遺言代わりに書き留めています。 自分と自分の周りのこと・・・
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息子が未だ小さかった頃、
将来、就いて欲しいなぁと思った職業が二つありました。
“寿司職人”と“整体術師”だったのですが、
それは勿論、「金を払わずに好きなだけ食べられる」し、
「凝ったらいつでも揉んでもらえる」から。
当時は、髪型を常に寿司職人風にカットしたり、
本人を洗脳する為にいろいろと工作した。
結構本気だったんです。(笑)
・・・って言うぐらい、お気楽な父親でした。
さて、
来年の四月入社に備えて長男と二女が就職活動中です。
前年度と同様、今年も就活の学生には厳しい状況。
生まれたタイミングの違いだけなのにホントに可哀想だと思う。
自分が就職活動をしたのは30年以上も前のこと。
時代も違うので比較は出来ないけれど、
今よりも随分とのんびりしていたように思う。
「有効求人倍率」なんて気にしたことない、
っていうか、そんな言葉は聞いたこともなかった。(笑)
反して、
長男はかなり周到に準備をして臨んでおります。
去年、二社で経験した企業インターンシップも、
募集の早い会社への足馴らし目的のエントリーも、
全て来るべき佳境に備えた練習の一貫らしい。
就職活動に関わる行動は全て計算されており、
緊迫感の欠片(かけら)もなく、流れに任せて会社を選択した
自分と比較すると、その真剣さには感心しきりデス。
自分には真似できません。
が、
その息子が最近弱気になっている。
結果が見えない中、幾つも会社を回るうちに疲れちゃった様子で
数日前、珍しく弱音を吐いていた。
・
・
・
玄関に並んでいた息子の就活用の黒い革靴。
これで随分歩いたんだろうと思う。
しっかり考え、備え、行動している人間には、
必ずや相応の良い結果が付いてきて欲しい。
靴底に出来た大きな穴を見つけて、そんなことを思いました。
応募していたフォトコンの事務局から連絡があって、
二つ提出したうちの一点が入選致しました。
市内にある海浜公園周辺を題材にした地元のフォトコンです。
東京湾内なので綺麗な海とは言えませんが、
海の生物や水鳥が生息する貴重な干潟があります。
浜に出来る風紋の造形が特に興味深くて、去年の年末から
何回か撮影に出向きました。
フォトコンの存在は最近になって知ったのですが、
今年で三回目の開催とのこと。
私は初めての応募でした。
というか、
興味をもって写真を撮り始めたのが今から二年前で、
紙焼き(プリント)で応募するコンテストへの参加自体、
自分自身初めてのこと。
今回、参加してみようと思った一番の動機は不純なもので、
・・・・・・・賞金です。(笑)
だって、一番の賞には五万円も出るのですよ。
写真の世界に詳しくないので勝手な想像になりますが、
フォトコンと呼ばれるものには二種類あるように思います。
一つは、「撮影技術」や「表現技法」「オリジナリティ」など、
アート性重視で写真愛好家が応募するコンテスト。
もう一つは、イベントや観光名所といった特定題材の啓蒙や、
その活性化を促進する目的で募集されるもの。
こちらは、幅広く誰でも参加できそうな写真コンテストでしょうか。
今回のコンテストは過去の入選作品を拝見する限り、
後者の類に思えました。
それゆえ、入選の目があるかもしれないと考えたのです。
しかも、厚かましいことに、
提出を決めた時から五万円しか眼中にありませんでした。(笑)
なので、『入選結果を伝えたく・・・』と始まった留守電の
メッセージを聴いた瞬間、「来い、五万円コース!」と気合を
入れる始末で・・・。厚顔の極みでございます。(汗)
が、そんな失礼な動機で応募した人間の思惑通りに
ことが運ぶほど世の中は甘くありません。
賞金はゼロの数が減って一桁小さくなっておりました。(笑)
結果は佳作。
でも、佳作だって立派な受賞です。
普通なら「やった~ッ!!!」となるところですが、
不遜にも五万円を狙っていた自分としては、
当初、残念に思う気持ちが先立ってしまったのです。
