遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・
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来週、カミサンがある研修に参加します。
勤務先の自治体が職員向けに開催するもので、
「ゲートキーパー養成研修」というタイトルです。
ゲートキーパーとは、
地域や職場で自殺のサインに気付き、見守りを行い、
専門相談機関による相談へつなぐ役割が期待される人材のこと。
・・・だそうです。
日本は自殺者大国と聞いたことがある。
Wikiで調べてみたら、自殺率は世界で四番目らしく
特に中高年の男性に多いことが分かった。
そういえば、
よく利用するスーパーの掲示板に
公共の悩み相談所のポスターが貼られていて、
最初に目にした時、『中高年の男性の方へ』という
キャッチコピーに見入ったことを思い出した。
その時は「何で、中高年?」って不思議に思ったんだけれども、
それは、自分には到底考えられないことだったから。
ピンとこなかったんです。
でも、そうは言っても、本来、人間は弱い。
『明』の空間にどっぷり浸かっていた人が、
何かの切っ掛けで『暗』の世界を覗いてしまうこともあるだろう。
思考する能力を授けられた生き物である以上、
どっちに転んだっておかしくない。
人間の精神構造は諸刃の剣。
こんな自分だって、突如、闇に足を踏み入れるかもしれないのです。
そんな時、意識してアンテナを張っている人間が近くにいてくれたら、
救ってもらえる可能性があるし、
逆の立場なら救ってあげられるかもしれない。
かつて、不幸なことになった知人がいた。
当時、自分はその人に近しい存在ではなかったし、
何も出来なかったけれど、
仮に密接な関係であったとしても、
前兆やサインを見過ごしていたかもしれない。
今後だって、そんな事態に出会いたくないのはもちろんだが、
誰もがゲートキーパーになっていれば、
有事の際に多少は役にたつだろう。
だからカミサンにはしっかり聴いてきてもらいたいし、
受講内容を私にも教えてもらいたいなぁ、と思います。
その「ゲートキーパー養成研修」の実施概要を読んでいたら、
今回は前年に続く二度目の開催とのこと。
案内文には昨年度の研修に触れている箇所があって、
前回の研修タイトルが目についた。
「自殺のない“生き心地の良い”●●●を目指して」
(*●●●は自治体名)
“生き心地の良い”
超ストレート。使わないよねぇ、普通は。(笑)
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