ワタクシは腰痛持ちのため、同じ姿勢が続くとかなり腰が辛い状態に陥ります。そして、こんな
状況になる場面はそこら中に転がっています。例えば、座りっぱなしのデスクワーク・長い会議・
通勤の電車乗車・立食のパーティー・弔事の参列・長時間の車の運転、などなど。生活の中の
ありとあらゆる場面で辛い姿勢をとっている訳です。特に背中を丸めた格好が良くないようで、
その点からはギターを練習している時は最悪かもしれません。
通常、ワタクシはTAB譜(ギター用の楽譜です)を目線より下に置いて練習しています。当然、
背中は丸まってくるので、長時間練習した後に立ち上がろうとすると、直ぐには動けません。
腰が固まってしまって一気に動くとギックリ腰にでもなりそうな、かなりヤバイ感じがする。
本当は単純なことで、これを防ぐには楽譜台を買えばいいのでしょうね。でも今まで全く気が
つかなんだ、っていうか本気で考えていなかった。(笑)
今、練習している岸部さんの曲に取り掛かる時、考えがあって楽譜集をスキャニングしました。
実は画像化して練習の都度気付いたポイントを書き込んで行くことにしたのです。左手の使う
指の確認や日毎の進み具合、忘れちゃいけないことや上手く弾けた時の要点。暫らく弾かずに
いると、時間が過ぎた時にきっと忘れそうな気がしたので試しにやってみたのですが、これが
自分には結構有効でした。要するに「練習ノート」みたいに書き留めていく感じです。
ワタクシ程度の腕前では、上手く弾くためにこの手の“おさらい情報”はとても重要なのです。(笑)
それと「ここで二日間足止めさせられた」とか、ひと通り終わった時に練習過程を振り返って
みるのも楽しいだろうと思う。
そんな具合に練習し始めてすぐ、そうやって眺めているデスクトップのモニターを見てそのまま
練習すればいいことに気が付いた。丁度目の高さに画面があって、楽譜がとても見易いのです。
何しろ背を伸ばした格好になるので長時間練習しても腰の負担が少ない。今はモニターと向かい
合って練習している。おまけにこれから老眼が始まったりすると、音符も大きくないと不便だろうし
その点、画像ならば拡大も自由。(笑)
ついでなので、いつでもどこでも見れるように自分専用のURLも作ってしまいました。これで
イメージトレーニングもバッチリです。ま、だからといって上手くなれる訳じゃぁないけれどね。(笑)
でも、でも
「練習のおさらい」「腰痛防止」「老眼への備え」
一挙三得! なのです。
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