なんと言う身のほど知らずな人間でしょうか。(笑)
が、その後、何かジワジワッと嬉しくなってきました。
と、言うのも
コンテストの作品評価は水物です。
それは選者の感覚によるところが大きいからで、
どんな立派な作品でも選者が変われば駄作にしかなりません。
ある意味、マニアックな方に進んでしまう要素も生じるワケで、
選者がプロであればあるほどその差は大きくなるのではないでしょうか。
そうなると、芸術性だけを求めず、誰が見ても良いと感じる作品が
選ばれる(・・・であろう)、今回のようなフォトコンの評価の方が
至極正当ではないか? と、思えてきたのです。
今回のフォトコン、国交省の出先機関が提供した賞には
プロ写真家が選者に指定されていましたが、
それ以外の賞は主催者(一般の方)が選んだものです。
普通に『良いなぁ、これ・・・』って感じで選んでもらえた気がして、
嬉しくなってきたというわけです。
遅ればせながら、「やった~ッ!」というキモチが湧いて参りました。(笑)
ちなみに、今回応募したのは以下の二点。①が入選した写真です。
① 穏やかな瀬に佇む ② 風紋の瀬を駆ける少年たち
興味ありましたら、Click してご覧になってみて下さい。
平光さんのHPが久し振りに更新され、
私のギターの製作過程がアップされていました。
今回の工程は「フレット打ち」と「マスキング」「塗装」。
・フレット打ち
指板に刻んだ溝にフレットを打ちこんでいる写真ですが、
ボディと合体してからフレット打ちされるんですね。
フレットが先に指板にセットされ、それからボディにくっつくのだろうと
想像していましたが、違ってました。
HPでは、『指板のそり具合にも関係する緻密で重要な行程』と
紹介されています。
平光さんのギターの特徴である“トーションネック”に
関わるからでしょうか、単純に打ち込むだけでは済まされない
作業のようです。
以前ご紹介しましたが、指板下端には愛犬である
“正吉”をモチーフにした改良版のインレイが収まっているはず。
ただ、平光さん的には『ヒ・ミ・ツ』にしておきたいらしく、
モザイクが掛けられています。(笑)
どんな仕上がりなんだろうか?
隠されていると余計に楽しみが増しますね。
・マスキングと塗装
ボディ塗装には非塗装部分のマスキングが必要。
きっちり塗装するにはマスク作りにも精度が
要求されるのではないでしょうか。
マスクをするために先ずブリッジの位置を決めます。
(ちなみにこのギターのスケールは646㎜)
そして、いよいよラッカー塗装に入ります。
ブリッジの接着部分と指板にマスクを施された、
私の可愛い娘がぶら下がっております。
塗装~定着~塗装~定着・・・これを何度も繰り返します。
平光さんは『早くマスクを剥がしたい!』と表現されていましたが、
私も『早く剥がして!』というキモチになってきました。
う~ん、待ち遠しい。
う~ん・・・。
通勤電車の中、
外の景色をぼんやり眺めながら頭を捻っているが
答に辿り着けない。
なかなか思い出せないのである。
昨日の朝のことです。
乗車の人波で押され、私は、とある中年女性に接近した立ち位置で
ポジションをとる格好になった。
ほぼ正対する関係で女性の顔が目の前に登場した。
その瞬間・・・
あれっ、この人、誰かに似ているなぁ。
そうだ、あの有名な占い師のおばさんだ。
・・・そう思った。
が、
ここから冒頭の状態に陥ったのです。
浮かんだはずの占い師のおばさんの名前が出てこない。
実はその前夜、カミサンと会話している時、
二軒隣の家の名前が出てこなかった。
それも二人して。(笑)
思い出したのは30分くらい後で、
その間、ずっとモヤモヤしていた。
カミサンは以前からそんな傾向にあったが、ついに自分まで・・・。
そう思った矢先のこと。
これって、老年期に特有のヤバイ兆候?
思い出せないとそれを認めるようで嫌だなぁ。
『下車するまでに絶対に思い出してやるッ!!』
そう決意して、ぼやっとした名前の読み音を頼りに
頭を捻り始めた訳です。結構真剣。(笑)
・
・
・
たかぎちかこ(高樹千佳子)だったっかなぁ?
