合唱ってシンプルだけど楽しい。高校の時は学内で合唱祭があって
その時期は混声四部で一生懸命練習しました。素人でもハーモニーが
合った時は感動しますものね。
日曜日の午後、NHKテレビで全国学校音楽コンクールの放映がありました。
今年で72回目を迎える歴史ある合唱コンクールです。
今回は小学校の部の全国コンクール。各地の予選を勝ち抜いてきた
小学校が課題曲と自由曲を合唱して競います。
全国大会までは行けませんでしたが、私の長女も小学生の
時に合唱部に入っていて、当然このコンクールにも参加していたので
(毎年気になっていて)見れる時は必ずチェックしてます。
で、これがなかなか泣かせる番組になっているのですよ。(笑)
まず演奏。素人の私にはどの学校も上手くて差は感じられません。
みんなホントに凄い!小学生が一生懸命歌う姿に「感動」し、
技術の高さに「感嘆」し、ここまで高めてきたプロセスに「感服」します。
この子達は練習に明け暮れて一年間頑張ってきたのだと思うだけで
まず一回目の"泣き"が入ります。
そして発表の時・・・。これが見てられません。
発表をドキドキしながら待つ子供たち。いざ発表が始まり
(みんな金賞を目標にしている訳なので)銅賞の発表を聞いて複雑な
表情を見せる学校。片や銅賞で満面の笑みを浮かべる学校。
そして銀賞を経て金賞の発表に。金賞は学校名を読み上げるのではなく
該当校の自由曲の演奏音源を流します。音が流れ出すまでの沈黙の時間
・・・すごい臨場感です。
受賞が判明して泣き出す子供たち。ここで二回目の"泣き"が。
かなり涙が出ます。なんでだろ?
今までの苦労を最高の形で手にした達成感や、仲間との連帯感。
一緒に練習してた訳じゃないのに、それが彼らの表情から容易に
読み取れるからなのだと思います。それと彼らの親の気持ちにも
入り込んでる気がします。ヴァーチャルで歓びに参加させて
もらってるって感じかもしれません。
これが中学校→高校と変わるごとに感動の温度が下がってきます。
やっぱり、オジさんは小学生レベルまで遡らないと"純"な気持ちに
なれないってこと?。(笑)
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