巻と呼ぶには全く情けないシロモノで、あれで満足する自分を
見たくない。何で365日売ってくれないんだろう・・・。冷し中華を夏以外の季節にお店で
食べることが出来ないのと同様、私にとっては残念なことのひとつです。
通算6本目の伊達巻も残り僅か。賞味期限は7日まで。あぁ、もう少しで伊達巻を
食べ切ってしまう。
”Gone with the Date-maki”
正月は伊達巻と共に去っていきます。次にお会いできるのはほぼ一年後ですね。
長くて寂しい・・・。
来年は7本買おう
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