いや、違う。
めざましテレビのお天気キャスターだ。
なつきしずこ(夏樹静子)か?
違う。
推理小説家だよなぁ。
そうだ!
かさぎしづこ(笠置シヅ子)だ。
いや、いや、待てよ。
それって『東京ブギウギ』だろ。
「音」的には正解に近づいているような気もするが辿り着けない。
けれど、降車駅は近づいている。
ヒントが欲しくて女性の顔をもう一度見直したその時、
目が合って“キッ”と睨まれた感じがした。
これだッ!!
思い出した。
【ファイナルアンサー】 細木数子(ほそきかずこ)
ふぅ~っ。
気持ちよく下車。
セーフ!?
暫くお伝えしていなかったMYギターの製作近況について。
緻密な木工品のギターにとって「材」の伸縮は命取り。
だから、ギターの製作は高湿度の時期を避けるのが
一般的であると、マイミクmyoさんから伺ったことがあります。
今の乾燥期、ルシアー(ギター製作家)の方々は作業場で
奮闘を極めているのではないでしょうか。
私が依頼している平光さんもご多忙だったんだろうと思います。
HPの更新が11月1日でずっと止まっておりました。(笑)
もともと平光さんにはゆっくり作って頂こうと考えていて、
こちらから細かな状況を問い合わせたりはしておりませんでした。
が、気が付いたら三ヶ月近く未接触。(笑)
離れた場所で暮らす胎児(?)の近況を知りたくなり、
久し振りに連絡してみました。
作業は順調に進んでいるようです。
ボディとネックは既に合体しており、
今週中には指板にフレット打ちが施される予定。
懸念されていた正吉のインレイ(前回ご紹介した飾り細工)は、
昨日、メデタク嵌め込まれたとのこと。
追ってギター各部の画像も送って頂けるようですが、
先にブリッジピンの写真だけ届きました。
こんな感じです。
文字を入れたこのブリッジピンは「イニシャルピン」と呼ばれ、
平光さんのオリジナルで、『実用新案』の部品と伺っています。
ももさん(丸山ももたろうさん)のギターを見て気に入り、
私のギターにも装着をお願いしましたが、
“ももたろうスペシャル” のピンとは少し書体を変えられたようです。
段々と誕生が近づいております。
楽しみ、楽しみ!
毎日通勤で乗車する朝の満員電車。
それはもう、かなり過酷な環境。
寄せる人波の物理的なエネルギーを受け止めたり、
不快な口臭や、大音量のインナーフォンから漏れてくる
鬱陶しいシャカシャカ音に晒(さら)される。
逃げるスペースなど無いので我慢するしかない。
一日のはじまりとしては険しい空間です。
が、
それ故にちょっとしたこと、
特に興味深いキャラに出遭ったりするとキモチがほころぶこともある。
今朝、そんな場面があった。
通常、満員電車の中で普通に会話を交わす人は少ないだろう。
でも、普段、通勤時間帯に電車を利用しない人にとっては別。
特に、二人以上の連れで乗車してくる若者やおばさんは
自分たちだけの世界に入りやすい。
周囲に全く馴染まない、生活感溢れる会話が延々と続く。
それと、悪気はないのだが、乗車マナーに疎(うと)いというか
会話であれば声量、カバンであれば持ち方、置き方など
気遣いの機転が利かないのも特徴。
今朝遭遇したのは、若者の二人連れです。
片方の人物は会話の内容から推察すると鉄道ヲタクくん。
メガネを掛けていたことで、外見上もバッチリとキャラが立っていた。
面白そう。暫しの間、彼を観察です。(笑)
まず、マナー。
だらしなくグジャっと広がる大きなバッグをドア付近にデンと置いている。
ところてん式に後ろから押された私は、そこで足の逃げ場を失った。
こういう時、私は必ずバッグを意識的に踏むようにしている。
今日もそうした。(笑)
鉄ヲタクくんも一応、バッグは気になっているようだった。
が、その観点が常人とずれているのだ。
『ヤバくね。次も開くドアはこっちだよ。
降りる駅じゃバッグの中身、メチャメチャになってんじゃね。
アッ!!! そんなことないか。
