二泊で北海道に行ってきた。このところ旅行と言えば北海道。
もう何回足を運んだのか? その回数を思い出すのも難しくなっているぐらい
行っている。もともとドラマ「北の国から」が大好きで、単純にそれが北海道に
旅行するようになった始まり。必然的に、向かう先はロケの行われた富良野
周辺や羅臼(知床)が多く、今回も富良野には自分に課した“ルール”として
寄った。(笑)
今年はカミサンと休みが合わず、本当は三泊したかったけれどやむを得ず
二泊に。それで、移動を減らし、ゆっくり楽しむことにして旅程を計画してみた。
こんなルートです。
■IN■とかち帯広空港~帯広周辺~然別湖(泊)~富良野・美瑛~
白金温泉(泊)~美瑛・旭山動物園~旭川空港■OUT■
珍しくレンタカーの走行距離が500キロにも届かなかった。(笑)
初日に宿泊した然別湖は24年前に新婚旅行で泊まった場所です。
当時、どうしても日高の牧場巡りをしたかった自分の願望があり、海外を
希望していたカミサンを説き伏せて10日間北海道を回った。その三泊目が
然別湖でした。そこを選んだのはプランを作っている時に偶然目にした
新聞の記事が切っ掛けだった。そこには
満天の星が湖面に映る神秘の湖
と書かれていたのです。「こりゃ凄っげぇ」そう思って日程に組み込んだ。
自分の希望だけで新婚旅行を終わらせる訳にはいかないので、カミサンには
綺麗なモノを見せてあげようと思ったのである。
然別湖はそこに宿が二軒しかない静かな場所で確かに神秘的な湖。
楽しみにして現地に着いた。ところがビックリ。4月の末ではまだ湖面が氷結
している状況。そこには星が映るどころか湖面も拝めない風景が広がって
いたのです。(笑)
そのことがあったので(最近北海道に頻繁に行き始めてからは)絶対に
リベンジしてやろうと考えていたのです。がしかし、日頃の行い悪し・・・。
夕方から雨が降ってきて今回も星は観れずじまい。
トホホ。ホントについてません。(笑) 星は次回にまたお預けです。
翌朝、窓から入ってくる光で目が覚めた。とっても綺麗だったので思わず
カミサンを起こした。
来たことが無駄にならなくて良かった。(笑)
自分は意外と新婚旅行当時のことを鮮明に覚えていて、前日宿に向かう途中に
景色を観ながら
「この先に白樺の林が続いていたよなぁ」
と言うと、カミサンは
「そうだった?全然覚えてない」
と仰られる。
「湖の前にあのボードがまだあったら同じ場所でまた写真撮ろうよ」
こう続けると、カミサンは
「何だっけそれ?」
と返される。
「俺は昨日のことのように覚えているっていうのに最低だねお前は。
思い出の地だよ、ここは」
そう言うと、カミサンは
「貴方は家のことを何もしないからそういうことだけは覚えていられるのよ」
まぁ、都合の良いロマンチストに対する指摘としては正しい捉え方かも
しれん。(笑)
なぁ~んにも変わっていないようにも思うし、いろいろあったようにも思う。
どちらにしても、こうやってほぼ四半世紀後、同じ場所に仲良く立って
いられるのは嬉しいことですね。
続く・・・
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