●●駅からはずっと反対側だからOKだ! やったぁ!』
って言うか、「やったぁ!」って、何か良いことあった?(笑)
ちなみに頭上の網棚、目一杯空いてるし・・・。
しかも俺、まだ君のバッグしっかり踏んでるけど・・・。
次に会話。
満員でみんなが息をつめている中、ヲタクくんの大きな声だけが
聞こえてくる。
まず、相方が向かう目的地までの経路を教え始めた。
が、一方的で不要な情報ばかり。
且つ、ルートパターンが多過ぎて、相方が混乱していることに
本人は全く気づいていない。
結局、相方は、ヲタクくん曰く・・・超カッコ良い(らしい)
“臨海高速鉄道” 経由を強く勧められて、
どう考えても遠回りになる経路を選んだようだった。(笑)
ひとしきり乗り換え経路の説明が終わったと思ったら、
今度は「携帯メール」に話題が変わった。
携帯を買い換えた去年の四月以来の交信履歴を披露している。
『●●が三位、●●が二位、交信1,400回が一番多いんだけど、
誰だと思う? ジャジャーン♪ お前、お前! 凄いッ!!』
って言うか、「凄いッ!」って何が凄い?(笑)
それ以前に、1,400回もやりとりしていたら相手も分かってるでしょ。
しかも、俺、すでに君のバッグを引きずってるし・・・。
途切れなく喋るヲタクくん。
会話のネタは尽きない。
メールの話題にリンクして、
今度は “カノジョ” にまつわる話が始まった。
どうやら現在、ヲタクくんに “カノジョ” はいないらしい。
そして、ヲタクくんは “カノジョ” Get! に向かう際の
自分のスタイルを話し始めた。
沈黙の車内で空気が変わり、何人かの聞き耳が立ったように見えた。
私のキモチがほころぶのはこんな瞬間だ。(笑)
『俺ってさぁ、奥手(おくて)なんだよね』
「何言ってんだよ。そんなことないじゃん」と相方が突っ込んだ。
『アッ!なぁ~んだ、知ってたのかぁ。
そう、俺、玉砕型なんだよ。玉砕! 玉砕!』
って言うか、何で急に真逆タイプに変化できる?(笑)
そもそも相方は「玉砕型」って言ってないし・・・。
そして、この時周囲で反応があった。
「玉砕型」と聞くにつけ、誰もが彼の人間そのものに興味が湧き
実体が見たくなったのだろうか、
先ほど耳を立てていた乗客の頭がヲタクくんの顔の見える方に
一斉に動いたように感じた。
が、留まった時間はわずか。
チラ見で確認を終えた皆さんの顔の向きは、
瞬間的に、一斉に、示し合わせたように元の位置にサッと戻り、
【お前、玉砕以前だろッ!】
【出直して来い!】
【一生無理だろうなぁ・・・】
・・・そんな吹き出しが各自の頭上に飛び交った。(笑)
乗り換え駅に着き、遠回りになる相方を残して
ヲタクくんは何故かニコニコしながら下車していった。
だが、混雑で見えない足下で何があったのか彼はまだ知らない。
私の足はバッグの中の何かを確実に踏み潰していた。
感触的には、多分、おにぎりが玉砕したんだと思う。
ごめん、ヲタクくん。
実行出来ないばかりか直ぐに忘れてしまうので、
一年の計!・・・的な目標を年頭に立てたことがない。
が、今年は新年も半月ほど進んだあたりで
「ここだけは気をつけてみようか?」
そう思い始めたことがある。
切っ掛けは買い物に出かけた駐車場でのことだった。
・
・
・
車内でカミサンを待っていたら 《ガツッ!》 と音がした。
買い物から戻った隣の車のドライバーが
ドアを大きく開けすぎて私の車にぶつけたのである。
(ちなみに私のクルマはホヤホヤの新車です)
ミラーが格納側に結構ずれたので、それなりのインパクトがあった。
そもそも自分の常識では、隣の車の位置を確かめずに
ドアを勢いよく開け放つこと自体信じられないのだが、
まぁ、それは良いとしよう。
ただ、
このようなことで嫌な思いをしなくて済むように、
意識的に車間を広く空けて駐車していた自分としては
どうしても穏やかではいられない。
自分の基準では許容を超えているのである。
隣人(車)の未必の不手際に備えて用意してあげたスペースを
無視された気になる。それほど無造作な行動だった。
瞬間的に私は “何やってんだよぉ” と内心で腹を立てたが、
それは自然な感情変化であった・・・と思う。
が、
その中年の男性が『すいません』と謝ってきたので、
「あぁ、いいよ」と返した。但し、気持ちよく・・・ではない。
自分はこの場面で笑顔と共に「あぁ、いいよ」と言えるほど
出来た人間ではないのです。
そんな応答の後、隣の車は発進した。
すると・・・
走り出した車が何故か止まり、ドライバーがドアを開けて降りてきた。
私のクルマの前で仁王立ちしてコチラを凝視している。
(いわゆるガン飛ばしですね・笑)
何?・・・と思ったら、車に近づいてきた。
唖然としたのはここからだった。
その中年男性は『何だ、あの態度は』とキレてきたのである。(爆)
自分が相手の立場なら、配慮無し、気遣い無しでぶつけた以上
不満げに「あぁ、いいよ」と返されたって当たり前に受け止めるだろう。
いくら謝ったところで悪いのは自分なのだから、
どんな向き方で返事されようとしょうがない。
攻撃されないだけマシだ。謝罪してさっさと退却した方が
無難と考えるはず。
でも、人間には色々なタイプがいる。
この程度のことは謝ればその時点でチャラだ。
一旦謝ったんだから素直に受け入れるのが当たり前だろう。
そう思う輩(やから)だったようだ。
面倒っくせぇヤツだなぁ、と思いつつ
幾つかの言葉を応酬した後、そいつは捨てぜりふを吐いて
車を発進させていった。
・
私は周囲の友人・知人・仲間から、
凡そ穏やかな人間として位置付けられているようだ。(多分)
それは顔の造作によるところが大きいと想像するが、
確かに攻撃的な性格ではないと思う。
だが、その実、極めて、とてつもなく短気である。
そして、それが表情に出やすい。
『顔にすぐ出ますね』と指摘されたことが何度もある。
この駐車場のやりとりでも、もしかしたら非のあるヤツでさえ
嫌悪するくらい相当険悪な顔をしていたのではなかろうか?(笑)
・
・
・
そして、本題。
この時代、仮に相手が好戦的で危険な人物だとしたら
事件に巻き込まれる可能性だって十分ある。
そんな極端なケースでなくとも、対人コミュニケーション上で
自分が露骨に不遜な顔をさらした場合、相手は当然嫌な
気持ちになるだろう。余計な(不必要な)怒りを引き出し、
更に話をややこしくしてしまうかもしれない。
それは相手の “非” の有無に関係なく同じこと。
憤ったり、怒ったり、イラついたりすれば言葉を発せずとも
ストレートに顔に出る。これって、何も良いことないんじゃないか?
多少のことは目をつぶって自分が穏やかであった方が
周りも温和でいられるんじゃないか?
ピキッ!とくる沸点を下げ、
鷹揚(おうよう)に構えている方が良いんじゃないか?
あの駐車場の場面だって、クルマに轢かれそうになったワケでもなく、
ドアミラーが傷ついたワケでもない。
怪我を被ったり、生き死にに関わる事象でないならば
目の前のことは一度呑み込んで笑ってしまえ!
・・・ってなぐらいのことをふと思い始めた。(笑)
で、
先ずは “安易に腹を立てない” よう気をつけることを念頭に
早速「気質改造訓練」をスタートした。
でも、これがなかなか難しい。
日常の中ではなるべくフェーズ毎に自分の行動(短気ぶり)を
直ぐ振り返るようにしているのだが、
昨日で言えば、カミサン×1回と長女×2回、
それどころか犬の正吉にも腹を立てていた。(笑)
帰宅後数時間の、しかも、つまらないことでこの有り様です。
それと、通勤電車の中で他人の些細な気遣い不足などにも
イラッとしていたので、高頻度で腹を立てている自分にあらためて驚く。
ホントに沸点が低過ぎる。(笑)
五十歳をとうに超えたというのに、今さら気質の修正は可能なのだろうか?
険しいかもしれんなぁ・・・。